半規定打席・打撃ランキング2007/「え、誰の成績?」ロッテ・大松

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「規定打席未到達の打撃成績」という「隠れた記録」の面白さを広めたい…。

そんな私の個人的な思いから、「規定打席の半分に到達した打者」すなわち「半規定打席到達者」(規定打席未到達の打者に限る)による打撃ランキングを作成するこのシリーズ。

今回は、2007年の半規定打席到達者の打撃ランキングを発表したいと思います。

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半規定打席到達者・打率ベスト10!2007

2007年の規定打席数はセ・リーグ、パ・リーグともに「446打席」なので、半規定打席数はその半分の「223打席」とします。

ちなみに、2007年のセ・リーグ、パ・リーグの実際の打率ベスト10と各部門のタイトルホルダーは、日本野球機構のサイト内の下記のページからご確認いただけます。

年度別成績 2007年 セントラル・リーグ
年度別成績 2007年 パシフィック・リーグ

それでは、2007年の12球団の半規定打席到達者の打率ベスト10を発表します!

さらに、打率ベスト10圏外の中の「本塁打率が優秀な打者」も併せてご紹介します。

 
10位 オーティズ(ロッテ)
.284(250-*71)*7本 39打点 19四死球 OPS.771

*9位 ブキャナン(ソフトバンク)
.285(288-*82)11本 48打点 18四死球 OPS.791

*8位 アレン(オリックス)
.286(290-*83)*4本 34打点 *8四死球 OPS.686

*7位 工藤隆人(日本ハム)
.288(215-*62)*0本 17打点 13四死球 OPS.682

*6位 林威助(阪神)
.292(418-122)15本 58打点 20四死球 OPS.776

*5位 福留孝介(中日)
.294(269-*79)13本 48打点 75四死球 OPS.963

*4位 アレックス(広島)
.300(290-*87)*7本 31打点 30四死球 OPS.807

*3位 大松尚逸(ロッテ)
.300(213-*64)*5本 22打点 18四死球 OPS.780

*2位 草野大輔(楽天)
.320(344-110)*8本 44打点 40四死球 OPS.845

*1位 川崎宗則(ソフトバンク)
.329(383-126)*4本 43打点 33四死球 OPS.809

 
**位 ズレータ(ロッテ)
.267(277-*74)15本 51打点 46四死球 OPS.841

**位 嶋重宣(広島)
.228(285-*65)14本 48打点 27四死球 OPS.732

 
さて、ランキングを見ていきましょう。

1位の川崎は、いきなり4月に右手中指骨折で約2か月の戦線離脱となってしまいました。復帰後は打撃好調でキャリアハイの打率.329を記録するも、規定打席に29打席足りませんでした。

2位は、当時の野村克也監督から「安物の天才」と呼ばれた草野。シーズン序盤は大不振で、5月までの打率は.195(87-17)でしたが、6月以降はなんと打率.362(257-93)と打ちまくりました。

3位の大松は、プロ2年目の前年は打率.217ながら74試合で8本塁打と長打力の片鱗を見せました。この年は本塁打こそ5本に減ったものの、打撃の確実性がアップし打率3割を記録しました。

5位は、前年打率.351、31本塁打で首位打者&MVPを獲得した福留。この年も4月は打率.363、9本塁打と最高のスタートを切りましたが、徐々に調子を落とし、結局7月に故障で戦線離脱となりました。

6位の林は、すでにもう何か懐かしい感じがしますね 苦笑 ケガもあり規定打席にわずか4打席足りませんでした。この年の好成績で一気にブレイクすると思っていましたが、残念でした…。

2007年は飛び抜けて打低のシーズンだったというわけではないのですが、半規定打席到達者で本塁打率が優秀な打者も特におらず、2008年版に続いてかなり地味な成績が並んでしまいました。

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12人がもしフル出場していたら?

次に、上記の打者たちがもしもこの年フル出場していたら、一体どういう成績を残していたのでしょうか。いつもの「リアル規定打席換算」を使って見てみましょう。

「リアル規定打席換算」とは、上記の12人の成績を2007年のセ・パ両リーグそれぞれの規定打席到達者の平均打席数(セ:563打席、パ:533打席)で換算するという私のオリジナル(?)の手法です。

ただし、割り出された安打数、本塁打数、打点、四死球数などは小数点第一位を四捨五入しますので、その影響で打率やOPSが若干変化することがあります。その点はご了承ください。

それでは一気に「リアル規定打席換算」いきます!

 
オーティズ(ロッテ)

.284(490-139)14本 76打点 *37四死球 OPS.771

ブキャナン(ソフトバンク)
.284(500-142)19本 83打点 *31四死球 OPS.789

アレン(オリックス)
.285(515-147)*7本 60打点 *14四死球 OPS.685

工藤隆人(日本ハム)
.288(496-143)*0本 39打点 *30四死球 OPS.682

林威助(阪神)
.293(533-156)19本 74打点 *25四死球 OPS.777

福留孝介(中日)
.294(436-128)21本 78打点 121四死球 OPS.963

アレックス(広島)
.300(510-153)12本 56打点 *53四死球 OPS.807

大松尚逸(ロッテ)
.301(482-145)11本 51打点 *41四死球 OPS.788

草野大輔(楽天)
.321(474-152)11本 61打点 *55四死球 OPS.847

川崎宗則(ソフトバンク)
.330(479-158)*5本 54打点 *41四死球 OPS.812

 
ズレータ(ロッテ)
.267(453-121)25本 83打点 *75四死球 OPS.845

嶋重宣(広島)
.229(511-117)25本 86打点 *48四死球 OPS.733

 
予想通り「大砲不足」感の否めない地味なラインナップとなりました 苦笑 

まあ私は以前当ブログでも取り上げた松山竜平(広島)のような「高打点の中距離打者」が好きなので、オーティズやブキャナンの成績などは結構グッときてしまうんですけどね。

関連記事:2017年最もグッときた成績は広島・松山!目指すは「FA」で「DH」?

ソフトバンク的には期待外れだったのか、結局1年限りで退団となったブキャナンですが、成績だけを見ると個人的にはもう1年様子を見ても面白かったような気がします。

草野は天才らしい好成績に仕上がりました。2012年に引退した草野と入れ替わるように台頭した同じ左打ちの銀次も、これくらいの本数の本塁打が打てればもっと怖い打者になれるのでしょうが…。

林はケガがなければ20本塁打も狙えたということですね。阪神はこの年、桜井広大も9本塁打とプチブレイクしましたが、まさか2人とも大成せずに終わるとは思ってもみませんでした。

福留はこの年のIsoDが驚異の0.149。四死球数が121にまで膨れ上がってしまいました 苦笑 出塁率.442は、青木宣親(ヤクルト)の.434を超えて「仮想・最高出塁率」獲得です。

嶋は低打率ながら25本塁打で86打点。打点数は彼が首位打者を獲ってブレイクした2004年(打率.337、32本塁打、84打点)を上回るキャリアハイです。

最後に大松ですが、数字だけを見ると「え、誰の成績?」っていう感じですね 笑

ということで、2007年は以上です!地味ですみませんでした…。


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