半規定打席・打撃ランキング2008/「恐怖の九番打者」西武・ボカチカ

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「規定打席未到達の打撃成績」という「隠れた記録」の面白さを広めたい…。

そんな私の個人的な思いから、「規定打席の半分に到達した打者」すなわち「半規定打席到達者」(規定打席未到達の打者に限る)による打撃ランキングを作成するこのシリーズ。

今回は、2008年の半規定打席到達者の打撃ランキングを発表したいと思います。

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半規定打席到達者・打率ベスト10!2008

2008年の規定打席数はセ・リーグ、パ・リーグともに「446打席」なので、半規定打席数はその半分の「223打席」とします。

ちなみに、2008年のセ・リーグ、パ・リーグの実際の打率ベスト10と各部門のタイトルホルダーは、日本野球機構のサイト内の下記のページからご確認いただけます。

年度別成績 2008年 セントラル・リーグ
年度別成績 2008年 パシフィック・リーグ

それでは、2008年の12球団の半規定打席到達者の打率ベスト10を発表します!

さらに、打率ベスト10圏外の中の「本塁打率が優秀な打者」も併せてご紹介します。

 
10位 高橋信二(日本ハム)
.286(357-102)*9本 58打点 27四死球 OPS.748

*9位 オーティズ(ロッテ)
.288(337-*97)11本 37打点 33四死球 OPS.803

*8位 サブロー(ロッテ)
.289(346-100)*6本 56打点 40四死球 OPS.775

*7位 木村拓也(巨人)
.293(372-109)*7本 31打点 32四死球 OPS.753

*6位 谷佳知(巨人)
.295(349-103)10本 45打点 18四死球 OPS.760

*5位 根本俊一(ロッテ)
.296(314-*93)*3本 29打点 36四死球 OPS.799

*4位 大村直之(ソフトバンク)
.302(245-*74)*2本 22打点 13四死球 OPS.700

*3位 鈴木尚広(巨人)
.304(247-*75)*3本 17打点 20四死球 OPS.763

*2位 嶋重宣(広島)
.309(301-*93)*7本 35打点 43四死球 OPS.833

*1位 橋本将(ロッテ)
.311(280-*87)11本 55打点 45四死球 OPS.939

 
**位 ボカチカ(西武)
.251(239-*60)20本 47打点 35四死球 OPS.901

**位 高橋由伸(巨人)
.236(275-*65)17本 41打点 35四死球 OPS.783


 
さて、ランキングを見ていきましょう。

1位の橋本は、この年は正捕手・里崎の故障もありシーズンの半分は先発マスクを任されました。自身も怪我で2か月間離脱しましたが、2本の満塁本塁打を打つなど打撃好調で打率3割を記録しました。

2位の嶋は、2004年に首位打者を獲って「赤ゴジラ」としてブレイクして以来打率3割からは遠ざかっていましたが、フォーム改造が功を奏し4年ぶりの打率3割。出塁率も.394と高水準でした。

3位は、巨人で長年代走として活躍した鈴木。この年は7月中旬から「一番・中堅手」に定着し、自己最多の75安打、30盗塁を記録。自身唯一のタイトルとなるゴールデングラブ賞を受賞しました。

前回のこの企画(2009年版)で打率.331で「仮想(?)首位打者」となった谷は、この年も規定打席未到達ながら3割近い打率を残し、同級生の木村と仲良く6位・7位に並んでランクインしました。

同じく前回のこの企画(2009年版)で「アダム・ダン」扱いされた(笑)ボカチカは、この年「恐怖の九番打者」として279打席で20本塁打。非常に優秀な本塁打率を記録しました。

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12人がもしフル出場していたら?

次に、上記の打者たちがもしもこの年フル出場していたら、一体どういう成績を残していたのでしょうか。いつもの「リアル規定打席換算」を使って見てみましょう。

「リアル規定打席換算」とは、上記の12人の成績を2008年のセ・パ両リーグそれぞれの規定打席到達者の平均打席数(セ:532打席、パ:534打席)で換算するという私のオリジナル(?)の手法です。

ただし、割り出された安打数、本塁打数、打点、四死球数などは小数点第一位を四捨五入しますので、その影響で打率やOPSが若干変化することがあります。その点はご了承ください。

それでは一気に「リアル規定打席換算」いきます!

 
高橋信二(日本ハム)

.285(484-138)12本 79打点 37四死球 OPS.751

オーティズ(ロッテ)
.288(483-139)16本 53打点 47四死球 OPS.802

サブロー(ロッテ)
.289(474-137)*8本 77打点 55四死球 OPS.775

木村拓也(巨人)
.292(459-134)*9本 38打点 39四死球 OPS.753

谷佳知(巨人)
.296(497-147)14本 64打点 26四死球 OPS.759

根元俊一(ロッテ)
.296(466-138)*4本 43打点 53四死球 OPS.795

大村直之(ソフトバンク)
.303(492-149)*4本 44打点 26四死球 OPS.702

鈴木尚広(巨人)
.304(487-148)*6本 33打点 39四死球 OPS.765

嶋重宣(広島)
.308(464-143)11本 54打点 66四死球 OPS.833

橋本将(ロッテ)
.310(455-141)18本 89打点 73四死球 OPS.939

 
ボカチカ(西武)
.252(457-115)38本 90打点 67四死球 OPS.901

高橋由伸(巨人)
.236(470-111)29本 70打点 60四死球 OPS.783

 
残念ながら、この年は地味な成績が並ぶ結果となりました。

2008年の実際のタイトルホルダーは、セ・リーグの首位打者が打率.378の内川聖一(横浜)だったり、本塁打王は両リーグ46本で村田修一(横浜)と中村剛也(西武)だったりと派手でしたが…。

全体的に本塁打が少ない中、目立って打点が多い「クラッチヒッター」がちらほら見受けられます。

打率1位の橋本は18本塁打で89打点。高橋(信)が12本塁打で79打点。そしてサブローにいたってはなんと8本塁打で77打点!こういう成績は実にゾクゾクしますね~ 笑

この前年(2007年)のサブローの成績が規定打席に到達して打率.269、7本塁打、68打点ですから、2年続けて見事な「クラッチヒッター」ぶりを発揮していたということになります。

そういえば橋本の成績がこの企画の2012年版のホワイトセル(ロッテ)と同じく、1992年の前田智徳(広島)の成績そっくりで私のフェチ心をくすぐってきます 笑

前田智徳(広島)
1992  .308(493-152)19本 89打点 56四死球 OPS.858

やはり20本塁打に届かずにこの打点、というところがポイントですね!

ボカチカは期待通り、38本塁打と素晴らしい数字になりました。どれだけ振り回してもいいので、こんな「恐怖の九番打者」が増えてくれれば日本のプロ野球ももっと楽しくなりそうです。

それから上記には表記できませんでしたが、鈴木尚広が59盗塁で福地寿樹(ヤクルト)の42盗塁を上回り、盗塁王(仮想)に輝きました!

最後に高橋(由)。解雇するかもう一年様子を見るか、球団を非常に悩ませる1年目の外国人選手のような成績になりました 笑

以前当ブログでご紹介したクラーク(元中日)がやはり同じような成績を残しています。

クラーク(中日)
2013  .238(407-97)25本 70打点 56四死球 OPS.785

ちなみにクラークは、残念ながらクビでした 苦笑

関連記事:「え、クビ?」好成績なのに1年で解雇された外国人野手ベスト10!

ということで、2008年は以上です!


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