半規定打席・打撃ランキング2017/「4割打者!」日本ハム・近藤

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今さらだと思いますが、規定打席とは何なのか具体的にご存じでしょうか?

規定打席とは、プロ野球において「打撃ランキングの対象になるために必要な打席数」のことです。ちなみに算出方法は「チームの試合数×3.1」とされています。

もちろん首位打者は、この規定打席に到達した打者の中で争われますし、いわゆる「3割打者」というのも、規定打席に到達した上で打率3割を記録した打者のことを指します。

つまり、規定打席に到達していないと、その打者の成績は一般的な打撃ランキングには掲載されずに「隠れた記録」扱いとなってしまうということです。

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「隠れた記録」で打撃ランキングを作りたい!

私は今まで、当ブログの中で何度か「規定打席未到達の好成績」が大好物だと言ってきました。

「規定打席未到達の好成績」のまさに「隠れた」感じや、「もしこの選手がフル出場していたら、どんな成績になったんだろう?」と妄想させてくれるところが子どもの頃からたまらなく好きなのです 笑

何とかこの「隠れた記録」の面白さを、読者のみなさんと共有することはできないだろうか…。

そこで私は考えました!

「規定打席の半分」、すなわち「半規定打席」という条件を作り、それを満たした「規定打席未到達の打者」で打撃ランキングを作ったら楽しいのではないか、と。

半規定打席到達者・打率ベスト10!2017

ということで今回は、試しに2017年の半規定打席到達者(規定打席未到達の打者に限る)による打撃ランキングを発表してみたいと思います。

2017年の規定打席数はセ・リーグ、パ・リーグともに「443打席」なので、半規定打席数はその半分の「221.5打席」の小数点第一位を四捨五入した「222打席」とします。

ちなみに、2017年のセ・リーグ、パ・リーグの実際の打率ベスト10と各部門のタイトルホルダーは、日本野球機構のサイト内の下記のページからご確認いただけます。

年度別成績 2017年 セントラル・リーグ
年度別成績 2017年 パシフィック・リーグ

それでは、12球団の半規定打席到達者の打率ベスト10を発表します!

さらに、打率ベスト10圏外の中の「本塁打率が優秀な打者」も併せてご紹介します。

10位 亀澤恭平(中日)
.287(254-*73)*2本 13打点 16四死球 OPS*.658

*9位 マレーロ(オリックス)
.290(283-*82)20本 50打点 34四死球 OPS*.925

*8位 新井貴浩(広島)
.292(243-*71)*9本 48打点 41四死球 OPS*.850

*7位 内川聖一(ソフトバンク)
.297(266-*79)12本 50打点 32四死球 OPS*.851

*6位 山川穂高(西武)
.298(242-*72)23本 61打点 51四死球 OPS1.081

*5位 雄平(ヤクルト)
.306(281-*86)*2本 32打点 17四死球 OPS*.745

*4位 吉田正尚(オリックス)
.311(228-*71)12本 38打点 39四死球 OPS*.928

*3位 松山竜平(広島)
.326(350-114)14本 77打点 31四死球 OPS*.909

*2位 大谷翔平(日本ハム)
.332(202-*67)*8本 31打点 26四死球 OPS*.942

*1位 近藤健介(日本ハム)
.413(167-*69)*3本 29打点 62四死球 OPS1.124

 
**位 エルドレッド(広島)

.265(344-*91)27本 78打点 58四死球 OPS*.900

**位 ロメロ(オリックス)
.274(390-107)26本 66打点 33四死球 OPS*.838

**位 福田永将(中日)
.271(299-*81)18本 49打点 26四死球 OPS*.843

**位 ペーニャ(ロッテ)
.242(219-*53)15本 38打点 31四死球 OPS*.845

 
いかがでしょうか?私、ランキングを作りながらちょっと興奮しちゃいました 笑

これ、なんか新鮮で面白くないすか??笑

改めて見てみると、打撃ランキングには載っていない規定打席未到達の打者の中にも、埋もれさせるのはもったいないような好成績を残している打者がいますよね。

こういう成績を見つけるのが大好きなんです!笑

さて、ランキングを見ていきましょう。

1位はもちろん(笑)「4割打者」の近藤でした。打席数が半規定打席ギリギリの231打席。1位が「4割打者」というだけでランキングの華やかさが全然違いますから、到達してくれてよかったです 笑 

ちなみに、打率4割以上でシーズンを終了した打者の過去の最多打席数は62打席。それを大幅に更新する231打席での打率.413はまさに圧巻です。

関連記事:日本ハム・近藤は故障がなければ4割打てたのか?来年の成績を大予想!

2位は、今季は怪我の影響でほぼ打者に専念した大谷でした。昨年22本塁打を記録したことを考えると8本塁打はやや物足りないですが、打率.332はさすがでした。

3位は、広島の2連覇に大きく貢献した松山でした。鈴木誠也が怪我でリタイアした後の四番を務めました。今季はチャンスにめっぽう強く、規定打席未到達ながらリーグ10位の77打点はお見事です。

その他、パ・リーグの「やべーやつ」コンビ、吉田正と山川もランクインしています。特に山川は293打席で23本塁打。打率も.298と本当に怖い打者に成長しました。

関連記事:西武・山川とオリックス・吉田正は今季で「やべーやつ」を卒業せよ!

それから、昨年のセ・リーグMVP・新井も8位に顔を出しました。今季は出場機会こそ減ったものの、ベテランとして十分すぎる働きを見せました。

関連記事:広島・新井の成績を2倍したら、MVPを獲った昨年の成績に似ていた。

圏外には外国人打者が並ぶ中、唯一日本人打者として福田が入りました。広いナゴヤドームを本拠地としてこの成績は立派だと思います。

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14人がもしフル出場していたら?

ところで、上記の打者たちがもしもこの年フル出場していたら、一体どういう成績を残していたのでしょうか。いつもの「リアル規定打席換算」を使って見てみましょう。

「リアル規定打席換算」とは、上記の14人の成績を今季のセ・パ両リーグそれぞれの規定打席到達者の平均打席数(セ:554打席、パ:546打席)で換算するという私のオリジナル(?)の手法です。

ただし、割り出された安打数、本塁打数、打点、四死球数などは小数点第一位を四捨五入しますので、その影響で打率やOPSが若干変化することがあります。その点はご了承ください。

それでは一気に「リアル規定打席換算」いきます!

亀澤恭平(中日)
.287(485-139)*4本 *25打点 *31四死球 OPS*.659

マレーロ(オリックス)
.291(485-141)34本 *86打点 *58四死球 OPS*.927

新井貴浩(広島)
.291(467-136)17本 *92打点 *79四死球 OPS*.846

内川聖一(ソフトバンク)
.298(484-144)22本 *92打点 *58四死球 OPS*.854

山川穂高(西武)
.297(451-134)43本 114打点 *95四死球 OPS1.080

雄平(ヤクルト)
.306(519-159)*4本 *59打点 *31四死球 OPS*.748

吉田正尚(オリックス)
.312(465-145)24本 *77打点 *79四死球 OPS*.924

松山竜平(広島)
.325(501-163)20本 110打点 *44四死球 OPS*.909

大谷翔平(日本ハム)
.333(446-159)19本 *73打点 *61四死球 OPS*.945

近藤健介(日本ハム)
.414(394-163)*7本 *69打点 148四死球 OPS1.124

 
エルドレッド(広島)
.265471-12537 107打点 79四死 OPS*.901

ロメロ(オリックス)
.274(503-138)33本 *85打点 42四死球 OPS*.835

福田永将(中日)
.271(509-138)31本 *83打点 44四死球 OPS*.845

ペーニャ(ロッテ)
.242(475-115)33本 *82打点 67四死球 OPS*.847

 
いかがでしょうか。なかなかリアリティーのある成績が並んでいると思いませんか?…1位の人以外 笑

実際の打撃ランキングやタイトル争いに影響を与えそうな好成績が目白押しです。

というか、日本プロ野球史上初の「正式な」4割打者が誕生してしまいました 笑 そして、タイトルホルダーも新たに4人誕生しました 苦笑

近藤の打率.413が秋山翔吾(西武)の打率.322を上回り、パ・リーグ「仮想・首位打者」を獲得しました。ちなみに打率.413はもちろんプロ野球新記録です。

山川の43本塁打、114打点がデスパイネ(ソフトバンク)の35本塁打、103打点を上回り、パ・リーグ「仮想・本塁打王」と「仮想・打点王」の二冠王に輝きました。

松山の110打点がロペス(DeNA)の105打点を上回り、セ・リーグ「仮想・打点王」を獲得。

エルドレッドの37本塁打がペゲーロ(中日)の35本塁打を上回り、セ・リーグ「仮想・本塁打王」を獲得しました。

ちなみにこのエルドレッドの成績は、実際に本塁打王を獲得した2014年の成績(打率.260、37本塁打、104打点)にかなり近いです。

松山とエルドレッドは、この成績なら今季のセ・リーグMVPも狙えるかもしれません 笑

みなさん、おめでとう!

…ということで、この企画楽しすぎます。シリーズ化決定!とさせていただきます 笑


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