阪神「自前助っ人大砲」の歴史4/「本物?」ロサリオの成績を大予想!

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阪神の新外国人選手・ロサリオが、今日(2月23日)29歳の誕生日を迎えたそうです。

こんなどうでもいいこと(?)でさえネットニュースで報じられるほど今注目を集めているロサリオ。果たして彼は本当に「本物」なのでしょうか…?

当ブログではこれまで3回に渡り、阪神の外国人打者獲得に苦しんできた歴史を振り返ってきました。

関連記事:ロサリオは「当たり」?「外れ」?/阪神「自前助っ人大砲」の歴史1

関連記事:阪神「自前助っ人大砲」の歴史2/暗黒時代・阪神と黄金時代・ヤクルト

関連記事:阪神「自前助っ人大砲」の歴史3/「お古」でしのいでマートン獲得!

いよいよ今回は最終回。最後に今季のロサリオの成績も予想してみたいと思います。

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阪神「自前助っ人大砲」の歴史 2013~2017

昨年までの30年間(1988~2017年)のそれぞれの年で、阪神が自ら獲得した外国人打者(他球団から移籍した選手を除く)の中で最多本塁打を記録した選手をご紹介します。

「生え抜き和製大砲」を振り返った記事では巨人の場合と比較しましたが、今回は外国人スラッガー獲得に定評のあるヤクルトの場合と比較しながら4回に渡ってお伝えしています。

最終回は2013~2017年の記録です。

2013年
阪神 19本/マートン
.314(566-178)19本 *85打点 *43四死球 OPS*.845

ヤク 60本/バレンティン
.330(439-145)60本 131打点 104四死球 OPS1.234

マートンが前年の不振から復調。この年は主に四番打者として「平常運転」して3回目の最多安打を獲得しました。その陰で新外国人・コンラッドが「大外れ」。わずか24試合の出場とはいえ打点すら挙げられませんでした。ヤクルトはバレンティンがプロ野球新記録の60本塁打を記録しました。

 
2014年
阪神 26本/ゴメス
.283(537-152)26本 109打点 75四死球 OPS*.861

ヤク 31本/バレンティン
.301(366-110)31本 *69打点 77四死球 OPS1.007

新外国人・ゴメスが「大当たり」。開幕から四番打者として勝負強さを発揮し、阪神の外国人打者としては1986年のバース以来となる打点王を獲得。さらに5年目のマートンも打率.338で初の首位打者を獲得しました。ヤクルトはバレンティンが故障で離脱しながらも4年連続30本塁打を記録。

 
2015年
阪神 17本/ゴメス
.271(520-141)17本 72打点 78四死球 OPS.787

ヤク *4本/デニング
.222(194-*43)*4本 22打点 31四死球 OPS.671

2年目のゴメスが初めて五番に降格するなど前年に比べて精彩を欠き、打撃三部門全てで成績が悪化。さらに2010年からチームを支え続けたマートンも打率.276と不振でこちらは解雇となりました。ヤクルトはバレンティンが4月に離脱。途中入団したBCリーグ出身のデニングがトップでした。

 
2016年
阪神 22本/ゴメス
.255(498-127)22本 79打点 53四死球 OPS.753

ヤク 31本/バレンティン
.269(457-123)31本 96打点 75四死球 OPS.885

4月だけで30打点を挙げるなどシーズン序盤は好調だったゴメスが6月以降は絶不調。最終的に22本塁打を記録しましたが、この年限りで解雇されました。新外国人・ヘイグも31試合で2本塁打と安定の「大外れ」でした。ヤクルトはバレンティンが6年目で4回目の31本塁打を記録しました 笑

 
2017年
阪神 *5本/ロジャース
.252(123-*31)*5本 23打点 15四死球 OPS.759

ヤク 32本/バレンティン
.254(445-113)32本 80打点 73四死球 OPS.864

新外国人・キャンベルが25打席連続無安打を記録するなどまたも「大外れ」。7月に緊急獲得したロジャースもデビュー7試合で3本塁打を記録したものの、結局5本塁打に終わりました。ヤクルトはバレンティンが32本塁打で入団7年間の平均本塁打数がきっちり「31本塁打」となりました 笑

「マートン首位打者&ゴメス打点王」の奇跡

阪神が2010年のマートン獲得からわずか4年で(笑)ゴメスという「大当たり」を引き当てました。

何せ上述したように阪神の外国人打者(他球団から移籍した選手も含む)の打点王獲得は、あのバースが2年連続の三冠王に輝いた1986年以来なんと28年ぶりのことでした。

ここまで今回の企画をお読みくださった方なら、2014年の「マートン首位打者&ゴメス打点王」がどれほど奇跡的なことだったかお分かりになると思います 苦笑

しかし残念ながらこのコンビの活躍は長くは続かず、2015年にはマートン、そして2016年にはゴメスが相次いで解雇される結果となってしまいました。

この2人の陰に隠れて、阪神はコンラッド、ヘイグ、キャンベルなどきっちり「大外れ」も引いています 苦笑 まあ外国人打者の獲得などそうそう「当たる」ものではありませんが…。

ちなみに阪神はこの5年間(2012~2017年)で2位が3回。決して弱くはないのですが、2位と言っても3回とも1位と大差の2位で、優勝が近いようで遠い状況が続いています。

ヤクルトの方は完全にバレンティン一強。2013年には8月に打率.460、18本塁打を記録するなど「スーパーバレンティン」として、なんとシーズン60本塁打のプロ野球新記録を樹立しました。

「確変」期間はその年だけで終わってしまいましたが 苦笑、バレンティンはその後も4年間で30本塁打以上が3回と非常に安定した活躍を見せています。

ただしヤクルトもこの期間はバレンティン以外の外国人打者はほとんど不発でした。

今季は今のところ外国人打者はこのバレンティン1人ですが、その代わりに現役メジャーリーガー「エイオキ」を獲得しました。(注:青木宣親のことです。悪ノリしてすみません…。)

ヤクルトは2015年にリーグ優勝を果たしたものの、この5年間で最下位も3回と基本的にはかなり低迷しています。この新助っ人・エイオキ(しつこい)の加入で上位浮上となるでしょうか。

なお、昨年までの過去30年間(1988~2017年)で「自前」の外国人打者がシーズン30本塁打を記録した回数はヤクルトの18回に対し、阪神は1989年のフィルダー(38本塁打)の1回のみでした… 苦笑

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今季のロサリオの成績を大予想!

それでは今季のロサリオの成績を予想します!

2018  .268(525-141)26本 79打点 42四死球 OPS.794

…中途半端ですか?苦笑 いつもと同じく感覚だけで決めました。すみません!

今季のロサリオの成績は、ゴメスの1年目の成績(打率.283、26本塁打、109打点)が基準になると思うのですが、微妙に下回るような気がします。

これは阪神のスカウト力がどうこうというより、この企画の第1回目でも述べましたが、これまでロサリオはクアーズ・フィールド、そして韓国プロ野球と「打高」の環境でプレーし続けてきました。

攻め方もメジャーや韓国と日本の投手は全然違います。今はまだ各球団ロサリオに対していろいろ試している段階だと思いますが、シーズンに入ると実にいやらし~く弱点を攻めてくるでしょう。

そういう「環境の変化」にロサリオがどこまで対応できるのか。ネットニュースなどを見る限りでは性格は真面目で練習熱心という印象を受けるものの、それで打てれば誰も苦労しません 苦笑

好不調の波が激しいタイプらしいですが、不調な時にコーチのアドバイスをしっかり聞いて、日本の投手に対する自分のスタンスを確立できればもう少しいい成績を残せるかもしれません。

いずれにしても、今メディアで期待されているような「バース級」はもちろん「3割・30本・100打点」というような成績を1年目から残すのは残念ながらおそらく無理だと思います。

まあ最近「打低」が続く日本プロ野球ですし、何と言っても今までの阪神の獲得した外国人打者の歴史を考えれば、私が予想したくらいの成績でも球団やファンは万々歳かもしれませんけどね 苦笑

…って、大事なことを忘れていました!

実は私、まだ「動くロサリオ」を一度も見たことがありませんでした…。

そんないい加減な私の成績予想は、きっとこれまでの阪神の外国人打者獲得くらい「大外れ」する確率が高いでしょう。

お後がよろしいようで 苦笑


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