2017年最もグッときた成績は広島・松山!目指すは「FA」で「DH」?

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私は「個人成績フェチ」を名乗ってブログを書いていますが、個人的に「グッとくる」成績と「こない」成績があります。

ただ単に好成績であればいいというわけではなく、例えば昨年なら、柳田悠岐(ソフトバンク)の成績(打率.310、31本塁打、99打点)はいい成績ですがそれほどグッとはきません。

それよりロメロ(オリックス)の成績(打率.274、26本塁打、66打点)の方がなぜかグッときます。

セ・リーグで言えば、安部友裕(広島)の成績(打率.310、4本塁打、49打点)よりも、坂口智隆(ヤクルト)の成績(打率.290、4本塁打、38打点)の方がグッときてしまいます。

これは理屈ではなく感覚的なものなので、人それぞれ好みはあると思いますが、こういう気持ちそのものに共感していただける方は意外と少なくはないのではないでしょうか。

野球は他のスポーツに比べて数字の要素が強いので、プロ野球ファンには「数字好き」な方は結構多いはずです。(私はそういう方々に向けてブログを書いているというところもあります 笑)

それでは昨年のプロ野球で、私が最もグッとくる打撃成績を残した選手は誰か。

それは、松山竜平(広島)です。

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2017年最もグッときた松山の成績

昨年のシーズン終盤にもこのブログの記事で取り上げたことがありましたが、その時よりもグッとくる数字に仕上がった(?)松山の2017年の成績がこちらです。

.326(350-114)14本 77打点 31四死球 OPS.909

いかがでしょうか、この美しい数字!これはお好きな方もかなりいるんじゃないですかね~。

グッとくるポイントはいくつかありますが、まずは打率。.320台だと、「.324」以上は全部好きです。そういう意味では昨年の秋山の成績(打率.322、25本塁打、89打点)は惜しかった…。

そして、やはり14本塁打に対する77打点ですね。いかにも「中距離打者」かつ「クラッチヒッター」という感じがたまりません。14本塁打だと普通は多くても60打点前後ですからね。

最後に、何と言ってもこれが私の大好きな「規定打席未到達」の成績だということです。

これだけの好成績でありながら、まだ「フル出場していたらどんな成績だったんだろう…。」と私に妄想させる余地(?)があるところが実にけしからんです 笑

ということで、2017年はダントツで松山の成績がグッとくる成績でした。近年を振り返ってみても、ここまでグッとくる成績はあまりありません。

松山の成績を「リアル規定打席換算」!

昨年これだけの好成績を残し、8月に鈴木誠也が怪我で離脱した後の四番打者を任されながらも守備に難がある松山は、今も完全なレギュラーというわけではありません。

松山は、2013年あたりから現在のように「準レギュラー」という形での起用が続いています。

2013年以降の松山の年度別成績がこちらです。

2013  .282(372-105)10本 52打点 12四死球 OPS.732
2014  .318(233-*74)*7本 34打点 16四死球 OPS.815
2015  .277(202-*56)*7本 26打点 24四死球 OPS.795
2016  .291(254-*74)10本 41打点 20四死球 OPS.806
2017  .326(350-114)14本 77打点 31四死球 OPS.909

昨年こそ対左投手で打率.373(83-31)という高打率を残しましたが、元々左投手には強くないので、そのあたりも松山がレギュラーになりきれない理由の一つでしょう。

当ブログの不人気(?)シリーズに、規定打席の半分を満たした規定打席未到達の打者による打率ベスト10をご紹介する「半規定打席到達者・打撃ランキング」シリーズというものがあります。

松山はそのシリーズの常連で、2014年から昨年まで4年連続ランクインしています。

ちなみにそのシリーズの中では、ランクインした成績を同じ年の規定打席到達者の平均打席数で換算する「リアル規定打席換算」ということをやっています。

それでは、上記の松山の成績を全て「リアル規定打席換算」したものをご紹介します。(打率やOPSが若干変わる場合があります。)

2013  .281(526-148)14本 *74打点 17四死球 OPS.728
2014  .318(522-166)16本 *76打点 36四死球 OPS.817
2015  .278(504-140)17本 *65打点 60四死球 OPS.793
2016  .291(506-147)20本 *82打点 40四死球 OPS.806
2017  .325(501-163)20本 110打点 44四死球 OPS.909

なんとも素敵な成績が並びました 笑 基本的に打点が多いのがいいですね~。

昨年はこの成績だったら105打点のロペス(DeNA)を上回って打点王でしたし、MVPも丸佳浩(打率.308、23本塁打、92打点)ではなくて松山だったでしょう。

そんな「たら・れば」はナンセンスだ、というツッコミはなしでお願いします… 苦笑

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松山が目指すのは「FA」で「DH」?

さて、プロ11年目の松山は今季FA権を取得します。まだ規定打席に到達したことがなく、しかも今年で33歳という年齢もあって他球団の反応はまだわかりません。

しかしできれば私は、松山にはぜひパ・リーグのチーム(九州出身なのでソフトバンクとか?)に移籍して、DHとしてフル出場した成績を一度でいいから見せてほしいと思っています。

こんなことを言うと、広島ファンの方には怒られるかもしれませんが…。

昔、阪急(オリックスの前身チーム)に高井保弘という選手がいました。

この選手は打力は素晴らしいのですが、松山と同じように守備に難があり当時DH制もなかったため、ほとんど代打か準レギュラーのような起用をされていました。

高井が一軍に定着し始めた1972年から3年間の年度別成績がこちらです。

1972  .271(207-56)15本 44打点 36四死球 OPS.910
1973  .281(128-36)*8本 22打点 18四死球 OPS.870
1974  .278(133-37)*9本 31打点 23四死球 OPS.896

どうですか、このワクワクする数字!笑

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、高井は通算代打本塁打27本の世界記録保持者で、1974年にはなんと代打専門の打者としてオールスターに出場し、見事代打逆転サヨナラ本塁打を打ちました。

すると、それを見たアメリカ人記者の「あれだけの打者が代打はもったいない。日本もDH制を取り入れるべき。」という内容のコラムがきっかけで、1975年からパ・リーグでDH制が採用されたのです。

もちろん、高井の出場機会は増えました。1975年から3年間の年度別成績がこちらです。

1975  .256(180-*46)*6本 28打点 *9四死球 OPS.691
1976  .244(225-*55)15本 47打点 32四死球 OPS.814
1977  .277(364-101)11本 56打点 35四死球 OPS.745

ついに1977年、初の規定打席到達を果たし、指名打者として初のベストナインを受賞しました。

高井の才能はさらに開花します。その後2年間の年度別成績がこちらです。

1978  .302(377-114)22本 77打点 35四死球 OPS.879
1979  .324(367-119)21本 66打点 44四死球 OPS.952

なんと2年続けて規定打席に到達して、打率3割・20本塁打をクリアするという好成績を残しました。

この1978年は、1945年2月1日生まれの高井にとって33歳になった年でしたが、高井は早生まれなので遅生まれの同級生たちは34歳になった年です。

1985年9月18日生まれの松山がもし今オフにFAで他球団に移籍したら、移籍1年目となる2019年はまさに松山にとって34歳になる年。松山はまだまだ更なる可能性を秘めています。

広島はここ数年チームの状態もいいですし、慣れ親しんだ環境で野球をするのも悪くはありません。

しかし、私はどうしても規定打席に到達した松山の成績を見たいのです。同じような気持ちのプロ野球ファンは大勢いると思います。

今日からキャンプインというこのタイミングでこんな話もどうかと思いますが 苦笑、私は松山が今季も準レギュラーとしてグッとくる成績を残し、今オフ少しでも好条件でFA移籍できることを祈ります。

あ、そういえば松山は、昨年の秋季キャンプから一塁の守備練習に取り組んでいるそうです。

広島の一塁は新井貴浩やエルドレッドのいる激戦区ですが、もし松山がそれでレギュラーを獲得したら…、その時は今したFAの話はなし!ということで 笑


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