清原和博にどこまで迫れるか!日本ハム・清宮のプロ1年目の成績は?

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2018年、プロ野球の記録マニアたちが最も気になることの一つと言えばこれでしょう。

「清宮幸太郎はプロ1年目の今季、一体どれくらいの成績を残すのか?」

高校時代、歴代最多の通算111本塁打という凄まじくも憶えやすい(?)大記録を打ち立て、昨年なんと7球団の競合の末、ドラフト1位で早稲田実業高校から日本ハムに入団した清宮。

「個人成績フェチ」の私としては、狭い神宮球場を本拠地とするヤクルトに入団して少しでも見栄えのいい成績を目指してほしかったところですが、残念ながら日本ハムの本拠地は広い広い札幌ドーム。

とは言え、清宮と同じく「超高校級」と騒がれてプロ入りした中田翔や大谷翔平、そして「あの」大田泰示まで育成してしまった(?)日本ハムですから、それはそれでよかったのかもしれません。

「清宮ネタ」はすでにネット上でも溢れているので、このブログではドラフト時も含めて敬遠してきたのですが 苦笑、やはり避けては通れないネタということで今回あえて取り上げてみたいと思います。

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清原和博の「伝説の高卒1年目」の成績は?

「超高校級」のスラッガーが1年目にどれくらいの成績を残すのかという話題になった時、必ず「伝説」として挙がるのが1986年の清原和博(当時西武)の成績です。

清原和博(1986年/西武)
.304(404-123)31本 78打点 60四死球 OPS.976

私のブログを読んでくださる方でこの数字を知らない方はいないでしょう 笑 何度見ても目を疑ってしまう、というより現実感がまるでないとんでもない成績です。

史上唯一の高卒新人打率3割にして、高卒以外も含めた全ての新人野手の歴代最多記録となる31本塁打。どちらか一つでも十分凄すぎる数字だというのに、この両方を同時に達成してしまいました。

昔はあまり気になりませんでしたが、四死球60(四球49、死球11)で出塁率.392というのも高卒新人野手としてはあり得ない数字だと思います。ちなみに昨年の筒香嘉智(DeNA)の出塁率が.396です。

いきなりで申し訳ありませんが、断言します。清宮が今季、この清原の成績を超えることは絶対にないでしょう。(当たり前すぎてわざわざドヤ顔して言うことでもありませんが… 苦笑)

それでは1年目の清宮はどれくらいの成績を残すのか、とりあえず「清原抜き」で過去の記録を振り返りながら考えてみたいと思います。

高卒新人野手シーズン安打数ベスト5

まず、清原が1年目だった1986年以降の高卒新人野手のシーズン安打数ベスト5(清原を除く)です。

1位  75安打
立浪和義(1988年/中日)

.223(336-75)*4本 18打点 46四死球 OPS.626

2位  53安打
東出輝裕(1999年/広島)
.227(233-53)*0本 *7打点 15四死球 OPS.531

3位  45安打
大谷翔平(2013年/日本ハム)
.238(189-45)*3本 20打点 13四死球 OPS.660

4位  41安打
松井秀喜(1993年/巨人)
.223(184-41)11本 27打点 19四死球 OPS.747

5位  37安打
淺間大基(2015年/日本ハム)
.285(130-37)*0本 10打点 *5四死球 OPS.683

清宮と同じ左打者がずらりと5人並びました。

1位の立浪は、高卒1年目の野手としては最後の新人王です。打撃成績自体は平凡と言えば平凡ですが、特筆すべきは46四死球。IsoD0.095は高卒新人としては驚異的(清原のIsoDは0.088)です。

2位の東出は、今季中日に入団した松坂大輔と同級生のいわゆる「松坂世代」。高卒1年目で16勝を挙げた松坂の陰に隠れてしまいましたが、東出の53安打というのも非常に立派な成績です。

.220台から.230台の打率が並ぶ中、.285という突出した高打率を残したのは淺間。2年目から腰痛に悩み、昨年11月に椎間板ヘルニアの内視鏡手術を受けました。一日も早い一軍復帰が待たれます。

大谷、淺間と日本ハムの選手が2人ランクイン。やはり清宮は「育成の日本ハム」に入団できてよかった、というところでしょうか。

高卒新人野手シーズン本塁打数ベスト5

続いて、1986年以降の高卒新人野手のシーズン本塁打数ベスト5(清原を除く)です。

※4位が同率で3人いますので、全部で6人になります。

1位  11本塁打
松井秀喜(1993年/巨人)
.223(184-41)11本 27打点 19四死球 OPS.747

2位  *6本塁打
森友哉(2014年/西武)
.275(*80-22)*6本 15打点 12四死球 OPS.945

3位  *4本塁打
立浪和義(1988年/中日)

.223(336-75)*4本 18打点 46四死球 OPS.626

4位  *3本塁打
谷繫元信(1989年/大洋)
.175(154-27)*3本 10打点 15四死球 OPS.520

4位  *3本塁打
炭谷銀仁朗(2006年/西武)
.181(138-25)*3本 14打点 *2四死球 OPS.483

4位  *3本塁打
大谷翔平(2013年/日本ハム)
.238(189-45)*3本 20打点 13四死球 OPS.660

唯一2ケタ本塁打を記録した松井の1年目は、清原の1年目からまだ7年しかたっておらず、当時は清原の成績と比較してやや期待外れだったという風潮がありましたが、今見るとやはり凄い数字です。

2位の森は6本塁打ですが、わずか92打席での記録です。あまり意味のない計算かもしれませんが、1年目の清原の打席数(471)で換算するとなんと30.7本。清原の31本とほとんど同じです。

森には今季、打率3割・30本塁打を狙うくらいの大爆発をぜひ期待したいところです。

高校時代スラッガーとして鳴らした谷繫と炭谷は、どちらも捕手として3本塁打を記録しました。

27年間で2108安打、229本塁打を記録した谷繫に対し、炭谷は昨年までの12年間で621安打、31本塁打。これは多いのでしょうか、少ないのでしょうか。(少ないに決まってます… 苦笑)

大谷はこちらにもランクイン。二刀流としての3本塁打ですから、数字以上の価値があると思います。

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2018年の清宮の成績を大予想します!

1986年以降の高卒新人野手(清原は除く)で、安打数と本塁打数の両方がベスト5に入ったのは、立浪、松井、大谷の3人。見事に「レジェンド」が揃いました。

この3人の成績から、清宮が将来確実に「レジェンド」と呼ばれる選手になるためには、今季「40安打かつ3本塁打」、このあたりが一つの目安となりそうです。

ということは、数字を見ても時代や環境を考えても、今季の清宮の成績の基準となるのは、やはり日本ハムの先輩・大谷の1年目の成績ということになるでしょう。

しかし上述したように、大谷の成績は投手をやりながらのものです。それを考えると清宮は、少なくとも単純に大谷の倍の「6本塁打」は打ちたいところ。

それからもう一つ。大谷の高校通算本塁打数は、清宮(111本)の約半分の56本塁打。したがって「6本塁打」のさらに倍の「12本塁打」という数字をはじき出すことができます。(できるのか?苦笑)

それでは、2018年の清宮の成績を大予想したいと思います!

2018  .243(222-54)11本 32打点 26四死球 OPS.757

さすがに松井超えの本塁打数を予想する勇気は持てず 苦笑、結局11本塁打としました。まあ、高校通算本塁打数が111本だし…なんていい加減な根拠もないわけではありません 笑

打率に関しては、「清宮の打撃は完成度が高い」というメディアからの情報を鵜呑みにして(?)、立浪、松井、大谷の3人よりも少しだけ高めにしてみました。

正直言って、この予想はかなりポジってます。素人丸出しなのはわかってます。しかし、清宮は今季の活躍はもちろん、将来は必ず「レジェンド」になれる選手だと思うのです。

なぜなら上述しましたが、昨年のドラフト会議で清宮を指名した球団は7球団。これは高卒野手としては史上最多タイ記録です。(なお、高卒だけに限らず全ての新人野手として史上最多タイ記録です。)

ここで、これまでの高卒野手のドラフトでの競合球団数ベスト3(分離ドラフトを除く)を、その選手のキャリアハイ(CHと表記)と通算成績とともにご紹介します。

※名前の後の()内の数字はドラフト会議が行われた年です。

1位  7球団
福留孝介(1995年)
2006  .351(496-174)31本 104打点 *79四死球 OPS1.091(CH)
Total  .285(7694-2190)298本 1121打点

2位  6球団
清原和博(1985年)
1990  .307(436-134)37本 *94打点 120四死球 OPS1.068(CH)
Total  .272(7814-2122)525本 1530打点

3位  4球団
松井秀喜(1992年)
2002  .334(500-167)50本 107打点 120四死球 OPS1.091(CH)
Total  .293(9014-2643)507本 1649打点

4球団以上が競合した高卒野手は、清宮以前にはこの「レジェンド」3人のみ。

プロのスカウトさんたちが認めた高卒野手は素材として間違いないのです!(ここはドヤ顔 笑)

高卒新人野手シーズン本塁打数(二軍)ベスト5

でも万が一、清宮が今季一軍で全く通用しなかった場合は、こちらが参考になるかもしれません。

高卒新人野手の二軍でのシーズン本塁打数ベスト5です。

※1991年以降のデータです。

1位  26本塁打
筒香嘉智(2010年/横浜)
.289(418-121)26本 88打点 OPS.835

2位  17本塁打
大田泰示(2009年/巨人)
.238(403-*96)17本 56打点 OPS.678

3位  12本塁打
吉村裕基(2003年/横浜)

.276(232-*64)12本 41打点 OPS.871

4位  11本塁打
畠山和洋(2001年/ヤクルト)
.265(306-*81)11本 49打点 OPS.778

4位  11本塁打
中田翔(2008年/日本ハム)
.255(196-*50)11本 31打点 OPS.804

ということで、今季二軍で最低でも11本塁打を打てれば、将来「日本ハム兼日本の四番」として打点王獲得も夢ではないということです。

お後がよろしいようで 笑


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