中日・ゲレーロ、本塁打王!/「来日1年目で本塁打王」の2年目は?

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来日1年目のゲレーロ(中日)が、今季35本塁打を記録し、見事セ・リーグ本塁打王を獲得しました。

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ゲレーロ、来日1年目で本塁打王の快挙!

ゲレーロはキューバ出身の選手で、2014、2015年と2年間メジャーリーグでプレーしました。2015年はドジャースで106試合に出場、11本塁打を記録しています。

昨年オフに中日に入団。今季が来日1年目でした。

今季のゲレーロの成績はこちら。

.279(469-131)35本 86打点 39四死球 OPS.896

シーズン序盤はなかなか結果が出ず、3・4月は打率.217(83-18)でわずか2本塁打、23試合で24三振と苦しみました。

しかし、ゴールデンウィークあたりから調子が上がり、5月は一気に10本塁打と爆発。その後も本塁打を量産し、終盤ややペースは落ちたものの、最終的に35本塁打で本塁打王を獲得しました。

中日の打者のシーズン30本塁打は、2010年のブランコ(32本)以来7年ぶりでした。

中日とゲレーロは昨年1年契約を結んでおり、年俸は1億5000万円。

報道では、大幅な年俸アップと複数年契約を望むゲレーロと中日の交渉は難航していて、ゲレーロの今季限りでの中日退団は確実とされています。

来日1年目で本塁打王という結果を残したゲレーロを、他球団が放っておくはずはありません。どうやらこのオフは、複数球団による「ゲレーロ争奪戦」が展開されそうです。

「来日1年目で本塁打王」の2年目は?

さて、来日1年目で本塁打王を獲得したゲレーロは、2年目の来年どれくらいの成績を残すことができるでしょうか。

ゲレーロと同じように来日1年目で本塁打王を獲得した外国人打者は、昨年までの過去30年間(1987~2016年)で10人。その10人の来日1年目と2年目の成績をご紹介します。

※本塁打数が赤い年は本塁打王獲得を示しています。

パリッシュ(ヤクルト → 1990年から阪神)
1989  .268(493-132)42本 103打点 40四死球 OPS.892
1990  .249(381-*95)28本 *80打点 48四死球 OPS.843
メジャーリーグ通算256本塁打の実績通り本塁打王を獲得。しかし、オフにまさかの阪神移籍。2年目も本塁打王争いのトップに立っていましたが、8月に膝の古傷の悪化を理由に突然引退しました。

ハウエル(ヤクルト)

1992  .331(387-128)38本 87打点 47四死球 OPS1.087
1993  .295(396-117)28本 88打点 91四死球 OPS*.971
前半戦は不調も後半戦から打ちまくり、首位打者と本塁打王を獲得、MVPを受賞しました。2年目はやや成績は落ちたものの、前年以上の勝負強さでサヨナラ本塁打5本の日本新記録を達成しました。

ホージー(ヤクルト)

1997  .289(498-144)38本 100打点 68四死球 OPS.965
1998  .233(317-*74)13本 *42打点 42四死球 OPS.721
キャンプ、オープン戦と評価は低かったものの、シーズンに入ると大爆発。松井秀喜(当時巨人)を1本差で抑えて本塁打王を獲得しました。2年目は故障や他球団のマークで全く打てませんでした。

ウィルソン(日本ハム)

1997  .274(478-131)37本 *94打点 67四死球 OPS.916
1998  .255(506-129)33本 124打点 60四死球 OPS.808
1試合4打席連続本塁打を記録するなど長打力を発揮し、本塁打王を獲得しました。2年目は本塁打、打点の二冠王に輝き、外国人打者として史上初の「来日1年目から2年連続本塁打王」を達成しました。

ペタジーニ(ヤクルト)

1999  .325(452-147)44本 112打点 123四死球 OPS1.146
2000  .316(484-153)36本 *96打点 101四死球 OPS1.033
外国人打者として史上初めて来日1年目に「打率3割・40本塁打・100打点」を記録し、本塁打王を獲得。2年目は本塁打王は逃しましたが、2年連続の「打率3割・30本塁打」を記録しました。

ウッズ(横浜)

2003  .273(479-131)40本 *87打点 *68四死球 OPS*.921
2004  .298(476-142)45本 103打点 *75四死球 OPS1.007
いきなり40本塁打を記録し、本塁打王を獲得しました。2年目も45本塁打で本塁打王を獲得。外国人打者として史上唯一の「来日1年目から2年連続で40本塁打以上&本塁打王」を達成しました。

ブランコ(中日)

2009  .275(549-151)39本 110打点 *62四死球 OPS*.880
2010  .264(493-130)32本 *86打点 *66四死球 OPS*.850
セ・パ11球団から本塁打を記録するなど前半戦から本塁打を量産。後半戦はやや苦しみましたが、本塁打、打点の二冠王に輝きました。2年目は故障や他球団のマークで不調ながらも32本塁打を記録。

バレンティン(ヤクルト)

2011  .228(486-111)31本 *76打点 *63四死球 OPS*.783
2012  .272(353-*96)31本 *81打点 *67四死球 OPS*.958
リーグ最下位の低打率ながら本塁打王を獲得しました。2年目は故障などもあり規定打席には到達できませんでしたが、なんと2リーグ制初となる「規定打席未到達での本塁打王」を獲得しました。

アブレイユ(日本ハム)

2013  .284(504-143)31本 *95打点 *61四死球 OPS*.863
2014  .211(*19-**4)*1本 **1打点 **3四死球 OPS*.687
この年のパ・リーグの打者で唯一30本塁打以上を記録し、本塁打王を獲得しました。2年目は腰椎ヘルニアで開幕翌日に登録を抹消され、7月に一軍復帰するも、結局わずか6試合の出場に終わりました。

メヒア(西武)

2014  .290(396-115)34本 *73打点 *51四死球 OPS*.950
2015  .235(473-111)27本 *89打点 *50四死球 OPS*.778
5月に入団し、同僚の中村剛也と本塁打王を分け合いました。シーズン途中入団の選手の本塁打王獲得は史上初でした。2年目は体重管理を怠るなどして成績を落とすも、27本塁打を記録しました。

 
こうして振り返ってみると、来日1年目に本塁打王を獲得した外国人打者は、ほとんどが2年目も活躍していることがわかります。

2年連続本塁打王を獲得した選手も、ウィルソン、ウッズ、バレンティンと3人いました。

10人の1年目の平均成績は「打率.282、37.4本塁打、93.7打点」で、2年目の平均成績は「打率.270、27.5本塁打、79.0打点」。

しかし、2年目に故障で6試合しか出場していないアブレイユの成績を除くと、9選手の平均成績は「打率.270、30.3本塁打、86.7打点」まで跳ね上がります。

他球団の徹底したマークを受けながら、この結果はかなり優秀だと思います。

異国の野球リーグにやってきて、いきなり1年目で本塁打王を獲得できるような選手は、やはり対応力が優れているということでしょうか。

ということは、ゲレーロも大きな怪我などがない限り、来年もそれなりに活躍できそうです。

2018年のゲレーロの成績を大予想!

それでは、ゲレーロの来年の成績を大予想します!

2018  .259(518-134)31本 82打点 49四死球 OPS.798

メディアから伝わってくるゲレーロの最近の言動を聞くと、何となく日本球界を舐めている感じが伝わってきて、2年目の大幅な成績アップはどうしても想像できません。

それでも今季の5月以降の安定感を考えると、ゲレーロも上記の選手たちと同じように、来年も主砲として十分な働きをするのではないかと思います。

ただ今季98個だった三振数は確実に増えるでしょうね。なんとなく 笑

あとは当然、どのチームに移籍するかも大きく成績に影響するでしょう。しかしゲレーロは今季、広いナゴヤドームを本拠地としながら本塁打王を獲得しました。

そして、交流戦でも打率.313(67-21)、9本塁打、15打点と好成績を残しているので、移籍先がどのチームであろうと、ある程度は対応できそうです。

さて、ゲレーロの2年目はどうなるでしょうか?

…正直に言うと、上記のゲレーロの来年の成績は「巨人のゲレーロ」を想像して予想しています 苦笑


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