半規定打席・打撃ランキング2010/帰ってきたホセ・フェルナンデス

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「規定打席未到達の打撃成績」という「隠れた記録」の面白さを広めたい…。

そんな私の個人的な思いから、「規定打席の半分に到達した打者」すなわち「半規定打席到達者」(規定打席未到達の打者に限る)による打撃ランキングを作成するこのシリーズ。

今回は、2010年の半規定打席到達者の打撃ランキングを発表したいと思います。

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半規定打席到達者・打率ベスト10!2010

まず、2010年のセ・リーグ、パ・リーグの実際の打率ベスト10と各部門のタイトルホルダーは、日本野球機構サイト内の下記のページからご確認いただけます。

年度別成績 2010年 セントラル・リーグ
年度別成績 2010年 パシフィック・リーグ

2010年の規定打席数はセ・パともに「446打席」なので、半規定打席数はその半分の「223打席」とします。

それでは、2010年の12球団の半規定打席到達者の打率ベスト10を発表します!

さらに、打率ベスト10圏外の中から本塁打率が優秀な打者も併せてご紹介します。

 
10位 高山久(西武)
.291(382-111)11本 48打点 33四死球 OPS.792

*9位 石井義人(西武)
.293(222-*65)*6本 22打点 32四死球 OPS.784

*8位 福浦和也(ロッテ)
.295(322-*95)13本 61打点 31四死球 OPS.829

*7位 畠山和洋(ヤクルト)
.300(243-*73)14本 57打点 33四死球 OPS.931

*6位 バルディリス(オリックス)
.301(385-116)14本 50打点 41四死球 OPS.826

*5位 内村賢介(楽天)
.304(230-*70)*0本 12打点 23四死球 OPS.711

*4位 北川博敏(オリックス)
.307(362-111)12本 61打点 33四死球 OPS.837

*3位 ホワイトセル(ヤクルト)
.309(230-*71)15本 53打点 36四死球 OPS.990

*2位 ハーパー(横浜)

.316(225-*71)19本 56打点 32四死球 OPS.991

*1位 フェルナンデス(西武)
.339(221-*65)11本 45打点 19四死球 OPS.925

 
**位 中村剛也(西武)
.234(304-*71)25本 57打点 47四死球 OPS.873

**位 ガイエル(ヤクルト)
.199(251-*50)16本 41打点 58四死球 OPS.768

**位 デントナ(ヤクルト)
.245(294-*72)15本 50打点 33四死球 OPS.771

 
やはり打高の年の打撃成績っていいですね~。(2010年も「ラビット」時代に比べたら大したことないですが。)2年続いた「違反球」の年の後だと、なおさらテンションが上がります 笑

10位の選手が打率.291ですよ?これが「違反球」の年だと、10位は2011年が打率.271、2012年が打率.268ですからね。一体誰があんな球を採用したんでしょう?(知ってますけど… 苦笑)

さて、はりきって(笑)ランキングを見ていきましょう!

1位は、前年オリックスを退団し、メキシカンリーグを経て6月に西武に復帰したフェルナンデス。私ももうすっかり終わった選手だと思っていましたが(失礼)、予想を覆して打ちまくりました。

2位は、こちらも6月に横浜に途中入団したハーパー。メジャーでの実績はなく、当初はそこまで期待されていませんでしたが、19本塁打で得点圏打率.357を記録。パワーと勝負強さを見せました。

3位のホワイトセルも、6月にヤクルトに途中入団した選手です。打撃成績ももちろん素晴らしいですが、特筆すべきはその勝負強さ。68試合の出場でなんと驚異の勝利打点15を記録しました。

奇しくも上位3人全員が、途中入団の外国人選手となりました。

7位の畠山は、それまで若干伸び悩んでいた感がありましたが、この年は後半戦から打ち始めて打率3割と2ケタ本塁打をクリア。翌年以降のレギュラー定着への足固めの年になりました。

8位の福浦は、2007年に6年連続打率3割が途切れて以降やや低迷していましたが、この年は復活。シーズン終盤には四番打者も務め、見事指名打者としてベストナインを受賞しました。

その他、中村剛也は故障で85試合の出場ながら25本塁打。さすがの長打力を発揮しました。

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13人がもしフル出場していたら?

次に、上記の打者たちがもしもこの年フル出場していたら、一体どういう成績を残していたのでしょうか。いつもの「リアル規定打席換算」を使って見てみましょう。

「リアル規定打席換算」とは、上記の13人の成績を2010年のセ・パ両リーグそれぞれの規定打席到達者の平均打席数(セ:574打席、パ:573打席)で換算するという手法です。

ただし、安打数、本塁打数、打点、四死球数などは小数点第1位を四捨五入しますので、打率やOPSは若干変わることがあります。その点はご了承ください。

 
高山久(西武)
.290(517-150)15本 *65打点 *45四死球 OPS.793

石井義人(西武)
.293(488-143)13本 *48打点 *70四死球 OPS.784

福浦和也(ロッテ)
.296(514-152)21本 *97打点 *49四死球 OPS.831

畠山和洋(ヤクルト)
.301(498-150)29本 117打点 *68四死球 OPS.935

バルディリス(オリックス)
.301(508-153)18本 *66打点 *54四死球 OPS.822

内村賢介(楽天)
.305(488-149)*0本 *25打点 *51四死球 OPS.713

北川博敏(オリックス)
.307(514-158)17本 *87打点 *50四死球 OPS.840

ホワイトセル(ヤクルト)
.308(493-152)32本 114打点 *77四死球 OPS.987

ハーパー(横浜)

.315(495-152)42本 123打点 *70四死球 OPS.990

フェルナンデス(西武)
.340(521-177)26本 106打点 *45四死球 OPS.927

 
中村剛也(西武)
.234(492-115)40本 *92打点 *76四死球 OPS.870

ガイエル(ヤクルト)
.200(466-*93)30本 *76打点 108四死球 OPS.771

デントナ(ヤクルト)
.245(507-124)26本 *86打点 *57四死球 OPS.771

 
いや~、予想通り好成績が目白押しです!これでこそ、この企画も存在意義があるというものです 笑

打率上位だったフェルナンデス、ハーパー、ホワイトセルの3人はみな素晴らしい成績でした。

フェルナンデスは計算の都合上、打率が.340に乗ってしまいました 苦笑 往年のパワーは落ち、惜しくも30本塁打には届きませんでしたが、中距離打者としては究極に近い数字です。

また、打率3割・30本塁打・100打点をクリアしたホワイトセルも立派ですが、それ以上に凄いのはハーパー。本塁打が40本を超え、打点も120を超えました。

ただ、これだけ打ってもタイトルはならず。特に本塁打に関しては、49本塁打のラミレス(巨人)、47本塁打のブラゼル(阪神)、44本塁打の阿部慎之助(巨人)と、まだ上に3人もいました 苦笑

2010年どれだけ打高なんだよ、っていう話ですよね 笑

畠山の成績もいいですね~。この「29」本塁打というのが逆に興奮します 笑 117打点も素晴らしいです。ちなみに畠山は、実際この5年後の2015年に26本塁打、105打点で打点王を獲得しました。

それから何と言っても福浦。打率「.296」、「97」打点と、この「寸止め」な感じがたまらんです 笑 ちなみに21本塁打、97打点は福浦のキャリアハイになります。

高山、石井のこういう渋めな成績もキライじゃありません。石井が2ケタ本塁打というのが若干違和感がありますが… 苦笑 この年の石井は意外な長打力を発揮していたんですね。

すっかり忘れてしまいそうになりましたが、中村の40本塁打が、T-岡田(オリックス)の33本塁打を上回り「仮想・本塁打王」獲得ということになります。今回唯一のタイトルホルダーとなりました。

でも、この年はT-岡田が本塁打王でよかったと思います。この時代の中村はいつでも本塁打王が獲れましたからね。事実この後4回本塁打王に輝いています。(通算だと6回。T-岡田はこの年のみ。)

最後はガイエル。フェルナンデスと同じく計算の都合上打率が1厘上がり、ジャスト2割。そして30本塁打。108四死球も相まって、いろいろな意味で異次元の成績に仕上がりました 笑

ということで、2010年は以上です!(テンション高めですみません。)


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