30本塁打目前!オリックス・T-岡田の今までの成績が歯がゆい理由

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当ブログの前回の記事で取り上げたロペス(DeNA)が現在29本塁打。シーズン30本塁打まであと1本に迫っていました。

関連記事:「3割・30本・100打点」達成?DeNA・ロペスとブランコの因縁

パ・リーグにも同じく、今季ここまで29本塁打を記録している打者がいます。

それは、T-岡田(オリックス)です。

T-岡田が本塁打をあと1本打てば、本塁打王を獲得した2010年以来2回目の30本塁打達成となります。

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T-岡田の今までの成績が歯がゆすぎる!

2010年以降のT-岡田の年度別成績がこちらです。(詳細はWikipediaでどうぞ。)

2010  .284 33本 96打点 OPS.933
2011  .260 16本 85打点 OPS.741
2012  .280 10本 56打点 OPS.745
2013  .222 *4本 18打点 OPS.629
2014  .269 24本 75打点 OPS.824
2015  .280 11本 51打点 OPS.741
2016  .284 20本 76打点 OPS.828
2017  .268 29本 65打点 OPS.864

何とも歯がゆい成績が並んでいます。

2010年に初の本塁打王を獲得した翌年に、いわゆる「違反球」が導入されてしまったことは、T-岡田にとって非常に不運でした。

本来なら伸び盛りであるはずの2011、2012年は、他のほとんどの打者たちと同様に本塁打が激減、さらに翌2013年は、度重なる怪我でわずか4本塁打に終わってしまいました。

ここまではある意味仕方がありません。本当に歯がゆいのはそれ以降の成績です。

今季を含めてこの4年間で3回、シーズン20本塁打以上を記録しています。打率も決して高くはありませんが、低すぎるということもありません。

しかし、ホームラン打者としては非常に中途半端な成績で、しつこいようですが、私は歯がゆくて仕方がないのです。

ほとんどのプロ野球ファンが同じ気持ちだと思います。そして、その理由もおそらくみな同じ。

それは、T-岡田が22歳というとんでもない若さで本塁打王を獲得した打者だからです。

2010年に本塁打王を獲得した時、T-岡田はまだ22歳という若さでした。(T-岡田の誕生日は2月9日と早生まれなので、プロ5年目でした。)

これは、あの王貞治(元巨人)が1962年に同じく22歳で本塁打王を獲得して以来の年少記録でした。

25歳以下で本塁打王を獲得した打者

25歳以下で本塁打王を獲得した打者は、昨年までの過去30年間(1987~2016年)で、T-岡田を含めて8人。その8人の本塁打王を獲得した年の年齢と成績をご紹介します。

22歳/2010年 T-岡田(オリックス)
.284(461-131)33本 *96打点 *55四死球 OPS*.933

23歳/1993年 江藤智(広島)
.282(482-136)34本 *82打点 *84四死球 OPS*.916

23歳/2015年 山田哲人(ヤクルト)
.329(557-183)38本 100打点 *86四死球 OPS1.027

24歳/1995年 小久保裕紀(ダイエー)
.286(465-133)28本 *76打点 *62四死球 OPS*.914

24歳/1998年 松井秀喜(巨人)
.292(487-142)34本 100打点 112四死球 OPS*.914

25歳/1987年 秋山幸二(西武)
.262(496-130)43本 *94打点 *51四死球 OPS*.886

25歳/2008年 中村剛也(西武)
.244(524-128)46本 101打点 *60四死球 OPS*.889

 

25歳/2016年 筒香嘉智(DeNA)
.322(561-151)44本 110打点 *90四死球 OPS1.110

想像していた以上に凄いメンバーが揃いました 苦笑

25歳以下の野手と言えば、普通ならチームのレギュラーを獲るだけでも立派と言われる年齢です。

今季で言えば、中谷将大(阪神)、近藤健介(日本ハム)、吉田正尚(オリックス)あたりが24歳で、鈴木誠也(広島)や茂木栄五郎(楽天)が23歳です。

全員そのくらいの年齢で本塁打王を獲ってしまったわけですから、そりゃ凄いに決まってます 笑

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「25歳以下の本塁打王」はレジェンド揃い!

1987年、25歳の秋山は、43本塁打に加えて38盗塁を記録。あと2盗塁していれば、日本プロ野球史上唯一の「40-40」を達成していたところでした。

しかも秋山は、1985、86年もシーズン40本塁打以上を記録していて、23歳のシーズンから3年連続40本塁打以上を達成しているのですから恐ろしい若者です 苦笑

松井は1996、97年と、ともに惜しくも1本差で本塁打王を逃し、この年が3度目の正直でした。それでまだ24歳という若さです 苦笑

中村の46本塁打というのは、25歳の打者の歴代最多記録です。(もっとも、王が24歳で55本塁打を記録しているのですが…。)

山田はご存じの通り、同時に34盗塁を記録してトリプルスリーを達成しています。

ちなみに、すでに現役を引退している秋山、江藤、小久保、松井のそれぞれの通算成績は以下の通りとなっています。(松井は日米通算記録。)

秋山幸二
.270(7997-2157)437本 1312打点 *985四死球 OPS.839

江藤智
.268(5866-1559)364本 1020打点 *972四死球 OPS.874

小久保裕紀
.273(7474-2041)413本 1304打点 *811四死球 OPS.840

松井秀喜
.293(9014-2643)507本 1649打点 1451四死球 OPS.916

言うまでもなく、全員もれなくレジェンドです 苦笑

こうして見ると、残念ながらT-岡田の他の打者たちと比べての格落ち感、伸び悩み感は否めません。

T-岡田よ!君もレジェンドになれ!

T-岡田は、今季ここまで29本塁打を記録してはいるものの、本塁打数に対して打点が非常に少なく、わずか65打点にとどまっています。

さらに起用される打順もいまいち固定されておらず、今季は1、2、4、5、6、7番で起用されるなど、チームの主砲としては寂しい限りです。

今季のT-岡田は、例年に比べて四球数が格段に増え、.378と高出塁率を記録しています。

しかし、だからと言って、それを活かすために一番打者で起用されてしまうような、そんな雑な(?)扱いを受ける選手で終わってもらっては困るのです。

上記を見ればおわかりになるように、22歳で本塁打王を獲ったT-岡田には、レジェンドになる資格があります。というか、レジェンドとなるべき使命があります。

したがってまずは、かつての本塁打王復権の証として、何としても今季2回目のシーズン30本塁打を達成してもらいたいです。

T-岡田は29歳とまだ若いです。

今季のシーズン30本塁打達成を足掛かりとして、これから誰もが認めるような超一流打者へと成長してもらいたいと思います。


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