ソフトバンク・東浜の「勝ち運」が凄い!/「勝ち運」史上最強投手は?

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2017年9月16日、ソフトバンクが2年ぶりのリーグ優勝を決めました。9/16での優勝は、ソフトバンク自身が持つ一昨年の記録(9/17)を更新するパ・リーグ最速記録です。

この日、東浜巨(ソフトバンク)が西武戦に先発。6回3安打1失点、9奪三振の好投で、リーグ単独トップとなる今季16勝目を挙げました。

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今季の東浜はとにかく「勝ち運」が凄い!

昨年、プロ4年目で自己最多となる9勝を挙げた東浜ですが、今季は、すでにそれを大きく上回る16勝。投球内容も素晴らしいのですが、それ以上にとにかく「勝ち運」が凄いです。

現在パ・リーグ最多勝を争う、東浜と菊池雄星(西武)の成績を比較してみます。

東浜巨(ソフトバンク)
23試合(16QS)2完投 16勝4敗 防2.67 155.0回 136奪三振 WHIP1.12

菊池雄星(西武)
24試合(21QS)6完投 15勝6敗 防2.07 173.2回 201奪三振 WHIP0.89

全ての数字で菊池が東浜を圧倒しているのですが、勝利数は東浜が一つ上回っています。

さらに東浜の「勝ち運」の凄さを感じていただけるように、ここで、岸孝之(楽天)の今季の成績をご紹介します。

岸孝之(楽天)
22試合(18QS)1完投 8勝9敗 防2.64 153.2回 162奪三振 WHIP1.02

勝敗以外は、東浜とほとんど同じような成績です。と言うより、QS数や奪三振数などを見ると、むしろ岸の方が東浜を上回ってさえいます。

それなのに、東浜は最多勝を争い、岸は負け越しと明暗が分かれています。

長年プロ野球の個人成績を追ってきましたが、何年かに一度、今季の東浜のように異常に「勝ち運」に恵まれた投手が現れることがあります。

投球内容以上に、どんどん白星が積み重なってしまうのです。

この不思議な現象は、一体何なのでしょう。

昨年の「勝ち運」最強投手は?

まさに、昨年の野村祐輔(広島)などはいい例です。

昨年の野村の成績はこちら。

25試合(17QS)1完投 16勝3敗 防2.71 152.2回 91奪三振 WHIP1.15

もちろん勝利数以外の成績も十分素晴らしいと思います。しかし、さすがにこれで16勝3敗は「出来過ぎ」な感じがします。

ちなみに、昨年の菅野智之(巨人)の成績がこちらです。

26試合(22QS)5完投 9勝6敗 防2.01 183.1回 189奪三振 WHIP0.99

これはこれで極端すぎますが 苦笑、野村の成績と比べてみてください。どちらかというと菅野の方が16勝3敗にふさわしい圧倒的な投球内容です。

この「勝ち運」の「ある・ない」は、一体どこで決まるのでしょうか。

わかりやすい理由としては、もちろんチームの強さはあるでしょう。今季の東浜も、昨年の野村も、チームは圧倒的な強さを誇りました。

それからよく言われるのが、「テンポのいい投手が投げると野手がリズムに乗り、点が入りやすい。」という説です。たしかに東浜も野村も制球が良く、テンポ良く投げるイメージはあります。(菅野も制球もテンポもいいと思いますが…。)

しかし、今季の野村の成績を見ると、その2つだけでは「勝ち運」というものを説明しきれないということがわかります。

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今季、野村の「勝ち運」に異変が…

広島は、今季も昨年に続いて開幕からペナントレースを独走しています。セ・リーグ連覇は確実で、昨年同様打線も好調です。

ところが、今季の野村の成績には、昨年と比べて明らかに異変が起きています。昨年と今季の野村の成績を比較してみます。

2016  25試合(17QS)1完投 16勝3敗 防2.71 152.2回 91奪三振 WHIP1.15
2017  23試合(15QS)0完投 *9勝5敗 防2.95 143.1回 99奪三振 WHIP1.22

防御率やWHIPを見ると、昨年よりもわずかに数字が落ちてはいますが、そこまで大きな変化はありません。それにもかかわらず、16勝から9勝と勝利数が激減しています。

同じ投手が、同じようなチーム状態で、同じような投球内容なのに、こんなにも勝利数に差が出てしまいました。

私は「勝ち運」の「ある・ない」は理屈で説明できることではなく、基本的には運がいいか、悪いか、だけのことだと思います。つまり偶然でしかない、ということです。

しかし、一年単位の短いスパンなら、偶然を超えた「勝ち運」というのはあるかもしれません。

それは、過去に残された記録が証明しています。上述したように、ある一年間のみ明らかに異常な「勝ち運」を発揮した投手たちが何人もいるのです。

このテーマについては、またぜひ違う機会に例を挙げて語ってみたいと思います。

さて、突然ですが、80年を超える長い長いプロ野球の歴史上「勝ち運」が最も凄かった投手は、一体「どの」年の「誰」でしょうか。

…プロ野球ファンなら2秒で答えられますね? 笑

もちろん、2013年の田中将大(当時楽天)です。成績はこちら。

2013  24勝0敗1S 防1.27 212.0回 183奪三振 WHIP0.94

さすが「神の子」。「勝ち運」がエグすぎます 苦笑


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