新人王は中日・京田と西武・源田で決まりか?/新人王の翌年の成績1

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2017年11月20日に行われる「NPB AWARDS 2017」にて、いよいよ今季の新人王が発表されます。一体どの選手が選ばれるのでしょうか。

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今季の新人王は京田と源田でほぼ決まり!

いきなりで恐縮ですが、今季の新人王はセ・リーグは京田陽太(中日)、パ・リーグは源田壮亮(西武)でほぼ決まりでしょう。

今季の2人の成績はこちら。

京田陽太(中日)
.264(564-149)4本 36打点 27四死球 23盗塁
 OPS.652

源田壮亮(西武)
.270(575-155)3本 57打点 42四死球 37盗塁 OPS.669

どちらも新人ながら遊撃手のレギュラーとして、京田は141試合、源田にいたっては全試合となる143試合に出場しました。

京田の149安打は新人のシーズン安打記録の歴代4位で、源田の155安打は歴代2位。ちなみに歴代3位は、あの長嶋茂雄(元巨人)の153安打です。

盗塁数は、京田が23盗塁で、源田が37盗塁。ともにリーグ2位でした。

セ・リーグには同じく新人で10勝を挙げた濵口遥大(DeNA)がいます。

関連記事:DeNA・濵口、1年目で10勝達成!/新人10勝投手を振り返る1
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しかし、濵口は規定投球回に到達しておらず、おそらく京田が新人王で間違いないでしょう。

京田と源田の2人が新人王となれば、セ・パ両リーグの新人王がともに遊撃手というのは史上初ということになります。

新人王の翌年の成績 1987~1991

さて、新人王と言えば、気になるのはやはり「2年目のジンクス」でしょう。

そこで、昨年までの過去30年間(1987~2016年)の新人王たちの、新人王を受賞した年とその翌年の成績を3回に渡ってご紹介します。

1回目は、1987~1996年の新人王です。

ちなみに、新人王受賞の翌年の成績の後ろにあるカッコの中の矢印は、前年に比べて成績が上がったか、横ばいか、下がったかを示しています。

1987年
セ 荒井幸雄(ヤクルト)

1987  .301(372-112)9本 38打点 34四死球 2盗塁 OPS.803
1988  .266(252-*67)6本 25打点 14四死球 2盗塁 OPS.729(↓)

パ 阿波野秀幸(近鉄)
1987  15勝12敗*S 防2.88 249.2回 201奪三振 WHIP1.08
1988  14勝12敗1S 防2.61 220.1回 181奪三振 WHIP1.13(→)

 
1988年
セ 立浪和義(中日)
1988  .223(336-75)4本 18打点 46四死球 22盗塁 OPS.626
1989  .235(*85-20)2本 *8打点 10四死球 *3盗塁 OPS.716(↓)

パ 森山良二(近鉄)
1988  10勝9敗 防*3.46 169.0回 77奪三振 WHIP1.22
1989  *0勝0敗 防11.81 **5.1回 *2奪三振 WHIP2.81
(↓)

 
1989年
セ 笘篠賢治(ヤクルト)
1989  .263(429-113)5本 27打点 46四死球 32盗塁 OPS.686
1990  .228(202-*46)2本 *8打点 *8四死球 *6盗塁 OPS.573
(↓)

パ 酒井勉(オリックス)
1989  9勝7敗9S 防3.61 154.2回 118奪三振 WHIP1.23
1990  6勝5敗5S 防4.10 105.1回 *80奪三振 WHIP1.15
(↓)

 
1990年
セ 与田剛(中日)
1990  4勝5敗31S 防3.26 88.1回 70奪三振 WHIP1.04
1991  0勝3敗*2S 防3.18 45.1回 38奪三振 WHIP1.43
(↓)

パ 野茂英雄(近鉄)
1990  18勝*8敗*S 防2.91 235.0回 287奪三振 WHIP1.17
1991  17勝11敗1S 防3.05 242.1回 287奪三振 WHIP1.28
(→)

 
1991年
セ 森田幸一(中日)
1991  10勝3敗17S 防3.03 89.0回 78奪三振 WHIP1.17
1992  *6勝5敗*4S 防4.05 91.0回 58奪三振 WHIP1.18


パ 長谷川滋利(オリックス)
1991  12勝9敗1S 防3.55 185.0回 111奪三振 WHIP1.26
1992  *6勝8敗1S 防3.27 143.1回 *86奪三振 WHIP1.32
(↓)

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新人王の翌年の成績 1992~1996

1992年
セ 久慈照嘉(阪神)
1992  .245(371-91)0本 21打点 42四死球 4盗塁 OPS.629
1993  .244(401-98)1本 16打点 53四死球 6盗塁 OPS.625
(→)

パ 高村祐(近鉄)
1992  13勝*9敗 防3.15 180.0回 153奪三振 WHIP1.26
1993  *5勝11敗 防4.96 132.1回 128奪三振 WHIP1.43
(↓)

 
1993年
セ 伊藤智仁(ヤクルト)
1993  7勝2敗 防0.91 109.0回 126奪三振 WHIP0.96
1994  登板なし
(↓)

パ 杉山賢人(西武)
1993  7勝2敗5S 防2.80 74.0回 82奪三振 WHIP1.31
1994  4勝2敗6S 防3.56 60.2回 63奪三振 WHIP1.10
(↓)

 
1994年
セ 藪恵市(中日)
1994  9勝*9敗 防3.18 181.1回 110奪三振 WHIP1.19
1995  7勝13敗 防2.98 196.0回 118奪三振 WHIP1.20
(→)

パ 渡辺秀一(ダイエー)
1994  8勝*4敗 防3.20 *95.2回 64奪三振 WHIP1.44
1995  5勝10敗 防4.11 105.0回 74奪三振 WHIP1.53
(↓)

 
1995年
セ 山内泰幸(広島)
1995  14勝10敗 防3.03 163.1回 123奪三振 WHIP1.30
1996  11勝*8敗 防3.90 117.2回 107奪三振 WHIP1.23
(↓)

パ 平井正史(オリックス)
1995  15勝5敗27S 防2.32 85.1回 82奪三振 WHIP1.07
1996  *5勝3敗*6S 防2.50 50.1回 50奪三振 WHIP1.05
(↓)

 
1996年
セ 仁志敏久(巨人)
1996  .270(403-109)*7本 24打点 39四死球 17盗塁 OPS.703
1997  .242(414-100)10本 39打点 36四死球 10盗塁 OPS.661
(↓)

パ 金子誠(日本ハム)
1996  .261(395-103)*4本 33打点 28四死球 15盗塁 OPS.644
1997  .277(513-142)12本 53打点 50四死球 13盗塁 OPS.728
(↑)

 
(↑)… 1人(金子)

(→)… 4人(阿波野、野茂、久慈、藪)
(↓)… 15人(荒井、立浪、森山、笘篠、酒井、与田、森田、長谷川、高村、伊藤、杉山、渡辺、山内、平井、仁志)

「2年目のジンクス」恐るべし!20人中なんと15人が成績が下がっています。しかも、大幅に成績が落ちている選手が多いです。

新人王の年がキャリアハイの選手も多数…

阿波野と野茂。かつての近鉄のエース2人は、1年目に残した非常にハイレベルな成績を翌年も見事に維持しています。

阿波野は入団から3年間で合計48勝を挙げ、押しも押されぬ近鉄のエースでしたが、野茂の1年目である1990年から怪我などもあり、急激に成績が下降してしまいました。

この2人が「左右のエース」として全盛期で揃う姿を見たかったのは私だけではないでしょう。

この中で唯一はっきりと成績が上がったのは、金子のみ。打率も上がりましたが、本塁打がなんと3倍の12本と長打力が格段にアップしました。

成績が下がった選手の中には、残念ながら新人王を獲得した年の成績がキャリアハイという選手も少なくありません。

荒井、森山、笘篠、与田、森田、高村、伊藤、杉山、山内、平井。少なくともこの10人の選手には、それが当てはまると思います。

ここまでくると、もはや新人王というタイトルは呪われていると言ってもいいくらい「2年目のジンクス」が如実に表れている結果となってしまいました。

次回は1997~2006年の新人王たちをご紹介します!


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