完全覚醒!巨人・岡本は「87.5%」の確率でレジェンドになる!

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スターになる選手とは、こういう人のことを言うのでしょうか?

岡本和真(巨人)が10/9の阪神戦で8回に33号2ラン本塁打を放ち、なんと今季最終戦の最終打席で見事にシーズン100打点を達成しました。

岡本は高卒4年目の22歳。22歳シーズンでの「打率3割・30本塁打・100打点」達成は史上最年少記録です。(「100打点」単独でも史上最年少。)

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岡本、予想の「斜め上」を行く大ブレイク!

岡本は今季、阪神との開幕3連戦で合計2本塁打8打点と大暴れすると、その後も勝負強い打撃でスタメンに定着。

6月からは巨人軍第89代目の四番打者に指名され、そのまま自身初となる全試合出場を果たしました。

今季の岡本の成績はこちら。

.309540-16733 100打点 76四死球 OPS.935

…どなたか開幕前に岡本がこんな成績を残すことを予測できた方はいらっしゃいます?苦笑

昨年までのプロ3年間で通算13安打、1本塁打だった岡本が、どれも打者の勲章である「打率3割」、「30本塁打」、「100打点」を22歳で全て一気に達成してしまいました。

私は開幕3連戦の岡本の活躍を見て、すぐに彼についての記事を書きました。

関連記事:巨人・岡本、ついに覚醒か?目指すは「高卒4年目で20本塁打」だ!

そして、今季の岡本の成績を「かなり強気に」下記のように予想しました。(※開幕前の予想ではなく、あくまで開幕3連戦を見た後の予想です。)

.247409-10121 69打点 32四死球 OPS.759

…いや、これ当時は「かなり強気」な予想だったと思いますよ。いくら開幕直後に活躍しても、その後大きく失速する若手選手は大勢いますから。

それでも私は久しぶりに現れた「巨人のスター候補生」に夢を見て、「岡本は20本塁打は打てる!いや、打ってくれ!」と願いも込めて(?)成績予想したんです 苦笑

そんな私の「高望み」を大きく上回った岡本の快進撃。こういうことがたま〜〜〜に起こるから、プロ野球の個人成績を追いかけるのはホントやめられませんな~!笑

ところで、今季の岡本が一番素晴らしかったのは、実は全試合に出場したことではないでしょうか。

打順が四番になっても、6~7月に32打席連続無安打を記録しても、シーズン終盤に死球で調子を崩しても、決してひるむことなく試合に出続けました。

上記の記事をアップした約3週間後、私は再び岡本についての記事を書きました。

関連記事:打点王!「巨人・岡本の覚醒は3人の大打者が生贄になったおかげ」説

その中にこんな記述があります。

スター選手というのは「実力」や「運」はもちろん、ここぞという時にケガをしない「強さ」を持ち合わせているものです。

イチロー(マリナーズ)や松井秀喜(元巨人他)、現在岡本と一緒にプレーしている坂本勇人(巨人)などは「初めて開幕からレギュラーを獲得した年」にしっかりと全試合出場を果たしています。

したがって、岡本が「持って」いるかどうかは今季のケガ次第です。

まさに、岡本にはスター選手として大切な要素の一つである「強さ」がしっかり備わっていたということです。

こうなると楽しみなのは、岡本がこの先どれくらいのレベルのスター選手になってくれるのか、ということです。

通算400本塁打達成者は?

今季22歳にして「打率3割・30本塁打・100打点」を達成した岡本。

それでは、過去「ホームラン打者」として大成した選手たちは、22歳シーズンにどんな成績を残していたのでしょうか。

ここで、通算400本塁打以上を記録した選手をランキングでご紹介します。(少し長いです。すいません…。)

※松井秀喜は日米通算の本塁打数です。

*1位 王貞治   868本
*2位 野村克也  657本
*3位 門田博光  567本
*4位 山本浩二  536本
*5位 清原和博  525本
*6位 落合博満  510本
*7位 松井秀喜  507本
*8位 張本勲   504本
*8位 衣笠祥雄  504本
10位 大杉勝男  486本
11位 金本知憲  476本
12位 田淵幸一  474本
13位 土井正博  465本
14位 ローズ   464本
15位 長嶋茂雄  444本
16位 秋山幸二  437本
17位 小久保裕紀 413本
18位 中村紀洋  404本
19位 山崎武司  403本

上記の19人のうち、赤色で記した10人が22歳(早生まれの選手は21歳)になる年にはすでにプロ入りしていました。

その10人の大打者たちの「22歳シーズンの成績」を見ていきたいと思います。

400本塁打達成者の22歳シーズンの成績 1

※球団名は当時の所属球団です。

王貞治(巨人/通算868本塁打)
1962  .272(497-135)38本 85打点 84四死球 OPS.941
前年まで伸び悩んでいた(3年間で37本塁打を記録していましたが…。)王が一本足打法でまさに「覚醒」した年。22歳シーズン最多の38本塁打でここから「13年連続本塁打王」がスタートしました。

野村克也(南海/通算657本塁打)
1957  .302(474-143)30本 94打点 66四死球 OPS.924
前年正捕手に定着して打率.252、7本塁打を記録すると、この年一気に飛躍。打率3割、30本塁打を達成しました。よく自らを「凡人」とか言ってますけど、ノムさん、あなた十分天才じゃないですか~笑

清原和博(西武/通算525本塁打)
1989  .283(445-126)35本 92打点 110四死球 OPS1.001
史上唯一高卒1年目、つまり19歳シーズンに打率3割、30本塁打を達成した清原。この頃にはすっかり不動の四番打者として、黄金時代だった西武を牽引していました。110四死球に貫録を感じます。

松井秀喜(巨人/通算507本塁打)
1996  .314(487-153)38本 99打点 75四死球 OPS1.023
高卒1年目から11本→20本→22本と「ゴジラ」にしては本塁打数が控えめ(?)だった松井が「ホームラン打者」としてやっと開花。王と並ぶ22歳シーズン最多記録です。100打点にはあと一歩届かず。

張本勲(東映/通算504本塁打)
1962  .333(472-157)31本 99打点 90四死球 OPS1.037
高卒1年目に打率.275、13本塁打で新人王に輝くと、2年目に打率3割、3年目に首位打者と順調に大打者への道を歩んでいた張本。松井と同じく惜しくも100打点は逃したものの、文句なしの好成績です。

400本塁打達成者の22歳シーズンの成績 2

大杉勝男(東映/通算486本塁打)
1966  .269(186-50)8本 28打点 12四死球 OPS.749
前年テスト入団して2年目の大杉は、まだレギュラー定着とはいきませんでした。しかし、この年の8本塁打を足掛かりにして翌1967年ブレイク。打率.291、27本塁打でオールスターに出場しました。

土井正博(近鉄/通算465本塁打)
1965  .271(499-135)24本 61打点 37四死球 OPS.766
高校を2年で中退してプロ入りした土井は、1年目から四番で起用され「18歳の四番打者」と呼ばれました。21歳シーズンの前年すでに打率.296、28本塁打の好成績。この年はやや成績が下がりました。

秋山幸二(西武/通算437本塁打)
1984  .236(140-33)4本 14打点 13四死球 OPS.686
前年はアメリカの1Aチームに野球留学で一軍出場はなし。この年初の開幕スタメンを果たして4本塁打を記録すると、23歳シーズンとなった翌1985年は王と並ぶ史上最年少での40本塁打を達成しました。

中村紀洋(近鉄/通算404本塁打)
1995  .228(470-107)20本 64打点 54四死球 OPS.707
前年は規定打席未到達ながら打率.281、8本塁打を記録して、9月にサイクル安打を達成。レギュラーに定着した22歳シーズンのこの年は打率.228と粗削りでしたが、初の20本塁打を記録しました。

山崎武司(中日/通算403本塁打)
1990  .429(7-3)0本 0打点 1四死球 OPS1.071
二軍では前年に引き続き2年連続で本塁打王を獲得も、一軍ではわずか5試合の出場にとどまりました。この10人の中では最も遅咲きで、初の規定打席到達はなんと28歳シーズンの1996年でした。

22歳シーズンに30本塁打はあと3人

非常に分かりやすい結果が出ました。

上記の10人のうち、王、野村、清原、松井、張本と通算500本塁打以上の5人は、全員22歳シーズンに30本塁打以上を記録していました。

ということは、岡本も通算500本塁打以上は確実…???

いえいえ、過去22歳シーズンに30本塁打以上を記録した選手はあと3人います。

中西太(西鉄/通算244本塁打)
1955  .332(473-157)35本 98打点 73四死球 OPS1.049

町田行彦(国鉄/通算129本塁打)
1955  .280(468-131)31本 71打点 47四死球 OPS.878

坂本勇人(巨人/通算183本塁打)
2010  .281(609-171)31本 85打点 50四死球 OPS.836

あれ?この3人、通算本塁打数は上記の10人と比べるとそれほど多くありませんね…。

ご紹介していきます。

まあ中西のことは、ある程度の年齢のプロ野球ファンならきっと知らない方はいないでしょう。

高卒2年目、20歳シーズンに打率.314、36本塁打、86打点、36盗塁で本塁打王と打点王獲得に加え、史上最年少となるトリプルスリーを達成。

プロ入りしてから最初の7年間で、なんと首位打者2回、本塁打王5回、打点王3回を獲得し、「怪童」と呼ばれたレジェンドです。

残念ながらケガで8年目以降は規定打席到達すらできませんでしたが、ケガがなければ通算本塁打数が少なくとも倍にはなっていただろうと言われています。

そして坂本はみなさんご存じの通り、今季も打率.345を記録するなど今は「中距離打者」として大輪の花を咲かせています。

現在29歳(今年12月で30歳)にして、早くも通算1711安打。将来は3000本安打さえも狙える紛うことなきレジェンドです。

それでは、残った町田とは一体…。

町田はまさに中西が上記の成績でパ・リーグ本塁打王となった1955年、31本塁打でセ・リーグの本塁打王に輝いた選手です。

つまりこの年は、セ・パ両リーグとも22歳シーズンだった若い選手が本塁打王を獲得したということです。

しかし、町田が30本塁打以上を記録したのはこの1年だけ。その後はケガに泣かされたこともあり、通算打率.233、129本塁打と町田はレジェンドにはなれませんでした。

岡本は「87.5%」の確率でレジェンドになる!

ということで、22歳シーズンに30本塁打以上を記録した8人中、町田以外の7人はレジェンドと呼ばれる選手になりました。

つまり統計的に、岡本は「87.5%」という高確率でレジェンドになれるということです!

これでしばらく巨人の四番は安泰ですね~。(注:私は巨人ファンではありません。)

ところで、今回ご紹介した岡本以外の13人の選手のうち、12人は何かしら「打撃3部門」のタイトル(首位打者、本塁打王、打点王)を獲得しています。

それでは突然ですが、最後にクイズです!

この13人の中で、唯一「打撃3部門」のタイトルを獲れなかった「無冠の帝王」は誰でしょうか?

正解は…。いや、それを言うのは野暮ってもんですよね 苦笑

ここはあえて、正解は■■と伏せ字にしておきましょう。

さて、私は岡本は今季で完全に「覚醒」したと思っています。何せ22歳という若さで「巨人の四番」を立派に勤め上げたのですから。

岡本には来年以降も、決してヘンなもの(?)は打たずにホームランをたくさん打ってほしいです。

間違っても、違う意味で「覚醒」しないように!

…お後がよろしいようで。


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