ヤクルト・山田は「トリプルスリー」よりも「40-40」を目指そう!

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山田哲人(ヤクルト)の長~い不振がようやく終わりそうな気配を見せています。

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山田が狙える「トリプルスリー」以上の大記録とは?

山田は3年連続「トリプルスリー」を目指した昨年、打率.247、24本塁打と不本意な成績に終わりました。

今季も開幕直後は全く当たりが出ず、私も思わず山田の早すぎる「劣化」を疑ってしまいました。

関連記事:ヤクルト・山田の長~い不振は「スランプ」か?それとも「劣化」か?

しかし山田は4月半ばくらいから少しずつ調子を上げ、5/5の広島戦で今季第9号本塁打を記録。本塁打数がリーグトップの同僚・バレンティンに並びました。

今季ここまでの山田の成績はこちらです。

29試合  .284(109-31)9本 18打点 10盗塁 26四死球 OPS1.037

打率が3割に乗っていないので、私はまだ「山田、完全復活!」とは言いたくありませんが、9本塁打、10盗塁はリーグトップ。OPSも1を超え、徐々に成績に「山田らしさ」が出てきました。

ちなみに、上記の記事で私が予想した今季の山田の成績はこちら。

2018  .302520-15733 94 42盗塁 107球 OPS.981

これ、開幕5試合を終えて、山田が打率.118(17-2)、0本塁打だった時の予想です。私は山田の3回目の「トリプルスリー」達成を予想していました。(ちょっと自慢 笑 期待込みでしたが…。)

ただ残念なことに(?)、山田の本塁打のペースは私の予想を超えており、ある意味「トリプルスリー」以上の大記録を達成する可能性が出てきました。

山田の現在の成績を143試合出場した場合に換算してみます。

.284 44本 89打点 49

ご覧の通り、その大記録とは「40本塁打・40盗塁」。いわゆる「40-40(フォーティー・フォーティー)」です。

NPBで唯一「40-40」に近づいた秋山

実はこの「40-40」、NPBではまだ誰も達成したことがありません。(MLBでは過去4人が達成。)

「トリプルスリー」はこれまで延べ11人(山田が唯一2回達成)が達成しているので、難易度で言えば「40-40」の方がはるかに上ということになります。

過去NPBで最も「40-40」に近づいたのは、1987年の秋山幸二(西武)です。

秋山幸二(西武)
1987  .262(496-130)43本 94打点 38盗塁 51四死球 OPS.886

惜しい!…っていうか凄い!「40-40」にはわずか2盗塁足りませんでした。

この時代に「40-40」がどれくらい騒がれるような記録だったかは記憶にありませんが、きっと今だったら秋山も何が何でも「あと2盗塁」を狙ったことでしょう。

まあ当時の西武は黄金時代真っ只中で、何よりもまずチームの勝利を優先するようなチームでしたから、そのあたりも秋山の記録達成の足かせになったのかもしれません。

ちなみに、130試合制だったこの年の秋山の成績を143試合に換算すると「47本塁打・42盗塁」になります。秋山、凄い!

40盗塁を記録した選手で最多本塁打は?

そもそも、40本塁打打つような選手には足が遅い(もしくは足が速くても盗塁が少ない)タイプが多く、40盗塁するような選手には非力なタイプが多いので、「40-40」が難しいのは当然です。

過去30年間(1988~2017年)で40本塁打を記録した選手は両リーグで延べ53人ですが、平均盗塁数はわずか3.6個。2ケタ盗塁を記録したのも4人だけでした。

デストラーデ(西武)
1990  .263 42本 106打点 10盗塁
1992  .266 41本 *87打点 12盗塁

ペタジーニ(ヤクルト)
1999  .325 44本 112打点 10盗塁

ラロッカ(広島)
2004  .328 40本 101打点 11盗塁

多村仁志(横浜)
2004  .305 40本 100打点 10盗塁

なかなか意外なメンバーが揃いました 笑 なんとデストラーデが2回も記録しています。

逆に同じ期間で40盗塁を記録した選手は両リーグで延べ48人で、平均本塁打数は7.8本でした。

こちらは20本塁打以上を記録した選手延べ6人をランキング形式でご紹介します。

6位 21本塁打/佐々木誠(ダイエー)
1992  .322 21本 *54打点 40盗塁

5位 23本塁打/緒方孝市(広島)
1992  .279 23本 *71打点 50盗塁

4位 25本塁打/イチロー(オリックス)
1995  .342 25本 *80打点 49盗塁

3位 27本塁打/井口資仁(ダイエー)
2003  .340 27本 109打点 42盗塁

2位 30本塁打/井口資仁(ダイエー)
2001  .261 30本 *97打点 44盗塁

1位 35本塁打/秋山幸二(西武)
1990  .256 35本 *91打点 51盗塁

2回記録した井口ももちろん凄いですが、ここでもやはり秋山でした。しかも51盗塁!NPB史上唯一の「30-50」です。秋山、凄すぎ!

NPBの長い歴史の中でも秋山以外は近づくことさえできなかったと言っても過言ではない「40-40」の難しさ、実感していただけたでしょうか?

ちなみに、山田は1回目の「トリプルスリー」の時が「38本塁打・34盗塁」でしたから、「40-40」のポテンシャルは十分あります。

2015  .329 38本 100打点 34盗塁

今季山田には「トリプルスリー」なんてケチなことを言わずに(?)、いっそのことNPB史上初の「40-40」を達成して「復活」というよりも「進化」してほしいです。

ということで、今年の流行語大賞は「40-40」で決まり!笑


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