「3割・30本・100打点」達成?DeNA・ロペスとブランコの因縁

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2017年9月27日のプロ野球個人成績の動き。

ロペス(DeNA)が、阪神戦に「4番・一塁手」で出場。初回に今季第29号本塁打を打ちました。

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ロペス、キャリアハイの大活躍!

CS進出を目指すDeNAの四番、ロペスが今季絶好調です。

ロペスは、2014年に巨人を自由契約となりDeNAに入団。今季が来日5年目になります。

ロペスの年度別成績はこちら。

2013(巨).303(429-130)18本 *55打点 30四死球 OPS.836
2014(巨).243(375-*91)22本 *57打点 24四死球
OPS.749

2015(D).291(516-150)25本 *73打点 46四死球 OP
S.843

2016(D).263(483-127)34本 *95打点 28四死球 OPS.833

2017(D).305(550-168)29本 103打点 27四死球 OPS.873

2013年に、巨人の外国人打者として初めて入団1年目で打率3割を記録しました。(ちなみに「巨人史上最強助っ人」のクロマティも、1年目の打率は.280でした。)

それから5年間、打率にいわゆる「隔年傾向」は見られますが、まずまずの成績を残してきました。

巨人時代はチャンスに弱いと言われていましたが、打点は年々きれいに右肩上がり。ついに今季は100打点を超え、初の打点王獲得でキャリアハイ更新は確実です。

そんなロペスが今日の本塁打で王手をかけたのが、強打者としての勲章のような記録「打率3割・30本塁打・100打点」です。

統一球導入「後」6年間の達成者

ホームラン打者なら、毎年誰もが目標としたいこの記録ですが、2011年に統一球が導入されて以降、めっきり達成者が少なくなってしまいました。

2011年から昨年までの6年間で達成者は延べ5人。古い順にご紹介します。

2013年 バレンティン(ヤクルト)

.330(439-145)60本 131打点 104四死球 OPS1.234

2013年 ブランコ(DeNA)
.333(483-161)41本 136打点 *71四死球 OPS1.049

2015年 山田哲人(ヤクルト)
.329(646-183)38本 100打点 *86四死球 OPS1.027

2016年 筒香嘉智(DeNA)
.322(469-151)44本 110打点 *90四死球 OPS1.110

2016年 山田哲人(ヤクルト)
.304(590-146)38本 102打点 105四死球 OPS1.032

 
山田が2年連続トリプルスリーと同時に、この記録を唯一2回記録しています。

それ以外は、2013年に三冠王を阻止し合った(笑)バレンティンとブランコ、昨年の本塁打、打点の二冠王の筒香だけ。寂しい限りです。

惜しかったのが、2015年に山田と同じくトリプルスリーを達成した柳田悠岐(ソフトバンク)です。

打率.363、34本塁打と素晴らしい成績だったのですが、ペナントレース終盤に怪我でリタイアとなり、打点がまさかの99打点止まりでした。

ちなみに柳田は、今季もここまで打率.310、31本塁打を記録しながら、99打点まできたところで9/21にまたも怪我でリタイア。今季中の復帰は絶望的です。

ここまでくると、もう柳田は100打点に縁がないとしか言いようがありません 苦笑

統一球導入「前」6年間の達成者

一方、統一球が導入される前の同じ6年間(2005~2010年)での達成者は、統一球導入後の3倍となる延べ15人もいました。古い順にご紹介します。

2005年 金本知憲(阪神)
.327(559-183)40本 125打点 102四死球 OPS1.044

2005年 ウッズ(中日)
.306(506-155)38本 103打点 *74四死球 OPS*.963

2005年 岩村明憲(ヤクルト)
.319(548-175)30本 102打点 *65四死球 OPS*.943

2005年 松中信彦(ソフトバンク)
.315(483-152)46本 121打点 *85四死球 OPS1.075

2006年 ウッズ(中日)
.310(523-162)47本 144打点 *85四死球 OPS1.037

2006年 李承燁(イ・スンヨプ/巨人)
.323(524-169)41本 108打点 *61四死球 OPS1.003

2006年 福留孝介(中日)
.351(496-174)31本 104打点 *79四死球 OPS1.091

2006年 小笠原道大(日本ハム)
.313(496-155)32本 100打点 *75四死球 OPS*.970

2006年 カブレラ(西武)
.315(466-147)31本 100打点 *71四死球 OPS*.968

2008年 村田修一(横浜)
.323(489-158)46本 114打点 *64四死球 OPS1.062

2008年 ラミレス(巨人)
.319(548-175)45本 125打点 *49四死球 OPS*.990

2008年 カブレラ(オリックス)
.315(504-159)36本 104打点 *68四死球 OPS*.987

2009年 ラミレス(巨人)
.322(577-186)31本 103打点 *25四死球 OPS*.891

2009年 小笠原道大(日本ハム)
.309(514-159)31本 107打点 *64四死球 OPS*.927

2010年 ラミレス(巨人)
.304(566-172)49本 129打点 *33四死球 OPS*.951
 

多すぎて見るのが大変です 苦笑

最多はラミレスの3回。ウッズ、小笠原、カブレラが2回で続いています。

みな素晴らしい強打者たちですが、個人的には2006年の李承燁の達成がミステリーです。なぜ李は、「あの年だけ」凄い打者だったのでしょう?苦笑

こうして見ると、やはり統一球ってつまらないですね~。

こういう成績を残す強打者が多い方が、絶対プロ野球は盛り上がると思います。

DeNAの前・四番、ブランコとの因縁

2014年、DeNAがそれまで一塁手だったブランコ(元中日、DeNA他)を解雇し、同じ一塁手のロペスを巨人から獲得した時は、ファンの間では賛否両論ありました。

上記の通り、その年のロペスの成績(打率.243、22本塁打、57打点)は決して芳しいものではなく、同年のブランコは怪我で85試合の出場にとどまりながら、この成績を残していたからです。

.283(311-77)17本 60打点 26四死球 OPS.822

怪我さえなければ、まだまだブランコの方がいい成績を残せる、という声が優勢でした。

しかし、いざ蓋を開けてみると、ロペスはDeNAに入団してから年々成績を伸ばし、DeNA退団後にオリックスに入団したブランコは怪我に泣かされました。

結局ブランコは、オリックスに在籍した2年間でわずか合計12本塁打に終わり、2016年に解雇されてしまいました。
 
そしてロペスは今季、DeNAの外国人打者としてそのブランコ以来4年ぶりの「3割・30本塁打・100打点」に手が届こうとしています。

…ちょっといい話じゃありませんか?笑

自分を獲得したDeNAのフロントの判断が正しかったことを証明するためにも、ロペスにはぜひ、この「打率3割・30本塁打・100打点」を達成してもらいたいです。

それにしても、こんな強打者・ロペスを簡単に放出した巨人のフロントって一体…。

お気の毒様です 苦笑


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