半規定打席・打撃ランキング2014/広島・ロサリオ、謎の大爆発!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

「規定打席未到達の打撃成績」という「隠れた記録」の面白さを広めたい…。

そんな私の個人的な思いから、「規定打席の半分に到達した打者」すなわち「半規定打席到達者」(規定打席未到達の打者に限る)による打撃ランキングを作成するこのシリーズ。

今回は、2014年の半規定打席到達者の打撃ランキングを発表したいと思います。

スポンサードリンク

半規定打席到達者・打率ベスト10!2014

まず、2014年のセ・リーグ、パ・リーグの実際の打率ベスト10と各部門のタイトルホルダーは、日本野球機構サイト内の下記のページからご確認いただけます。

年度別成績 2014年 セントラル・リーグ
年度別成績 2014年 パシフィック・リーグ

2014年の規定打席数はセ・パともに「446打席」なので、半規定打席数はその半分の「223打席」とします。

それでは、2014年の12球団の半規定打席到達者の打率ベスト10を発表します!

さらに、打率ベスト10圏外の中から本塁打率が優秀な打者も併せてご紹介します。

 
10位 田中広輔(広島)
.292(295-*86)*9本 34打点 28四死球 OPS.781

*9位 亀井善行(巨人)
.296(240-*71)*8本 26打点 22四死球 OPS.827

*8位 小谷野栄一(日本ハム)
.296(243-*72)*4本 29打点 25四死球 OPS.764

*7位 中村悠平(ヤクルト)
.298(325-*97)*5本 41打点 30四死球 OPS.733

*6位 松田宣浩(ソフトバンク)
.301(392-118)18本 56打点 26四死球 OPS.846

*5位 グリエル(DeNA)
.305(239-*73)11本 30打点 17四死球 OPS.884

*4位 飯原誉士(ヤクルト)
.306(222-*68)*4本 29打点 15四死球 OPS.769

*3位 松山竜平(広島)
.318(233-*74)*7本 34打点 16四死球 OPS.815

*2位 アンダーソン(巨人)
.319(295-*94)15本 50打点 30四死球 OPS.897

*1位 ロサリオ(広島)
.336(238-*80)14本 49打点 24四死球 OPS.978

 
**位 ブランコ(DeNA)
.283(311-*88)17本 60打点 22四死球 OPS.822

**位 大谷翔平(日本ハム)
.274(212-*58)10本 31打点 21四死球 OPS.842

 
さて、ランキングを見ていきましょう。

1位は、カープアカデミー出身のロサリオでした。この年は外国人枠の関係もあってフル出場はできませんでしたが、サイクル安打を達成するなど素晴らしい成績を残しました。

ちなみにロサリオは、今年メキシカンリーグで本塁打王を獲得しています。

2位のアンダーソンは開幕から絶好調でしたが、5/13の試合で肉離れを起こして戦線離脱。その時点での打率がなんと.370。しかし、残念ながら復帰後はあまりぱっとしませんでした。

3位は、なんとこの2014年から2017年まで4年連続のランクインとなった松山。この企画は松山のためにあるのでしょうか?笑 この年は打率.318と高打率を残しました。
 
5位には今季メジャーリーグで活躍し、今何かと話題の(?)グリエルがランクイン。6月からの出場でしたが、日本でもキューバ代表選手としての実力を十分に見せてくれました。

10位は、今季セ・リーグ最高出塁率を獲得した田中でした。この年はプロ1年目。夏場には遊撃手のレギュラーに定着し、新人野手としては文句なしの素晴らしい成績を残しました。

ちなみに大谷は、高卒2年目で投手として11勝を挙げながらの10本塁打。比べる対象があのベーブ・ルースですからね。これはもうちょっとした「事件」でした 苦笑

12人もしフル出場していたら?

次に、上記の打者たちがもしもこの年フル出場していたら、一体どういう成績を残していたのでしょうか。いつもの「リアル規定打席換算」を使って見てみましょう。

「リアル規定打席換算」とは、上記の12人の成績を2014年のセ・パ両リーグそれぞれの規定打席到達者の平均打席数(セ:560打席、パ:557打席)で換算するという手法です。

ただし、安打数、本塁打数、打点、四死球数などは小数点第1位を四捨五入しますので、打率やOPSは若干変わることがあります。その点はご了承ください。

 
田中広輔(広島)

.292(497-145)15本 *57打点 47四死球 OPS.778

亀井善行(巨人)
.297(502-149)17本 *54打点 46四死球 OPS.831

小谷野栄一(日本ハム)
.296(494-146)*8本 *59打点 51四死球 OPS.761

中村悠平(ヤクルト)
.299(498-149)*8本 *63打点 46四死球 OPS.739

松田宣浩(ソフトバンク)
.301(517-156)24本 *74打点 34四死球 OPS.849

グリエル(DeNA)
.306(519-159)24本 *65打点 37四死球 OPS.888

飯原誉士(ヤクルト)
.306(510-156)*9本 *67打点 34四死球 OPS.766

松山竜平(広島)
.318(522-166)16本 *76打点 36四死球 OPS.817

アンダーソン(巨人)
.319(508-162)26本 *86打点 52四死球 OPS.900

ロサリオ(広島)
.337(505-170)30本 104打点 51四死球 OPS.981

 
ブランコ(DeNA)
.284(518-147)29本 101打点 37四死球 OPS.827

大谷翔平(日本ハム)
.273(505-138)24本 *74打点 50四死球 OPS.841

 
今回の主役は、何と言ってもロサリオです。

打率.337は、この年の首位打者・マートン(阪神)の.338に1厘及ばず、104打点も、打点王・ゴメス(阪神)の109打点に次ぐ2位と惜しくもタイトル獲得はなりませんでしたが、打撃三部門とも非常にハイレベルな成績を残しました。

アンダーソンもなかなかの好成績です。上述したように、彼の場合は怪我で成績を落とした部分もあるので、もし怪我をしていなかったらこれ以上の成績を残していたかもしれません。

松山の成績も素晴らしいですね。この選手は本当に一度フル出場させてみたいです。このまま「最強の準レギュラー」で終わってしまうのは、あまりにももったいなさすぎます。

「準レギュラー」と言えば亀井も、キャリアハイ(2009年の打率.290、25本塁打、71打点)を考えれば、これくらいの成績を残すポテンシャルは十分にあります。さすがに今はもう無理か… 苦笑

大谷は、高卒2年目の打者と考えるとものすごい成績です。

何せ高卒2年目でのシーズン20本塁打は、ドラフト制度導入以降は1986年の清原和博(当時西武)、1994年の松井秀喜(当時巨人)しか達成していない大記録です。

ベーブ・ルースの次は「MK砲」(死語ですか?笑)。やはり大谷はスケールが違います 苦笑

ということで、2014年は以上です!


follow us in feedly

この記事を読んだ方はこちらもどうぞ!

スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る