(いい意味で)異常!楽天・銀次と西武・源田の「3本塁打で50打点」

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今日行われた試合は、西武対楽天の1試合のみでした。

いつもの習慣で、出場した選手たち個人の結果と今季の成績をチェックします。個人成績フェチの私にとっては、試合の勝ち負けよりもそちらの方が重要です 笑

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銀次と源田の成績に「ある違和感」が…

この試合、4打数2安打だった銀次(楽天)の打率が「.291」となっています。

もうここから打率3割はさすがに厳しいですが、なかなか渋い数字を残しているな、などと思いつつ、今季の銀次の成績をチェックしてみました。

.291(506-147)3本 56打点 54四死球 OPS.721

真っ先に目がいったのは、少ない本塁打のわりにまあまあな打点。たった(失礼)3本塁打に対して、なんと56打点。ちょっと興奮します 笑

自分のあいまいな記憶をたどりながら、「3本塁打で56打点」なんてなかなかいないんじゃないかと思い、今季のセ・パ両リーグの個人打撃成績をチェックしてみます。

すると、あっさりもう1人いました 笑 今季のパ・リーグ新人王候補、源田壮亮(西武)です。

今季の源田の成績はこちら。

.270(566-153)3本 55打点 37盗塁 42四死球 OPS.665

新人ながら、ここまで遊撃手として全試合に出場。西川遥輝(日本ハム)と盗塁王を争う37盗塁も素晴らしいですが、こちらもたった(失礼)3本塁打で55打点。やはりちょっと興奮します 笑

ますます気になって、今季の他の「3本塁打」の打者たちの成績をチェック。

すると、田村龍弘(ロッテ)が36打点、岡島豪郎(楽天)が32打点、大島洋平(中日)が29打点と、打点の多い打者でもこれくらいです。

これくらいの打点に対しては、私も全く違和感は感じません。シーズン3本塁打の打者の打点なんて、大体こんなものでしょう。

そうすると、やはり今季の銀次と源田の成績が異常なのでしょうか…?

こうなると、個人成績フェチの私が取る行動はただひとつ。いつものように過去の記録を掘り返し、今までの「シーズン3本塁打」の打者たちの中で、打点の多い打者をひたすら探すのみです。

「3本塁打で50打点以上」の打者は?

ということで、昨年までの過去30年間(1987~2016年)でシーズン「3本塁打」の打者が「50打点以上」を記録した9例をご紹介します。

辻発彦(西武)
1989  .304(437-133)3本 52打点

福良淳一(オリックス)
1994  .301(386-116)3本 50打点

福浦和也(ロッテ)
1998  .284(465-132)3本 57打点

宮本慎也(ヤクルト)
2000  .300(476-143)3本 55打点

栗山巧(西武)
2011  .307(557-171)3本 60打点
2014  .288(532-153)3本 61打点

角中勝也(ロッテ)
2012  .312(477-149)3本 61打点

ヘルマン(西武)
2012  .270(507-137)3本 60打点

フェルナンデス(楽天)
2012  .243(440-107)3本 51打点

30年間で両リーグでわずか9例ですから、かなり貴重な記録です。

9例中5例は、打率3割とともに記録されていました。

ちなみに、全員がシーズン打率3割経験者でした。さらに辻、福浦、角中と、首位打者経験者も3人います。(角中は、首位打者を獲得した2012年にこの記録を達成していました。)

9例中4例が、あの「違反球」が使用された2011、2012年に記録されています。

とにかく点が入りにくかったこの2年間なので、2011年の栗山の打点はリーグ10位、2012年の角中はリーグ6位、同年のヘルマンはリーグ8位と、それぞれ結構上位にランクインしています。

それから、9例中8例がパ・リーグでの記録なのは興味深いです。今季の銀次と源田の成績もパ・リーグでの記録ですが、これはやはりDH制が影響しているということでしょうか。

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過去の達成者は実力者ばかり!

1998年の福浦の記録は、まだ打率3割を記録する前のいわゆる「ブレイク前」のものです。自身初の規定打席到達の年でした。

福浦は「ブレイク後」の2006年に4本塁打で52打点(打率.312)、2007年にも同じく4本塁打で57打点(打率.258)を記録しています。

唯一セ・リーグで記録した宮本は、ご存じのように通算2000本安打達成者。この2000年の55打点というのは、自身のキャリアハイです。

ヘルマンは、この年41盗塁。翌2013年も4本塁打、55打点、40盗塁と外国人選手らしからぬ(?)プレースタイルが持ち味でした。

ちなみにフェルナンデスというのは、ロッテ、西武、楽天、オリックスの4球団でプレーした「あの」フェルナンデスです。38歳という高齢に「違反球」が重なり、まさかの3本塁打に終わりました。

特筆すべきは、この中で唯一この記録を2回達成している栗山です。しかも2回とも60打点超え。

栗山は、シーズン2ケタ本塁打を5回記録するなど長打力もありますが、2010年には4本塁打でなんと74打点を記録。まさにこの分野(?)の王者と言っていいでしょう 笑

このように「3本塁打で50打点以上」を記録した打者たちは、かなりの実力者揃いです。

銀次も過去シーズン打率3割を2回達成するなど、実力はすでに折り紙付き。

その打率3割を記録した2年も、2013年(打率.317)は4本塁打で54打点、2014年(打率.327)は4本塁打で70打点と、少ない本塁打数ながらしっかりと打点を稼いでいます。

そう考えると、新人でこの記録を達成した源田は大したものです。

最近の西武の遊撃手というと、かつての松井稼頭央(現楽天)や中島宏之(現オリックス)のような長打力のある打者が思い浮かびます。

しかし、源田は今季のように少ない本塁打でどんどん打点を稼ぐ地味に(?)勝負強い打者として、これからも私のような「記録マニア」を喜ばせてほしいと思います。

結論。銀次の成績も源田の成績も、どちらも(いい意味で)異常でした!笑


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