「中距離打者っぽい成績」が最も多かったのは、あの天才打者でした。

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私は「中距離打者っぽい成績」が好きです。(2回目)

前回の記事から「中距離打者っぽい成績」を残した回数の多い打者をひたすらご紹介しています。

関連記事:「中距離打者っぽい成績」を残した回数の多い打者をひたすらご紹介!

こういうのがお好きな方がいることを信じて、今回も続けさせていただきます 笑

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「中距離打者っぽい成績」通算8回 Part.1

「中距離打者っぽい成績」の定義は、ズバリ「規定打席に到達してシーズン15~24本塁打」ということにしています。

理由は…「四捨五入すると20本塁打」になるからです。実にわかりやすい!笑

調べてみると、過去30年間(1988~2017)で私の定義する「中距離打者っぽい成績」を通算7回以上(MLBでの成績を含む)記録した打者が7人いました。

今回はそのうち、通算8回以上記録した打者3人をご紹介します。

8回 田中幸雄(元日本ハム)
1988  .277 16本 57打点 OPS.726
1990  .287 18本 52打点 OPS.823
1996  .277 22本 82打点 OPS.818
1997  .254 19本 63打点 OPS.745
1998  .274 24本 63打点 OPS.873
1999  .270 23本 74打点 OPS.786
2001  .255 20本 77打点 OPS.755
2002  .278 17本 53打点 OPS.805

田中は打率もそれほど高くなく、決して突出した成績を残すわけではなかったものの、打率.270前後、20本塁打前後の成績を安定して残し続け、ついには2000本安打まで達成してしまいました。

ちなみに現役時代を通じて打率3割を記録した年はゼロ。この打率3割なしでの2000本安打は、柴田勲(元巨人)と田中しかいない珍記録です。

1994年に打率.286、27本塁打、87打点、1995年に打率.291、25本塁打、80打点。このあたりが全盛期でしょうか。1995年は打点王を獲得しました。

3年目の1988年(21歳)と17年目の2002年(35歳)の成績がほとんど同じであるところに、「田中幸雄らしさ」を感じます 笑

「中距離打者っぽい成績」通算8回 Part.2

8回 井口資仁(元ダイエー他)
1998  .221 21本 *66打点 OPS.712
2002  .259 18本 *53打点 OPS.740
2004  .333 24本 *89打点 OPS.943
2005  .278 15本 *71打点 OPS.780
2006  .281 18本 *67打点 OPS.774
2009  .281 19本 *65打点 OPS.866
2010  .294 17本 103打点 OPS.888
2013  .297 23本 *83打点 OPS.902

井口は東都大学リーグ記録の通算24本塁打を記録したこともあり、私は井口のプロ入り当初、彼の完成形は「ホームラン打者」だと思っていましたが、結局「中距離打者」として大成しました。

若い頃は打率が低く、2年連続打率パ・リーグ最下位なんてこともありました 苦笑

関連記事:巨人・小林、好成績で首位打者キープ!でも実は盗塁阻止率が酷い件。

かと思えば2003年に打率.340、2004年に打率.333と高打率を残してみたり、2001年には打率.261ながら30本塁打を記録してみたり、なかなかキャラ(?)が安定しない打者でした 笑

関連記事:「キヨシ!ノムケン!オマリー!」中距離打者が30本打っちゃった年

関連記事:「アヘ単」が「中距離打者」で「長距離打者」?「キャラ変」大特集!

盗塁に一生懸命な(?)時期もあり、2001年と2003年に盗塁王を獲得。しかもどちらも「20本塁打・40盗塁」を記録しています。(2001年は「30本塁打・40盗塁」です。)

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2010年には17本塁打で103打点という実に(いい意味で)気持ち悪~い成績を残しました。

関連記事:打ちすぎは厳禁?西武・浅村が狙う(いい意味で)気持ち悪~い大記録

…というように、この人の成績は非常にバラエティに富んでいるので、当ブログでも何度も取り上げさせていただきました 笑(記事紹介の連発ウザくてすいません!)

ちなみに2005年と2006年はMLBでの成績です。すっかり他の年の成績になじんでしまっているところが、ある意味井口の凄さなのかもしれません 笑

「中距離打者っぽい成績」通算10回

10回 前田智徳(元広島)
1992  .308 19本 89打点 OPS.858
1994  .321 20本 66打点 OPS.885
1996  .313 19本 65打点 OPS.885
1997  .304 15本 68打点 OPS.835
1998  .335 24本 80打点 OPS.938
2002  .308 20本 59打点 OPS.845
2003  .290 21本 71打点 OPS.826
2004  .312 21本 70打点 OPS.895
2006  .314 23本 75打点 OPS.882
2007  .285 15本 71打点 OPS.762

過去30年間(1988~2017)で「中距離打者っぽい成績」を最も数多く記録していたのは前田でした。これは予想できた方も多かったのではないでしょうか。

前田は3年目の1992年(21歳)に初の打率3割で19本塁打を記録すると、翌1993年は打率.317で27本塁打。「ホームラン打者」に化ける可能性も大いに感じさせました。

しかしご存じのように、1995年に右足アキレス腱を断裂して以降は完全に「中距離打者」に落ち着きました。

同じくアキレス腱の断裂以降、むしろ本塁打だけにこだわるようになった門田博光(元南海他)とは全く逆ですね。(元々前田に「ホームラン打者」になるつもりはなかったのかもしれませんが…。)

関連記事:日本ハム・清宮は「中距離打者」ではない!「ホームラン打者」だ!

井口と同様に、前田も2004年に一度だけ30本塁打以上を記録(打率.319、32本塁打、87打点)しましたが、私の中では上記の1998年の成績が前田のキャリアハイです。

現役時代、打率3割がなんと通算11回。非常に高いレベルで安定した「天才打者」でした。

ということで、いかがでしたか。

今回ご紹介した7人は、みなさんの中でも「中距離打者」というイメージが強い選手ばかりだったと思います。

現役選手だと、秋山翔吾(西武)、丸佳浩(広島)、宮﨑敏郎(DeNA)あたりが今「旬」な「中距離打者」ですかね。彼らはこの先何回「中距離打者っぽい成績」を残せるでしょうか。

もしブログを続けていたら、また10年後くらいに同じ企画をやりたいと思います 笑


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