「今年が大事!」昨年の新人王、中日・京田と西武・源田の2年目は…

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2/11に「アメトーーク」で「今年が大事芸人2018」という企画が放送され、昨年のM-1チャンピオンの「とろサーモン」や、キングオブコントで優勝した「かまいたち」などが出演しました。

2018年のプロ野球界にも「今年が大事!」な選手が何人かいます。「とろサーモン」や「かまいたち」のように昨年ブレイクし、期待と不安を胸に開幕を迎えようとしている若手選手たちです。

当ブログでは、そんな「今年が大事!」な選手の第1弾として宮崎敏郎(DeNA)、第2弾として薮田和樹(広島)を取り上げてきました。

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今回は「今年が大事!」な選手の第3弾として、昨年ともに新人ながら遊撃手のレギュラーを獲得し、見事新人王に輝いた京田陽太(中日)と源田壮亮(西武)を取り上げたいと思います。

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打撃成績に共通点が多かった京田と源田

京田は2016年ドラフト2位で日本大学から中日、源田はドラフト3位でトヨタ自動車から西武に入団。

2人とも揃って遊撃手として開幕スタメンを勝ち取り、そのままレギュラーに定着しました。

京田は141試合に出場。源田に至っては全143試合に出場しただけではなく、なんと56年ぶりに新人野手としてフルイニング出場を記録しました。(新人遊撃手としては史上初。)

昨年の2人の成績はこちらです。

京田陽太(中日)
.264(564-149)4本 36打点 27四死球 23盗塁
 OPS.652

源田壮亮(西武)
.270(575-155)3本 57打点 42四死球 37盗塁 OPS.669

ぱっと見た感じ実に似たようなレベルの打撃成績ですが、その内容にも驚くほど共通点があります。

まず安打数ですが、京田の149安打は、新人のシーズン安打記録としては1958年の長嶋茂雄(元巨人)の153安打に次ぐセ・リーグ歴代2位でした。

一方の源田の155安打も、1956年の佐々木信也(元高橋※今のロッテ)の180安打に次ぐパ・リーグ歴代2位。ちなみに源田の安打数は、両リーグを通じて新人の歴代2位ということになります。

それから盗塁数がともに昨年のリーグ2位。特に源田は、盗塁王の西川遥輝(日本ハム)にあと2個というところまで迫りました。

さらに三塁打の本数が、京田の8本と源田の10本はどちらもそれぞれリーグ1位でした。

それとこれはやや不名誉な記録になりますが、三振の数が京田が100個で源田が105個。仲良く100個を超えてしまいました 苦笑 1年目だけにプロの投手の投げる球についていくのは大変でしたかね…。

なお、打撃の勝負強さについては完全に源田に軍配が上がったようで、得点圏打率が京田の.234に対し、源田は.344。たった(失礼)3本塁打でなんと57打点も稼いでしまいました。

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そして上述した通り、2人は揃って新人王を受賞。セ・パ両リーグともに野手の新人王というのは、1996年の仁志敏久(巨人)と金子誠(日本ハム)以来21年ぶりのことでした。

野手の新人王たちの2年目の成績は?Part.1

京田も源田も「今年」は2年目のジンクスに挑むことになりますが、過去の野手の新人王たちの2年目の成績は一体どうだったのでしょうか。

以前当ブログでは、投手も含む過去の新人王たちの2年目について取り上げたことがありましたが、今回は「野手の新人王」に絞って振り返ってみたいと思います。

一昨年までの過去30年間(1987~2016年)で新人王を受賞した野手はセ・パ両リーグで15人(ちなみに投手は44人)。その15人の新人王受賞の年と翌年の成績をご紹介します。

荒井幸雄(ヤクルト)
1987  .301(372-112)9本 38打点
1988  .266(252-*67)6本 25打点
身長170センチと小柄ながらロス五輪の日本代表チームでは四番を打った荒井。2年目の1987年にシュアな打撃で打率3割を記録しました。翌年は出場機会が減り、打率も大きく下がってしまいました。

立浪和義(中日)
1988  .223(336-75)4本 18打点
1989  .235(*85-20)2本 *8打点
高卒1年目から遊撃手のレギュラーを獲得。打率.223ながら二番打者として22盗塁、21犠打を記録し、ゴールデングラブ賞も受賞しました。翌年は右肩の故障で30試合の出場にとどまりました。

笘篠賢治(ヤクルト)
1989  .263(429-113)5本 27打点
1990  .228(202-*46)2本 *8打点
元々外野手でしたが、プロに入って二塁手に転向。1年目から俊足を活かしてレギュラーとして活躍し、リーグ2位の32盗塁を記録しました。翌年は大きく成績が下がり、盗塁もわずか6個でした。

久慈照嘉(阪神)
1992  .245(371-91)0本 21打点
1993  .244(401-98)1本 16打点
守備力が評価され、1年目から遊撃手として開幕スタメン入り。打率は.245でしたが、三塁打はリーグトップの8本でした。0本塁打での新人王は史上初。翌年もレギュラーとして変わらず活躍しました。

仁志敏久(巨人)
1996  .270(403-109)*7本 24打点
1997  .242(414-100)10本 39打点
前年引退した原辰徳の背番号「8」を引き継ぎ、1年目に原と同じ三塁手として巨人の野手ではその原以来となる新人王を受賞しました。翌年二塁手に転向。本塁打こそ増えたものの打率は下がりました。

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野手の新人王たちの2年目の成績は?Part.2

金子誠(日本ハム)
1996  .261(395-103)*4本 33打点
1997  .277(513-142)12本 53打点
高卒3年目の1996年に二塁手のレギュラーを獲得。15盗塁(盗塁死はわずか2)、リーグ最多の38犠打でチームの2位に貢献しました。翌年は長打力がアップ。なんと3倍の12本塁打を記録しました。

小坂誠(ロッテ)
1997  .261(499-130)1本 30打点
1998  .233(430-100)3本 33打点
広い守備範囲と俊足を活かし1年目から遊撃手として全試合に出場。盗塁王こそ逃したものの、新人最多記録となる56盗塁を記録しました。翌年打率は下がりましたが、43盗塁で盗塁王を獲得しました。

小関竜也(西武)
1998  .283(322-*91)3本 24打点
1999  .268(373-100)1本 34打点
投手としてドラフト2位指名されるも、入団後に野手に転向。高卒4年目の1998年に規定打席未到達ながら打率.283を記録しました。翌年やや打率は下がりましたが、初の規定打席到達を果たしました。

金城龍彦(横浜)
2000  .346(419-145)3本 36打点
2001  .271(480-130)3本 49打点
金城も投手として入団後すぐに野手に転向。2年目の2000年に三塁手のレギュラーに定着し、打率.346で首位打者を獲得、新人王との同時受賞は史上初でした。翌年は打率が大きく下がりました。

赤星憲広(阪神)
2001  .292(438-128)1本 23打点
2002  .252(310-*78)0本 12打点
1年目から俊足を活かして中堅手のレギュラーに定着し39盗塁。史上初となる新人王と盗塁王の同時受賞を果たしました。2年目はケガで78試合の出場も26盗塁を記録。2年連続盗塁王を獲得しました。

野手の新人王たちの2年目の成績は?Part.3

青木宣親(ヤクルト)
2005  .344(588-202)*3本 28打点
2006  .321(599-192)13本 62打点
2年目の2005年、イチロー(オリックス)以来史上2人目のシーズン200安打を記録。首位打者と新人王を同時受賞しました。翌年も打率3割で初の2ケタ本塁打、さらに41盗塁で盗塁王を獲得しました。

梵英心(広島)
2006  .289(450-130)*8本 36打点
2007  .260(519-135)18本 56打点
1年目から開幕スタメン入り。序盤は打撃不振で遊撃手の守備も不安定でしたが、徐々に実力を発揮。打率.289で三塁打はリーグトップの8本を記録しました。翌年は18本塁打と長打力がアップしました。

松本哲也(巨人)
2009  .293(372-109)0本 15打点
2010  .287(317-*91)0本 22打点
2006年育成ドラフト3位。3年目の2009年に規定打席未到達ながら打率.293で育成枠出身野手初の新人王を受賞しました。翌年は開幕から打撃好調でしたがケガで長期離脱。結局成績は横ばいでした。

長野久義(巨人)
2010  .288(430-124)19本 52打点
2011  .316(519-164)17本 69打点
3回目のドラフトで念願の巨人に入団。1年目から外野のレギュラーとして活躍し、打率.288、19本塁打を記録しました。翌年は「違反球」導入の年にもかかわらず成績を上げ、首位打者を獲得しました。

高山俊(阪神)
2016  .275(494-136)8本 65打点
2017  .250(328-*82)6本 24打点
1年目の開幕戦は「一番・左翼手」でいきなり初回に初安打。最終的に球団の新人最多記録となる136安打、リーグ2位の得点圏打率.377を記録しました。昨年は打撃不振。初の二軍落ちも経験しました。

京田と源田の「今年」の成績予想を…

やはり2年目は苦戦した選手の方が多かったですね。ほとんどの選手が成績を下げたか横ばい、ケガなどで規定打席に到達できなかった選手も6人いました。

明らかに成績が上がったと言えるのは金子、青木、長野の3人だけ。ちなみに長野は、2年目でしかも「違反球」導入の年だというのに打率を上げ、首位打者まで獲得してしまいました 笑

さて、京田と源田は「今年」どのような成績を残すでしょう。

2人の「今年」の成績予想は…しません!笑 実は成績予想ができるほどまだ2人のことをよく知らないので 苦笑、残念ながら数字のイメージが湧きません…。申し訳ありません!

まあ2人とも目標は打率3割。現実的な数字で言うとノルマは打率.280というところですかね。プラス最低でも30盗塁は記録して、ぜひ盗塁王を狙ってもらいたいです。

また、2人とも昨年は出塁率が京田が.297、源田が.317と低かったので、3ケタだった三振数を減らす代わりに四球を増やし、出塁率はせめて.350くらいほしいですね。

とにかくどちらもケガだけには気をつけて、「来年」の今頃は私が成績予想をしたくなるような活躍を期待したいと思います。(一体私は何様のつもりなんでしょうか… 苦笑)


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