「打率2位じゃダメですか?」3/秋山と柳田の熱い首位打者争い!

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昔、政治の世界で「2位じゃダメですか?」という言葉が話題になりましたが、まさに「2位じゃダメ」なことが多いのがプロ野球の世界ではないでしょうか。

特に絶対「2位じゃダメ」なのが「個人タイトル争い」です。

何百人もいる現役プロ野球選手の中のその年の「2位」ですから相当凄いはずなのですが、残念ながら「2位」では球史に名前が残ることはありません。

そこで「2位じゃダメですか?」と題して、過去「個人タイトル争い」で惜しくも2位に終わった選手たちにスポットを当ててひたすら懐かしむ、ということをやってみたいと思います 笑

前々回前回に引き続き、惜しくも首位打者を逃した「打率2位」の選手たちをご紹介します。

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「打率2位」の男たち 2008~2012

過去30年間(1988~2017年)のセ・パ両リーグそれぞれの「打率2位」だった選手を3回に渡ってご紹介しています。

最終回は、2008~2017年の「打率2位」の選手たちです。

2008
セ 青木宣親(ヤクルト)
.347(444-154)14本 64打点 52四死球 OPS.942

パ 中島裕之(西武)
.331(486-161)21本 81打点 67四死球 OPS.937

1位はセが内川聖一(横浜)で.378、パがリック(楽天)で.332。青木は例年なら十分首位打者を獲れる高打率でしたが、この年覚醒した内川に阻まれ3回目の首位打者はならず。パは前々年打率3位、前年打率2位のリックがついに念願の首位打者を獲得。中島はわずか1厘差に泣きました。

 
2009

セ 内川聖一(横浜)
.318(552-160)17本 66打点 43四死球 OPS.860

パ 坂口智隆(オリックス)
.317(526-167)5本 50打点 56四死球 OPS.797

1位はセがラミレス(巨人)で.322、パが鉄平(楽天)で.327。前年首位打者の内川が、この年は4厘差で惜しくも打率2位でした。この年の鉄平の首位打者は私もしっかり覚えていましたが、坂口の打率2位は全く記憶に残っていませんでした…。やっぱり2位じゃダメですね 苦笑

 
2010

セ 平野恵一(阪神)
.350(492-172)1本 24打点 41四死球 OPS.820

パ 田中賢介(日本ハム)
.335(576-193)5本 54打点 74四死球 OPS.825

1位はセが青木宣親(ヤクルト)で.358、パが西岡剛(ロッテ)で.346。セは打率.340以上が3人と、やや打高のシーズンだったとは言え、この年の平野の高打率には驚きました。田中は打率も安打数も素晴らしいのですが、やはりこの年は首位打者&200安打の西岡に全部持っていかれちゃいましたね 笑

 
2011

セ マートン(阪神)
.311(579-180)13本 60打点 25四死球 OPS.762

パ 糸井嘉男(日本ハム)
.319(489-156)11本 54打点 78四死球 OPS.859

1位はセが長野久義(巨人)で.316、パが内川聖一(ソフトバンク)で.338。前年.349の高打率ながら打率3位だったマートンがこの年は2位。糸井はこの年は「加藤球」が使用された超打低のシーズンにもかかわらず、そんなことはおかまいなし(笑)の3年連続打率3割で初の打率2位でした。

 
2012

セ 坂本勇人(巨人)
.311(557-173)14本 69打点 45四死球 OPS.815

パ 中島裕之(西武)
.311(499-155)13本 74打点 61四死球 OPS.833

1位はセが阿部慎之助(巨人)で.340、パが角中勝也(ロッテ)で.312。この年は阿部の首位打者のイメージが強すぎて、坂本の打率2位は全く記憶にありません 苦笑 中島は2008年に引き続き、この年もわずか1厘差での打率2位。意外と「タイトル運」はなかったみたいです。

「打率2位」の男たち 2013~2017

2013
セ バレンティン(ヤクルト)
.330(439-145)60本 131打点 104四死球 OPS1.234

パ 今江敏晃(ロッテ)
.325(508-165)10本 74打点 30四死球 OPS.790

1位はセがブランコ(横浜)で.333、パが長谷川勇也(ソフトバンク)で.341。ご存じ「スーパーバレンティン」は、3厘差で首位打者、5打点差で打点王をどちらもブランコに阻まれました。今江の打率2位はもちろん(?)覚えていませんが、この年は長谷川の首位打者獲得も、やや記憶が薄いです 苦笑

 
2014

セ 菊池涼介(広島)
.325(579-188)11本 58打点 27四死球 OPS.808

パ 銀次(楽天)
.327(459-150)4本 70打点 45四死球 OPS.793

1位はセがマートン(阪神)で.338、パが糸井嘉男(オリックス)で.331。以前の記事でご紹介した「隔年選手」菊池は、「いい成績」の方の偶数年で打率2位に入りました。前年打率5位の銀次は、この年は2位でした。なんと4本塁打で驚異の70打点。こういう成績大好きです 笑

 
2015

セ 山田哲人(ヤクルト)
.329(557-183)38本 100打点 86四死球 OPS1.027

パ 秋山翔吾(西武)
.359(602-216)14本 55打点 64四死球 OPS.941

1位はセが川端慎吾(ヤクルト)で.336、パが柳田悠岐(ソフトバンク)で.363。この年トリプルスリーの山田は、首位打者は川端、打点王は畠山和洋(ヤクルト)と、ともに同僚に三冠王を阻まれました 苦笑 秋山は.359の高打率ながら首位打者ならず。つくづくタイトルって運ですね…。

 
2016

セ 鈴木誠也(広島)
.335(466-156)29本 95打点 56四死球 OPS1.015

パ 西川遥輝(日本ハム)
.314(493-155)5本 43打点 76四死球 OPS.802

1位はセが坂本勇人(巨人)で.344、パが角中勝也(ロッテ)で.339。「神ってる」活躍で広島をリーグ優勝に導いた鈴木が、初の規定打席到達で.335の高打率を記録し2位でした。西川は3回目の規定打席到達でしたが、打撃が成長し、これが初の打率3割でした。

 
2017

セ マギー(巨人)
.315(523-165)18本 77打点 59四死球 OPS.897

パ 柳田悠岐(ソフトバンク)
.310(448-139)31本 99打点 96四死球 OPS1.016

1位はセが宮崎敏郎(DeNA)で.323、パが秋山翔吾(西武)で.322。4年ぶりに日本球界に復帰したマギーが、中距離打者にモデルチェンジ(?)して打率2位に入りました。パは秋山が2015年の雪辱を晴らす形で首位打者を獲得し、柳田は打率2位。この秋山と柳田の争いは今後も見たいですね。

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秋山と柳田の熱い首位打者争い!

今回は、中島だけが打率2位を2回記録していました。しかも、2回ともわずか1厘差での2位。

中島は西武時代、5年連続を含む打率3割が6回と打率ベスト10の常連でしたので、いつかは首位打者を獲るんだろうと思っていました。タイトルはやはり獲れる時に獲っておかないとダメですね。

個人的には、2008年のリック首位打者の年に獲ってほしかったところです。正直リックが首位打者を獲ったこと自体、楽天ファン以外はあまり覚えていないと思うので… 苦笑

秋山と柳田の熱い首位打者争いもいいですね。アベレージヒッターの秋山とホームラン打者の柳田、タイプは全然違いますが、この同級生2人には、これからもどんどん首位打者を争ってほしいです。

2014年の銀次は惜しかったです。もし首位打者を獲得していれば、2009年の鉄平以来2人目の「名前登録」の楽天野手による首位打者が誕生しているところでした。…どうでもいいですね 苦笑

個人的には2010年の平野が一番違和感があります。唯一の打率3割が.350って…。このレベルの「確変」は、今までなかなかないのではないでしょうか。さすがに記憶にありません。

今回も首位打者経験者が多数でした。青木、内川、マートン、糸井、坂本、秋山、柳田の7人。

それにしても、やはりタイトル獲得は選手としての「箔」がつきますね。

30年間の打率2位を振り返ってみて、改めて1位と2位は全然違うなぁと実感しました。打率2位の選手が誰だったかなんて、全く覚えてなかったですもん 苦笑

でも、個人成績を振り返るという意味では、私にとっては非常に楽しい作業でした。みなさんはいかがだったでしょうか。

それでは、いつかまた違うタイトルで「2位の男たち」を振り返ってみたいと思います。


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