DeNA・今永と濵口、初の10勝!目指せ、伝説の「W左腕エース」!

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DeNAは昨年に続き今季も3位。16年ぶりの2年連続Aクラス入りを果たしましたが、この2人の投手の活躍も大きな原動力となりました。

ともに初の2ケタ勝利を記録した若き左腕、今永昇太と濵口遥大です。

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今永と濵口が初の2ケタ勝利!

今永は2015年、駒澤大学からドラフト1位でDeNAに入団。昨年は新人ながら8勝、防御率2.93の好成績を残し、今季も開幕から先発ローテーションの一員として一年間投げ抜きました。

今季の今永の成績はこちら。

11勝7敗 防2.98 148.0回 140奪三振 WHIP1.13

オールスターゲーム前までは5勝5敗でしたが、7月から8月にかけて5連勝し、初の2ケタ勝利を記録しました。

さらに、昨年は135.1回と惜しくも規定投球回には届きませんでしたが、今季は初の規定投球回到達を果たし、防御率はリーグ5位。投球回数に迫る140奪三振を記録し、WHIPも1.13と優秀でした。

一方、以前の記事で取り上げた濵口は2016年、神奈川大学からドラフト1位でDeNAに入団。今季がプロ1年目でしたが、今永と同じく先発ローテーションの一員として奮闘しました。

今季の濵口の成績はこちら。

10勝6敗 防3.57 123.2回 136奪三振 WHIP1.50

10勝を挙げましたが、途中1か月離脱したこともあり、規定投球回には到達できませんでした。

与四死球が71と多いので、WHIPは1.50とかなり高めですが、魅力は何と言っても投球回数を大きく超える奪三振数。先発で奪三振率9.90は非常に優秀な数値です。

このように、今季は左腕の10勝投手が2人誕生したDeNAですが、実は長年左腕投手不足に悩まされてきました。

長年、左腕投手不足だったDeNA

昨年までの過去30年間(1987~2016年)で、10勝以上を記録したDeNA(前身のチームも含む)の左腕投手延べ11人をご紹介します。

1987年 新浦壽夫
11勝12敗 防4.26 152.0回 107奪三振 WHIP1.30

1988年 新浦壽夫
10勝11敗 防4.32 160.1回 110奪三振 WHIP1.33

1990年 野村弘樹
11勝*6敗 防3.50 162.0回 114奪三振 WHIP1.08

1991年 野村弘樹
15勝*8敗 防3.16 182.1回 113奪三振 WHIP1.13

1991年 岡本透
11勝*7敗 防3.74 154.0回 *73奪三振 WHIP1.27

1993年 野村弘樹
17勝*6敗 防2.51 179.1回 137奪三振 WHIP1.05

1996年 野村弘樹
10勝*8敗 防4.12 146.1回 *85奪三振 WHIP1.42

1997年 野村弘樹
10勝*8敗 防3.89 143.1回 *94奪三振 WHIP1.37

1998年 野村弘樹
13勝*8敗 防3.34 177.2回 100奪三振 WHIP1.19

2002年 吉見祐治
11勝*8敗 防3.64 188.0回 138奪三振 WHIP1.29

2005年 土肥義弘
10勝11敗 防3.83 164.2回 106奪三振 WHIP1.15

 
延べ11人と言いながら、野村1人で通算6回も10勝以上を記録していますので 苦笑、実際はわずか5人。しかも、2000年以降は吉見と土肥の2人だけ。その土肥の10勝もなんと12年も前の話でした。

今季の今永と濵口の活躍で、このDeNAの左腕投手不足という長年の課題は、一気に解消されてしまいました。

2人が目指すのは、この「W左腕エース」!

今永と濵口、この2人の最大の魅力は、何と言ってもまだ若いことでしょう。上述したように、今永がプロ2年目の24歳、濵口がプロ1年目の22歳です。

同世代の若い左腕投手2人というと、かつてのダイエー、ソフトバンクの「W左腕エース」、杉内俊哉(現巨人)と和田毅(現ソフトバンク)を思い出します。

杉内と和田はいわゆる「松坂世代」の同級生で、杉内は2001年、和田は2002年にそれぞれダイエーに入団しました。

それ以来、お互いFAで杉内が巨人、和田がメジャーリーグに移籍する2011年までの間、ともに先発の柱としてチームを支え続けました。

2人が同じチームでプレーした9年間で、杉内は101勝、和田は107勝を記録し、2ケタ勝利の回数は、杉内が6回で和田が7回。そのうち2人揃って2ケタ勝利を記録したのは4回でした。

2003年
杉内  10勝*8敗 防3.38 162.2回 169奪三振 WHIP1.25
和田  14勝*5敗 防3.38 189.0回 195奪三振 WHIP1.20

2005年

杉内  18勝*4敗 防2.11 196.2回 218奪三振 WHIP0.98
和田  12勝*8敗 防3.27 181.2回 167奪三振 WHIP1.16

2007年
杉内  15勝*6敗 防2.46 197.2回 187奪三振 WHIP1.07
和田  12勝10敗 防2.82 182.0回 169奪三振 WHIP1.15

2010年
杉内  16勝*7敗 防3.55 182.2回 218奪三振 WHIP1.25
和田  17勝*8敗 防3.14 169.1回 169奪三振 WHIP1.18

左腕エースが2人揃ってこれだけの活躍をすればチームが強いのは当然で、レギュラーシーズンの順位は2003、2005、2010年が1位で、2007年が3位でした。

そもそもこの2人が一緒にプレーした9年間で、チームは1位5回、3位3回と実に8回のAクラス入り。まさに黄金時代を築きました。

さて、DeNAは先日CSファイナルステージで広島を破り、日本一に輝いた1998年以来19年ぶりに日本シリーズに出場します。

今永、濵口両左腕の活躍で「下剋上」を実現し、ぜひDeNAの黄金時代を築いてもらいたいです。

ちなみにDeNAにはもう1人、有望な若手左腕投手がいます。石田健大です。

石田の今季の成績はこちら。

6勝6敗 防3.40 106.0回 103奪三振 WHIP1.17

石田は昨年も9勝を挙げ、今季がプロ3年目で年齢もまだ24歳。

DeNAが一気に「左腕王国」となってしまいそうです 笑


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