半規定打席・打撃ランキング2005/おかわり君が鮮烈にデビュー!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

「規定打席未到達の打撃成績」という「隠れた記録」の面白さを広めたい…。

そんな私の個人的な思いから、「規定打席の半分に到達した打者」すなわち「半規定打席到達者」(規定打席未到達の打者に限る)による打撃ランキングを作成するこのシリーズ。

今回は、2005年の半規定打席到達者の打撃ランキングを発表したいと思います。

スポンサードリンク

半規定打席到達者・打率ベスト10!2005

2005年の規定打席数はセ・リーグが「452打席」、パ・リーグが「421打席」でした。

したがって、半規定打席数はそれぞれ半分のセが「226打席」、パが「210.5打席」の小数点第一位を四捨五入した「211打席」とします。

ちなみに、2005年のセ・リーグ、パ・リーグの実際の打率ベスト10と各部門のタイトルホルダーは、日本野球機構のサイト内の下記のページからご確認いただけます。

年度別成績 2005年 セントラル・リーグ
年度別成績 2005年 パシフィック・リーグ

それでは、2005年の12球団の半規定打席到達者の打率ベスト10を発表します!

さらに、打率ベスト10圏外の中の「本塁打率が優秀な打者」も併せてご紹介します。

 
10位 ラロッカ(広島)

.303(267-*81)18本 56打点 28四死球 OPS.926

*9位 リグス(ヤクルト)
.306(310-*95)14本 44打点 17四死球 OPS.869

*8位 ガルシア(オリックス)
.307(362-111)21本 60打点 25四死球 OPS.879

*7位 坪井智哉(日本ハム)
.309(314-*97)*2本 19打点 31四死球 OPS.736

*6位 佐竹学(楽天)
.310(200-*62)*1本 14打点 18四死球 OPS.725

*5位 沖原佳典(楽天)
.313(265-*83)*1本 23打点 12四死球 OPS.723

*4位 サブロー(ロッテ)
.313(351-110)14本 50打点 39四死球 OPS.901

*3位 塩崎真(オリックス)
.315(254-*80)*4本 25打点 20四死球 OPS.776

*2位 宮出隆自(ヤクルト)
.320(275-*88)*8本 46打点 26四死球 OPS.843

*1位 栗原健太(広島)
.323(254-*82)15本 43打点 18四死球 OPS.929

 

**位 ローズ(巨人)
.240(379-*91)27本 70打点 59四死球 OPS.815

**位 清原和博(巨人)
.212(321-*68)22本 52打点 51四死球 OPS.753

**位 中村剛也(西武)
.262(237-*62)22本 57打点 21四死球 OPS.924

 
さて、ランキングを見ていきましょう。

1位は前年11本塁打と伸び盛りだった高卒6年目の栗原。ケガなどもあり一軍昇格は6月でしたが、8月には打率.352、10本塁打を記録するなど絶好調。翌年の飛躍を大いに期待させる成績を残しました。

2位は投手として入団し通算6勝を挙げ、打者に転向して4年目だった宮出。高校通算34本塁打を記録した打撃の才能がこの年に開花し、打率.320、8本塁打の好成績で後半戦は五番打者を任されました。

3位の塩崎は2000~2002年は遊撃手のレギュラーで、その後はユーティリティプレイヤー的な存在でしたが、打撃開眼して規定打席未到達ながら打率.341を残した前年に続いての打率3割超えでした。

4位のサブローは1994年にドラフト1位でロッテに入団。1999年頃から一軍に定着するもやや伸び悩んでいましたが、この年「つなぎの四番」としてブレイク。チームの日本一に大きく貢献しました。

8位のガルシアはメジャー通算66本塁打も5/5までわずか1本塁打で二軍落ち。しかし6月に再昇格すると猛打を発揮し、8月になんと2試合連続1試合3本塁打の世界記録を達成。月間MVPを受賞しました。

また、前年二軍で22本塁打で本塁打王を獲得した高卒4年目の中村が、この年は一軍で同じく22本塁打を記録(しかもわずか259打席で)するという鮮烈なデビューを果たしています。

スポンサードリンク

13人がもしフル出場していたら?

次に、上記の打者たちがもしもこの年フル出場していたら、一体どういう成績を残していたのでしょうか。いつもの「リアル規定打席換算」を使って見てみましょう。

「リアル規定打席換算」とは、上記の13人の成績を2005年のセ・パ両リーグそれぞれの規定打席到達者の平均打席数(セ:595打席、パ:496打席)で換算するという私のオリジナル(?)の手法です。

ただし、割り出された安打数、本塁打数、打点、四死球数などは小数点第一位を四捨五入しますので、その影響で打率やOPSが若干変化することがあります。その点はご了承ください。

それでは一気に「リアル規定打席換算」いきます!

 
ラロッカ(広島)

.304(537-163)36本 113打点 56四死球 OPS.925

リグス(ヤクルト)
.307(560-172)25本 *80打点 31四死球 OPS.870

ガルシア(オリックス)
.307(460-141)27本 *76打点 32四死球 OPS.884

坪井智哉(日本ハム)
.309(447-138)*3本 *27打点 44四死球 OPS.735

佐竹学(楽天)
.311(441-137)*2本 *31打点 40四死球 OPS.725

沖原佳典(楽天)
.314(456-143)*2本 *40打点 21四死球 OPS.726

サブロー(ロッテ)
.313(441-138)18本 *63打点 49四死球 OPS.905

塩崎真(オリックス)
.315(441-139)*7本 *43打点 35四死球 OPS.778

宮出隆自(ヤクルト)
.320(538-172)16本 *90打点 51四死球 OPS.844

栗原健太(広島)
.323(552-178)33本 *93打点 39四死球 OPS.931

 

ローズ(巨人)
.241(507-122)36本 *94打点 79四死球 OPS.815

清原和博(巨人)
.211(512-108)35本 *83打点 81四死球 OPS.753

中村剛也(西武)
.262(454-119)42本 109打点 40四死球 OPS.924

 
今回はスラッガーあり、中距離打者あり、「アヘ単」あり(笑)と、いつにも増して非常にバランスの取れたラインナップとなりました。

まず目がいくのはラロッカでしょうか。元の打席数が296打席と少なかったので、意外な好成績に化けました。ただこれだけ打点を稼いでも「仮想・打点王」とはなりませんでした。

何せこの年の現実のセ・リーグ打点王は、打率.279で147打点を叩き出してしまった阪神の「あの人」ですから… 笑(誰だか言わないんかい!)

リグス、ガルシアあたりは思っていたよりもおとなしい成績に落ち着きましたね。ちなみにリグスが「バントをしない二番打者」として39本塁打を記録したのはこの翌年の2006年です。

栗原の打撃三部門の数字は、あの落合博満(元ロッテ、中日他)が初の三冠王を獲得した1982年の成績と酷似しています。

落合博満(ロッテ)
1982  .325(462-150)32本 99打点 86四死球 OPS1.034

素晴らしい成績ですが、これで三冠王はたしかに豊田泰光氏(元西鉄他)じゃなくても「オレが許さん!」と言ってしまいそうです 笑(これ、わかる方いらっしゃいますかね?)

宮出は私好みの素晴らしい成績ですね~。192センチ、90キロと巨体の右打者である宮出がこういう成績を残すというギャップに思わず萌えてしまいます 笑

中村の成績はその後の彼自身を彷彿とさせる42本塁打という凄まじい数字に化けましたが、この年の現実のパ・リーグ本塁打王は絶頂期の松中信彦(ソフトバンク)。なんと46本塁打を記録しました。

それでも中村の42本塁打という数字は、あの王貞治(巨人・1962年)と松井秀喜(巨人・1996年)の38本塁打を上回る22歳の打者としての最多本塁打記録でした。

最後はローズと清原です。ともに低打率ながら本塁打を量産し、「(本塁打+四球+三振)÷打席」で割り出される「アダム・ダン率」は167三振のローズが46.6%、176三振の清原が46.4%でした。

それにしても巨人時代のローズと清原。思い出すだけで暗黒臭が漂ってきそうです…(失礼)。

ということで、2005年は以上です!ちょっと変なテンションですみませんでした!苦笑


follow us in feedly

この記事を読んだ方はこちらもどうぞ!

スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る