半規定打席・打撃ランキング2011/広島・バーデンって誰ですか?

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「規定打席未到達の打撃成績」という「隠れた記録」の面白さを広めたい…。

そんな私の個人的な思いから、「規定打席の半分に到達した打者」すなわち「半規定打席到達者」(規定打席未到達の打者に限る)による打撃ランキングを作成するこのシリーズ。

今回は、2011年の半規定打席到達者の打撃ランキングを発表したいと思います。

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半規定打席到達者・打率ベスト10!2011

2011年の規定打席数はセ・リーグ、パ・リーグともに「446打席」なので、半規定打席数はその半分の「223打席」とします。

ちなみに、2011年のセ・リーグ、パ・リーグの実際の打率ベスト10と各部門のタイトルホルダーは、日本野球機構のサイト内の下記のページからご確認いただけます。

年度別成績 2011年 セントラル・リーグ
年度別成績 2011年 パシフィック・リーグ

それでは、2011年の12球団の半規定打席到達者の打率ベスト10を発表します!

さらに、打率ベスト10圏外の中の「本塁打率が優秀な打者」も併せてご紹介します。

 
10位 廣瀬純(広島)
.271(218-*59)*2本 27打点 43四死球 OPS.699

*9位 内村賢介(楽天)
.271(321-*87)*1本 30打点 26四死球 OPS.639

*8位 中村真人(楽天)
.271(247-*67)*1本 24打点 23四死球 OPS.656

*7位 金城龍彦(横浜)
.272(324-*88)*3本 29打点 19四死球 OPS.653

*6位 田口壮(オリックス)
.273(198-*54)*0本 15打点 18四死球 OPS.657

*5位 ハーパー(横浜)
.278(320-*89)*9本 39打点 27四死球 OPS.747

*4位 バーデン(広島)
.281(210-*59)*3本 20打点 30四死球 OPS.739

*3位 阿部慎之助(巨人)
.292(390-114)20本 61打点 44四死球 OPS.863

*2位 赤田将吾(オリックス)
.305(226-*69)*0本 17打点 18四死球 OPS.706

*1位 松中信彦(ソフトバンク)
.308(266-*82)12本 36打点 34四死球 OPS.887

 
**位 スレッジ(横浜)
.260(339-*88)20本 57打点 30四死球 OPS.797

**位 ブランコ(中日)
.248(278-*69)16本 48打点 35四死球 OPS.802

**位 高橋由伸(巨人)
.246(256-*63)15本 37打点 44四死球 OPS.829

 
さて、ランキングを見ていきましょう。

1位の松中は、前年は12年ぶりに規定打席に届かず、打率.235、11本塁打と大不振でした。この年も出場機会は少なかったですが、3割を超える打率を残し意地を見せました。

2位の赤田も、オリックス移籍1年目だった前年は打率.217と大きく期待を裏切りましたが、この年はサヨナラ安打を3本打つなど勝負強さを見せ、打率も.305と好調でした。

3位の阿部は、怪我の影響で開幕から1か月欠場し、8年ぶりに規定打席には届きませんでしたが、シーズンが終盤に向かうにつれて尻上がりに調子を上げ、結局打率.292、20本塁打と好成績でした。

5位は、メジャーからオリックスに復帰して2年目の田口。7月半ばまで打率3割をキープするなど打撃好調でしたが、その後調子を崩して登録抹消。シーズン終盤に戦力外通告を受けてしまいました。

この年も前回の2012年版に続いて「違反球」が使用された年とあって、各打者本塁打数がかなり寂しい数字となっています。

そんな中、スレッジ、ブランコ、高橋の3人は、かなり高い本塁打率を記録しました。

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13人がもしフル出場していたら?

次に、上記の打者たちがもしもこの年フル出場していたら、一体どういう成績を残していたのでしょうか。いつもの「リアル規定打席換算」を使って見てみましょう。

「リアル規定打席換算」とは、上記の13人の成績を2011年のセ・パ両リーグそれぞれの規定打席到達者の平均打席数(セ:559打席、パ:564打席)で換算するという私のオリジナル(?)の手法です。

ただし、割り出された安打数、本塁打数、打点、四死球数などは小数点第一位を四捨五入しますので、その影響で打率やOPSが若干変化することがあります。その点はご了承ください。

それでは一気に「リアル規定打席換算」いきます!

 
廣瀬純(広島)

.271(442-120)*4本 55打点 87四死球 OPS.699

内村賢介(楽天)
.272(464-126)*1本 43打点 38四死球 OPS.636

中村真人(楽天)
.271(491-133)*2本 48打点 46四死球 OPS.656

金城龍彦(横浜)
.272(512-139)*5本 46打点 30四死球 OPS.657

田口壮(オリックス)
.274(468-128)*0本 35打点 42四死球 OPS.658

ハーパー(横浜)
.278(511-142)14本 62打点 43四死球 OPS.744

バーデン(広島)
.280(485-136)*7本 46打点 69四死球 OPS.738

阿部慎之助(巨人)
.293(499-146)26本 78打点 56四死球 OPS.866

赤田将吾(オリックス)
.305(518-158)*0本 39打点 41四死球 OPS.704

松中信彦(ソフトバンク)
.309(495-153)22本 67打点 63四死球 OPS.886

 
スレッジ(横浜)
.260(508-132)30本 85打点 45四死球 OPS.797

ブランコ(中日)
.248(488-121)28本 84打点 62四死球 OPS.803

高橋由伸(巨人)
.246(475-117)28本 69打点 82四死球 OPS.831

 
みな元の数字が低いため、これと言って突出した成績を残した選手は出ませんでしたが、この中ではやはり阿部が一番バランスのいい好成績ですね。

実際阿部は、同じく「違反球」が使用されたこの翌年、打率.340、27本塁打、104打点とあわや三冠王という大活躍を見せています。この天才打者は「違反球」をそれほど苦にしませんでした。

松中も打点数こそやや寂しいものの、打率3割、20本塁打をクリアしてきました。しかし、こちらは翌年、打率.221、4本塁打に終わってしまいました。「違反球」との相性はいいと思ったのですが…。

田口は上記の表記だけではわかりませんが、犠打数が54になりました。(注:実際は23犠打。)

献身的なプレーでチームを支えたメジャー帰りの大ベテランが、この年限りで戦力外通告を受けてしまったのは少々気の毒でしたね…。(右肩の故障はあったのですが。)

廣瀬の87四死球というのも特筆ものです。そのうち死球がなんと28!(注:実際は14死球でした。)これは2007年のラロッカ(当時オリックス)と並んでシーズン歴代最多タイ記録です 苦笑

スレッジ、ブランコ、高橋の3人は、期待通り「違反球」の年にしては見事な本塁打数になりました。

特にスレッジは、この年のセ・リーグ本塁打王・バレンティン(ヤクルト)の31本塁打に1本差と迫る30本塁打。フル出場して、バレンティンとの熱いタイトル争いを見せてほしかったところです。

上述したように、前回の2012年版、そして今回の2011年版とともに「違反球」が使用された年だったため、半規定打席到達者の成績も振るわず、若干つまらない(?)回が続きました。

次回は最近の中では打高だった2010年です。期待したいと思います!

最後に、バーデンって誰っすかね…?(失礼)


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