「今年が大事!」オリックス・吉田正、フル出場なるか?成績を大予想!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

2/11に「アメトーーク」で「今年が大事芸人2018」という企画が放送され、昨年のM-1チャンピオンの「とろサーモン」や、キングオブコントで優勝した「かまいたち」などが出演しました。

2018年のプロ野球界にも「今年が大事!」な選手が何人かいます。「とろサーモン」や「かまいたち」のように昨年ブレイクし、期待と不安を胸に開幕を迎えようとしている若手選手たちです。

当ブログでは、そんな「今年が大事!」な選手の第1弾として宮崎敏郎(DeNA)、第2弾として薮田和樹(広島)、第3弾として京田陽太(中日)と源田壮亮(西武)を取り上げてきました。

関連記事:「今年が大事!」DeNA・宮崎、2年連続首位打者も?成績を大予想!
関連記事:「今年が大事!」広島・薮田、ジンクスを打ち破るか?成績を大予想!
関連記事:「今年が大事!」昨年の新人王、中日・京田と西武・源田の2年目は…

今回は「今年が大事!」な選手の第4弾として、昨年腰の故障で前半戦を棒に振りながらも、新人から2年連続の2ケタ本塁打(12本)を記録した吉田正尚(オリックス)を取り上げたいと思います。

スポンサードリンク

「やべーやつ」と呼ばれた吉田正の2年目

吉田正は2015年、ドラフト1位で青山学院大学からオリックスに入団。

1年目の2016年は「一番・指名打者」として開幕スタメンに名を連ね、5打数2安打。新人として最長タイとなる開幕戦から6試合連続安打を記録するなど順調なデビューを果たします。

ところが外野の守備に就けないほどの腰痛が発症。4/24に一軍登録抹消となってしまいました。

長いリハビリを経て8月に一軍再登録された吉田正は、復帰6試合目となる8/18の日本ハム戦でプロ初本塁打を放つと勢いに乗り、そのままシーズン終了までに10本塁打を記録しました。

2016年の吉田正の成績はこちら。

.290(231-67)10本 34打点 26四死球 OPS.854

新人王こそなりませんでしたが、63試合で10本塁打。1年目としては十分すぎるほどの好成績です。

そして昨年は、前年FAで阪神に移籍した糸井嘉男の穴を埋める活躍を期待されましたが、オープン戦の終盤に腰痛が再発。1年目に続いてまたも長期離脱を余儀なくされてしまいました。

しかし7月に初めて一軍登録された吉田正は、前年同様シーズン終了まで猛打を発揮。前年とほぼ同じ64試合の出場で12本塁打を記録しました。昨年の吉田正の成績はこちら。

.311(228-71)12本 38打点 39四死球 OPS.928

打率が3割を超え、本塁打、打点ともに前年より増えました。特に素晴らしいのは出塁率で、2016年は.360でしたが昨年はさらに上昇して.410を記録。

以前当ブログでも取り上げましたが、ネット上などでは293打席で23本塁打を記録した山川穂高(西武)とともに「やべーやつ」と呼ばれました。

関連記事:西武・山川とオリックス・吉田正は今季で「やべーやつ」を卒業せよ!

ところで、吉田正が記録した「新人から2年連続2ケタ本塁打」。過去の達成者たちがなかなかの「やべーやつ」揃いなのはご存じでしょうか。

「新人から2年連続2ケタ本塁打」Part.1

一昨年までの過去30年間(1987~2016年)で、「新人から2年連続2ケタ本塁打」を記録した打者の1、2年目の成績と通算成績、そして獲得タイトルをご紹介します。

大豊泰昭(中日)

1989  .233 14本 36打点 OPS.745
1990  .274 20本 48打点 OPS.889
Total  .266(4097-1089)277本 722打点
1年目は主に七番打者として14本塁打。長打力の片鱗は見せたものの、353打席で86三振とまだまだ粗削りでした。2年目打席数は減りましたが初の20本塁打を記録しました。1994年に本塁打王獲得。

石井浩郎(近鉄)
1990  .300 22本 46打点 OPS1.015
1991  .290 21本
 55打点 OPS*.903
Total  .289(3091-894)162本 536打点

ドラフト時から患っていたという肝炎の影響で前半戦は出遅れながらも、1年目は86試合で22本塁打。2年目も故障で96試合の出場にとどまりましたが、21本塁打を記録しました。1994年に打点王獲得。

松井秀喜(巨人)
1993  .223 11本 27打点 OPS.747
1994  .294 20本
66打点 OPS.843
Total  .293(9014-2643)507本 1649打点

高卒新人だった1年目にいきなり11本塁打と長打力を発揮すると、2年目には不動の三番打者として20本塁打。チームの日本一に貢献しました。その後首位打者1回、本塁打王3回、打点王3回を獲得。

清水隆行(巨人)
1996  .293 11本 38打点 OPS.821
1997  .304 12本 36打点 OPS.806
Total  .289(4942-1428)131本 488打点
同期入団で新人王を受賞した仁志敏久とともに1年目から活躍。11本塁打を記録しました。2年目はさらに成績を上げ、初の規定打席到達でチーム唯一の3割打者となりました。2002年に最多安打獲得。

高橋由伸(巨人)
1998  .300 19本 75打点 OPS.852
1999  .315 34本 98打点 OPS.966
Total  .291(6028-1753)321本 986打点
1年目にセ・リーグの新人では長嶋茂雄(元巨人)以来の打率3割で19本塁打を記録するも、新人王は逃しました。2年目も好調で本塁打王を狙える位置にいましたが、終盤ケガで離脱してしまいました。

スポンサードリンク

「新人から2年連続2ケタ本塁打」Part.2

二岡智宏(巨人)
1999  .289 18本 51打点 OPS.794
2000  .265 10本 32打点 OPS.724
Total  .282(4666-1314)173本 622打点
1年目は打率.289、18本塁打の好成績でしたが、新人王は同期入団で20勝を挙げた上原浩治が受賞。2年目は故障に苦しんだものの、優勝を決めるサヨナラ本塁打を打つなど10本塁打を記録しました。

福留孝介(中日)
1999  .284 16本 52打点 OPS.810
2000  .253 13本 42打点 OPS.796
Total  .285(7694-2190)298本 1121打点

1年目は遊撃手としての守備に課題を残しながらも、打率.284、16本塁打の好成績でした。2年目は後半から三塁手に転向。13本塁打を記録するも成績は下がりました。2002、2006年に首位打者獲得。

阿部慎之助(巨人)
2001  .225 13本 44打点 OPS.666
2002  .298 18本 73打点 OPS.854
Total  .284(7158-2036)388本 1212打点
村田真一に変わる正捕手として1年目から127試合に出場し13本塁打。2年目は初の規定打席到達で打率.298、18本塁打。サヨナラ安打4本と勝負強さを発揮しました。2012年に首位打者、打点王獲得。

村田修一(横浜)
2003  .224 25本 56打点 OPS.788
2004  .242 15本 38打点 OPS.758
Total  .269(6925-1865)360本 1123打点

1年目は前半は二塁手、後半は三塁手としてレギュラーに定着。新人歴代6位の25本塁打を記録しました。2年目は本職の三塁手として起用されるも成績は下がりました。2007、2008年に本塁打王獲得。

長野久義(巨人)
2010  .288 19本 52打点 OPS.821
2011  .316 17本 69打点 OPS.847
Total  .286(4058-1160)124本 448打点

1年目から外野のレギュラーを獲得し、打率.288、19本塁打で新人王を受賞しました。2年目は「違反球」導入の年にもかかわらず成績を上げ、首位打者を獲得しました。さらに2012年最多安打獲得。

吉田正の「今年」の成績を大予想!

いかがですか、この10人。かなり「やばく」ないですか?笑

新人でいきなり2ケタ本塁打を記録すること自体非常に難しいことですが、それを2年続けた選手の実力は本物であるということをこの10人が見事に証明しています。

特筆すべきは10人中実に8人が、何らかの打撃タイトルを獲得しているということです。

しかも、長野以外はみな3年目以降にタイトルを獲得しています。ということは、吉田正も3年目の「今年」以降の更なる飛躍が期待できると言っていいかもしれません。

さらに石井以外は全員通算1000本安打を超え(2000本安打も松井、福留、阿倍の3人が記録。)、息の長い選手として活躍しました。これも故障の多い吉田正にとっては心強いデータでしょう。

非常に興味深いのは、これは吉田正にも当てはまることですが、長野以外の選手全員がこれだけの好成績を残しながら惜しくも新人王を逃しています。

特に高橋は、セ・リーグでは1958年の長嶋茂雄(元巨人)以来40年ぶりの新人打率3割を記録しながら、同年14勝、防御率2.57を記録した川上憲伸(中日)に新人王を奪われてしまいました。

それからみなさんお気づきだとは思いますが、10人中なんと6人が巨人の選手です。

高橋、二岡、阿部と半分が逆指名入団の選手とは言え(ある意味長野も…?苦笑)、巨人の新人野手がこんなに結果を残せていたことは意外でした。やはり打撃は「コンパクト」なだけではダメですね 笑

さて、これだけの好材料が揃いました。吉田正は「今年」、どのような活躍を見せるでしょうか。

まず何よりも気になるのは過去2年間悩まされ続けた腰痛ですが、昨年11月、吉田正はついに腰の手術に踏み切りました。術後の状況を考慮し、「今年」の春季キャンプは二軍スタートとなっています。

プロ野球ファンの誰もがフル出場している姿を見たいであろう吉田正が「今年」こそはその夢を叶えてくれると信じて、成績を予想してみたいと思います!

2018  .317(473-150)27本 80打点 74四死球 OPS.951

腰の状態もあるので、出場試合数はやや控えめに130試合程度で計算してみました。

現在オリックスの福良淳一監督には「二番・吉田正」という構想があるらしいですが、どうせ(?)最終的には吉田正は三番で起用されることになると思います 笑

その上で、吉田正は腰の状態さえ良ければ間違いなく打率3割は打つでしょう。30本塁打は微妙ですが、腰の状態さえ良ければ本塁打もこれくらいはいけると思います。

要するに、「今年」は吉田正にとって大きな飛躍の年になるでしょう!

…腰の状態さえ良ければ。


follow us in feedly

この記事を読んだ方はこちらもどうぞ!

スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメントを残す

*

CAPTCHA