巨人・坂本、打率3割大ピンチ!昨年の「苦手な夏場」克服はたまたま?

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前回の記事では、糸井嘉男(阪神)について触れました。

今季、5月後半からずっと打率2割台だった糸井が最近打ちまくっているので、ここから糸井が打率3割に到達するために必要な数字を割り出してみました。

関連記事:阪神・糸井は何だかんだ言って今季も打率3割を達成してしまうのか?

今回は、糸井とは逆に最近心配になるくらい不振にあえいでいる打者をご紹介します。

昨年、自身初の首位打者を獲得し、今季も開幕から3割を大きく超える高打率で首位打者争いのトップを走ってきた坂本勇人(巨人)です。

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プロ野球史上最高の遊撃手は坂本?

昨年の坂本の成績はこちら。

2016  .344(488-168)23本 75打点 81四死球 OPS.988

やはり何度見ても抜群にカッコイイ成績です。

打率が.340を超え、それでいて本塁打も20本以上。3番という打順がピッタリな、まさに「中距離打者の究極の理想形」という感じの成績です。たまりません 笑

昨年は(昨年も?)ネット上で「坂本個人軍」と揶揄されるほど、チームの他の打者たちがなかなか打てず、その影響もあってか、75打点がやや物足りませんが、四死球数は81と文句なし。

間違いなく坂本の昨年までのキャリアハイです。

ネット上では「ついに松井稼頭央を超えて、プロ野球史上最高の遊撃手は坂本だ!」という声まで上がるほどでした。個人的には、さすがにそこまでは言いすぎだと思っていましたが… 苦笑

坂本が伸び悩んでいたここ数年

坂本は、ここ数年打撃成績が伸び悩み、「期待外れ」だの「育成失敗」だのと言われ始めていました。

初の打率3割を記録した2009年から、2015年までの坂本の年度別成績はこちら。

2009  .306(581-178)18本 62打点 48四死球 OPS.823
2010  .281(609-171)31本 85打点 50四死球 OPS.836
2011  .262(568-149)16本 59打点 43四死球 OPS.714
2012  .311(557-173)14本 69打点 45四死球 OPS.815
2013  .265(554-147)12本 54打点 59四死球 OPS.728
2014  .279(545-152)16本 61打点 57四死球 OPS.764
2015  .269(479-129)12本 68打点 65四死球 OPS.754

プロ3年目の2009年に20歳でいきなり打率3割を記録して周りを驚かせ、さらに翌2010年にはなんと31本塁打を放ちました。

そのまま坂本は、ホームラン打者として歩み始めるのかと思いきや、2011年はいわゆる「違反球」の影響で大きく成績を落としてしまいます。

しかし「違反球」の2年目にはしっかりと対応して、見事2回目の打率3割を記録し、初の最多安打のタイトルを獲得しました。

これは凄いバッターになった、と思わせておいて、2013~2015年の平凡極まりない成績。…いや遊撃手っていうポジションと守備力を考えると十分なんすけどね 苦笑

そこから2016年の大躍進なので、紆余曲折があった分、私もこれはついに坂本は覚醒したと思いました。

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「苦手な夏場」克服で2年連続の打率3割なるか?

だいぶ前置きが長くなりましたが、今季の坂本の成績がこちら。

.302(453-137)14本 57打点 61四死球 OPS.841

あの~。首位打者どころか打率3割が大ピンチなんですけど…。

これは、8月以降のスランプが大きく影響しています。

今季の坂本の7月までの打率が.333(348-116)だったのに対して、8月以降の打率がなんと.200(105-21)と大きく下降してしまったのです。

巨人ファンならご存知の方も多いと思いますが、元々坂本は夏場以降に弱く、シーズン後半に成績を落とす傾向があります。

特に成績が振るわなかった2013~2015年の7月までと8月以降の成績を比較してみます。

2013年
7月まで  .288(361-104)10本 42打点
8月以降  .223(193-*43)*2本 12打点

2014年
7月まで  .295(336-*99)*7本 33打点
8月以降  .254(209-*53)*9本 28打点

2015年
7月まで  .279(315-*88)*8本 45打点
8月以降  .250(164-*41)*4本 23打点

それが、首位打者を獲得した昨年だとこうなります。

2016年
7月まで  .330(330-109)17本 53打点
8月以降  .373(158-*59)*6本 22打点

7月までの成績も素晴らしいですが、他の年と違い、8月以降さらに成績を上げています。

今季はシーズン前にWBCに出場した上、開幕から遊撃手でほぼ全試合に出場している坂本。昨季克服したと思われていた8月以降の不振の原因は、間違いなく蓄積された体の疲労でしょう。

しかし現在、DeNAと激しいCS争いを続けるチームの状況を考えると、坂本が休むことは許されそうにありません。

坂本は9月に入って10打数ノーヒットとさらに調子を崩していますが、何とかここで踏ん張って、2年連続となる打率3割を達成してもらいたいと思います。


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