巨人・小林、首位打者を2日間キープ!でも実は盗塁阻止率が酷い件。

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プロ野球の世界には「春の珍事」という言葉がありますが、今季一番の「春の珍事」と言えば「小林誠司(巨人)の首位打者」をおいて他にないでしょう 苦笑

今季小林は開幕から打撃絶好調。4/24(中日戦)に規定打席に到達し、打率.375で一気に首位打者に躍り出ると、4/25(中日戦)も3打数1安打で打率.373。これで2日間首位打者をキープしました。

今季の小林の成績はこちら。

22試合  .373(59-22)1本 9打点 10四死球 OPS.915

なんとOPSが0.9を超えちゃってます…。

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過去2年間打率セ・リーグ最下位の小林

まさか小林がセ・リーグの首位打者として、現在パ・リーグ首位打者の近藤健介(日本ハム)と名前が並ぶ日が来るなんて…。言うても、あっちは打率4割を期待される「天才打者」ですよ!笑

関連記事:日本ハム・近藤、打率4割なるか?/「打率.350」の打者の翌年1

のっけから小林に対してだいぶ失礼なことを言っておりますが 苦笑、それが仕方のないことであることはプロ野球ファンの方ならご理解いただけると思います。

小林の過去2年間の打撃成績はこちらです。(詳細はWikipediaでどうぞ。)

2016  .204 4本 35打点 OPS.545
2017  .206 2本 27打点 OPS.542

2年続けて打率が2割ギリギリ…。しかも、どちらも規定打席に到達しています。

野手がこれほどの低打率を記録することがどれだけ屈辱的なことか…。昨年までの過去30年間(1988~2017年)でこれより打率が低かったのは1999年の中村武志(中日)だけです。

中村武志(中日)
1999  .200(395-79)6本 42打点 28四死球 OPS.551

あの長嶋一茂(元ヤクルト他)の通算打率が.210ですから、それより低いわけです。

長嶋一茂(元ヤクルト他)
.210(765-161)18本 82打点 73四死球 OPS.618

無駄に長嶋氏をディスってしまいました…。申し訳ございません!

ちなみに、通算173勝を挙げた大投手・桑田真澄(元巨人他)の通算打率が.216です。

桑田真澄(元巨人他)
.216(890-192)7本 79打点 41四死球 OPS.537

まあ、これは桑田が凄すぎます 苦笑(現代野球で投手が通算打率2割超えはほぼ「奇跡」です。)

当然の如く(?)、小林は2016、2017年と2年連続打率セ・リーグ(12球団でも…)最下位でした。

2年連続打率リーグ最下位を記録した選手は?

ここで、昨年までの過去30年間(1988~2017年)で、小林以外に2年(以上)連続で打率リーグ最下位を記録した選手をご紹介します。

井口資仁(ダイエー)
1998  .221 21本 66打点 OPS.712
1999  .224 14本 47打点 OPS.694

土橋勝征(ヤクルト)
2000  .225 *1本 27打点 OPS.558
2001  .249 *2本 31打点 OPS.614

谷繁元信(中日)
2005  .234 14本 65打点 OPS.715
2006  .234 *9本 38打点 OPS.700
2007  .236 *6本 44打点 OPS.669

小谷野栄一(日本ハム)
2011  .237 *5本 47打点 OPS.608
2012  .228 *3本 39打点 OPS.568

意外なことに名選手ばかりです 苦笑

現ロッテ監督の井口、そして谷繫は通算2000本安打を達成していますし、小谷野は2010年のパ・リーグ打点王。土橋は1990年代のヤクルト黄金時代に名バイプレーヤーとして活躍した選手です。

それにしても、この4人と比べても2016、2017年の小林の打率の低さはダントツです。

それだけに、まだ4月とは言え小林が首位打者を「2日間」もキープしていることは大事件なのです!

それより小林は「強肩」を取り戻せ!

それではなぜここまで打力に乏しい小林が、「天下の巨人軍」の正捕手でいられるのか。それは彼が現在、セ・リーグで最も「強肩」な捕手であるからに他なりません。

2年連続セ・リーグ打率最下位を記録した小林は、その2016、2017年と2年続けて盗塁阻止率がセ・リーグ1位でした。(2016年は.356、2017年は.380を記録。)

ところが、残念ながらこの小林の自慢の肩にも「春の珍事」(?)が起こっています。

4/25現在、小林の盗塁阻止率は.143。なんとこれはセ・リーグの捕手の中で會澤翼(広島)と並んで最下位です。

ここで、2016年から3年間の小林の打撃成績(左)と盗塁阻止率(右)を並べてみます。

2016  .204 4本 35打点/.356
2017  .206 2本 27打点/.380
2018  .373 1本 *9打点/.143

…天は小林に二物を与えたくないのでしょうか。

私は思います。小林はどうせ首位打者なんて獲れっこありません。打率3割も無理でしょう。それは本人が一番よく分かっているはずです。

したがって早く持ち前の「強肩」を取り戻し、「守備の要」としてチームを優勝へと導くべきです。

小林は打率は3年連続セ・リーグ最下位でも構わないので、ぜひ盗塁阻止率で3年連続セ・リーグ1位を目指してほしいと思います。

ちなみに、今季もし小林が盗塁阻止率セ・リーグ1位を記録すると、3年連続リーグ1位はあの城島健司(元ソフトバンク他)以来(城島は2001~2004年の4年連続でパ・リーグ1位)の快挙となります。

最後に、その4年間の城島の打撃成績(左)と盗塁阻止率(右)をご紹介します。

2001  .258 31本 *95打点/.380
2002  .293 25本 *74打点/.508
2003  .330 34本 119打点/.427
2004  .338 36本 *91打点/.452

…天は城島には二物を与えたんですね。


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