半規定打席・打撃ランキング2013/「天才打者?」DeNA・梶谷

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「規定打席未到達の打撃成績」という「隠れた記録」の面白さを広めたい…。

そんな私の個人的な思いから、「規定打席の半分に到達した打者」すなわち「半規定打席到達者」(規定打席未到達の打者に限る)による打撃ランキングを作成するこのシリーズ。

今回は、2013年の半規定打席到達者の打撃ランキングを発表したいと思います。

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半規定打席到達者・打率ベスト10!2013

2013年の規定打席数はセ・リーグ、パ・リーグともに「446打席」なので、半規定打席数はその半分の「223打席」とします。

ちなみに、2013年のセ・リーグ、パ・リーグの実際の打率ベスト10と各部門のタイトルホルダーは、日本野球機構のサイト内の下記のページからご確認いただけます。

年度別成績 2013年 セントラル・リーグ
年度別成績 2013年 パシフィック・リーグ

それでは、2013年の12球団の半規定打席到達者の打率ベスト10を発表します!

さらに、打率ベスト10圏外の中の「本塁打率が優秀な打者」も併せてご紹介します。

 
10位 モーガン(DeNA)

.294(371-109)11本 50打点 40四死球 OPS*.795

*9位 鶴岡慎也(日本ハム)
.295(244-*72)*2本 26打点 18四死球 OPS*.699

*8位 柳田悠岐(ソフトバンク)
.295(298-*88)11本 41打点 39四死球 OPS*.860

*7位 藤井淳志(中日)
.303(238-*72)*6本 19打点 16四死球 OPS*.763

*6位 梵英心(広島)
.304(359-109)*6本 42打点 41四死球 OPS*.800

*5位 川端慎吾(ヤクルト)
.311(267-*83)*5本 37打点 37四死球 OPS*.802

*4位 平野恵一(オリックス)
.313(217-*68)*0本 14打点 16四死球 OPS*.730

*3位 岡島豪郎(オリックス)
.323(226-*73)*1本 13打点 31四死球 OPS*.790

*2位 梶谷隆幸(オリックス)
.346(254-*88)16本 44打点 33四死球 OPS1.047

*1位 ルナ(中日)
.350(329-115)*9本 51打点 27四死球 OPS*.919

 
**位 ボウカー(巨人)
.262(271-*71)14本 46打点 22四死球 OPS*.817

**位 キラ(広島)
.259(224-*58)14本 45打点 38四死球 OPS*.840

**位 エルドレッド(広島)
.247(235-*58)13本 32打点 24四死球 OPS*.775

**位 江川智晃(ソフトバンク)
.260(227-*59)12本 35打点 33四死球 OPS*.797

 
さて、ランキングを見ていきましょう。

1位のルナは、5/31まで打率4割をキープするなど、開幕から首位打者争いのトップを走り続けました。しかし、8月にひざの故障で登録を抹消、打率1位のまま無念のリタイアとなってしまいました。

2位は、この年の夏に突然の大ブレイクを果たした梶谷。16本塁打はなんと全て8月以降に打ったもの。さらに.346という高打率を残し、ファンにひと時(?)の夢を与えました 苦笑

3位の岡島は、元々捕手で選手登録されていましたが、出場機会を求めて自ら大学2年の時以来の外野手での出場を志願。夏場から右翼手のレギュラーに定着し、一番打者として活躍しました。

8位には、この2年後の2015年にトリプルスリーを達成することになる柳田がランクイン。規定打席未到達ながら、3割近い打率に11本塁打、10盗塁。すでにトリプルスリーの片鱗が垣間見えています。

その柳田の同僚・江川は、この年264打席で12本塁打を放ちました。2004年にドラフト1巡目で指名された「未完の大器」もついに開花かと思われましたが、残念ながらその後は伸び悩んでいます…。

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14人がもしフル出場していたら?

次に、上記の打者たちがもしもこの年フル出場していたら、一体どういう成績を残していたのでしょうか。いつもの「リアル規定打席換算」を使って見てみましょう。

「リアル規定打席換算」とは、上記の14人の成績を2013年のセ・パ両リーグそれぞれの規定打席到達者の平均打席数(セ:550打席、パ:558打席)で換算するという私のオリジナル(?)の手法です。

ただし、割り出された安打数、本塁打数、打点、四死球数などは小数点第一位を四捨五入しますので、その影響で打率やOPSが若干変化することがあります。その点はご了承ください。

それでは一気に「リアル規定打席換算」いきます!

 
モーガン(DeNA)

.293(481-141)14本 65打点 52四死球 OPS*.793

鶴岡慎也(日本ハム)
.296(494-146)*4本 53打点 36四死球 OPS*.698

柳田悠岐(ソフトバンク)
.295(492-145)18本 68打点 66四死球 OPS*.858

藤井淳志(中日)
.302(506-153)13本 40打点 34四死球 OPS*.763

梵英心(広島)
.303(462-140)*8本 54打点 53四死球 OPS*.802

川端慎吾(ヤクルト)
.310(471-146)*9本 65打点 65四死球 OPS*.802

平野恵一(オリックス)
.313(508-159)*0本 33打点 38四死球 OPS*.727

岡島豪郎(オリックス)
.323(477-154)*2本 27打点 66四死球 OPS*.789

梶谷隆幸(オリックス)
.346(492-170)31本 84打点 56四死球 OPS1.046

ルナ(中日)
.350(508-178)14本 79打点 42四死球 OPS*.924

 
ボウカー(巨人)
.261(505-132)26本 86打点 41四死球 OPS*.818

キラ(広島)
.258(465-120)29本 93打点 79四死球 OPS*.839

エルドレッド(広島)
.248(497-123
)28本 68打点 51四死球 OPS*.779

江川智晃(ソフトバンク)
.260(480-125)25本 74打点 70四死球 OPS*.795

 
今回、久しぶりのタイトルホルダーが誕生しました。

ルナの打率.350がブランコ(DeNA)の打率.333を上回り、「仮想・首位打者」を獲得。さらに178安打がマートン(阪神)に並び、「仮想・最多安打」も獲得しました。

まあ故障でリタイアしなければ、実際この2つのタイトルは獲れていた可能性が高いですよね。

今回も28本塁打のエルドレッドはさすがですが、キラもフル出場していれば、これくらいの好成績を残せていたんですね。29本塁打で93打点は素敵です 笑 しかも出塁率は.362という高さでした。

江川もこれくらいの成績を残すポテンシャルはあるということですよね。この年の江川も出塁率は.352と優秀です。今季はわずか1本塁打でした。来年は32歳、正念場です。

余談ですが、江川のこの成績を見て、かつてのホークスの「和製大砲」岸川勝也(元ダイエー、巨人他)を思い出しました。1989年にそっくりな成績を残しています。…どうでもいいですね 苦笑

岸川勝也(ダイエー)
1989  .260(400-104)26本 66打点 56四死球 OPS.859

しかし、何と言ってもこの年の主役は梶谷でしょう。以前当ブログでも取り上げましたが、こんな凄い成績は天才打者にしか残せません。ファンがこの年の梶谷を引きずってしまうのも仕方がないです。

関連記事:DeNA・梶谷が狙うべき成績はトリプルスリーではなくトリプル○○

ちなみに今季の梶谷の打率は、この年より約1割も低い.243。一体どうしてこうなってしまったんでしょう…。泣けてきます。

ということで、2013年は以上です!


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