「和製大砲」候補!中日・福田と西武・山川の来年の成績を予想します!

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「和製大砲」。なんて魅力的な響きなのでしょう。

一般的にはほとんど使われませんが、プロ野球ファンには非常になじみの深い言葉です。これは「日本人のホームラン打者」のことを指します。

今季、セ・パ両リーグで1人ずつ、その「和製大砲」候補として名乗りを上げた打者がいます。

福田永将(中日)と山川穂高(西武)です。

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福田も山川も順調に成長中!

福田は2006年、高校生ドラフト3巡目で横浜高校から中日に入団。

3年目の2009年に初打席初本塁打を記録するなど、早くからその打力は期待されていましたが、一軍ではなかなか結果を出せずにいました。

しかし、2015年に79試合で6本塁打を記録すると、昨年は89試合で初の2ケタとなる10本塁打。徐々に持ち前の長打力を発揮し始め、今季は95試合で18本塁打を記録しました。

今季の福田の成績はこちら。

.271(299-81)18本 49点 26四死球 OPS.843

326打席で18本塁打は見事ですが、特筆すべきは今季の初本塁打を記録したのが7/7だったことです。18本塁打は全てその日以降に打ちました。

昨年、一昨年と好調な時期があり、その度にファンは福田の覚醒を期待しましたが、それがなかなか長続きしませんでした。しかし今季は7月以降ずっと好調を維持し続け、確かな成長を感じさせました。

一方の山川は2013年、ドラフト2位で富士大学から西武に入団。

1年目に二軍で本塁打王を獲得すると、3年目の昨年、一軍で49試合で14本塁打を記録。今季はさらに飛躍し、78試合で23本塁打を記録しました。

今季の山川の成績はこちら。

.298(242-72)23本 61点 51四死球 OPS1.081

山川も今季は8/1までわずか4本塁打でしたが、8/2の楽天戦で3打席連続本塁打を放つとそこから一気に調子を上げ、8月以降だけで19本塁打を量産。ネット上では「西武のやべーやつ」と呼ばれました。

関連記事:西武・山川とオリックス・吉田正は今季で「やべーやつ」を卒業せよ!

293打席で23本塁打という福田を大きく凌ぐ高い本塁打率も凄いですが、出塁率.420というのがまた素晴らしいです。昨年の出塁率が.335だったので、山川もまた大きく成長しました。

福田はプロ11年目の29歳で、山川はプロ4年目の25歳(今年の11/23で26歳)。ともに規定打席到達の経験はまだありません。

私は今季の福田や山川のような成績を見ると、新たな「和製大砲」誕生の予感がして無性にワクワクしてしまいます。

なぜなら、これまで規定打席未到達ながらも高い本塁打率を記録し、翌年初の規定打席到達で本塁打を量産して「ブレイク」した「和製大砲」を何人か知っているからです。

「和製大砲」にステップアップした5人

その私の知っている「和製大砲」5人の「ブレイク前年」の成績(上)、初の規定打席到達を果たし「ブレイク」した年の成績(中/赤文字)、通算成績(下)をご紹介します。

藤井康雄(オリックス)※1988年は阪急
1988  .286(311-*89)20本 62点
1989  .292(432-126)30本 90点
Total  .252(4787-1207)282本 861点

2年目(26歳)の1988年、当時のチームの主砲・ブーマーの戦線離脱をきっかけに、シーズン途中からレギュラーを獲得し20本塁打。翌年さらに飛躍して30本塁打でベストナインを受賞しました。

江藤智(広島)
1992  .289(277-*80)16本 45点
1993  .282(482-136)34本 82点
Total  .268(5866-1559)364本 1020点
4年目(22歳)の1992年は後半から調子を上げ16本塁打。終盤は四番にも抜擢されました。翌年サードのレギュラーに定着し、一年を通じて四番として活躍。34本塁打で本塁打王を獲得しました。

山崎武司(中日)
1995  .291(203-*59)16本 *39点
1996  .322(453-146)39本 107点
Total  .257(7148-1834)403本 1205点

9年目(27歳)の1995年、前年のレギュラー陣が不調で出番が増え16本塁打を記録。翌年レギュラーを獲得し大ブレイク。松井秀喜(巨人)を1本差で抑え、39本塁打で本塁打王を獲得しました。

和田一浩(西武)
2001  .306(206-*63)16本 34点
2002  .319(439-140)33本 81点
Total  .303(6766-2050)319本 1081点

5年目(29歳)の2001年、捕手と外野手の両方をこなしながら16本塁打を記録、打率も3割を超えました。翌年外野手一本に絞り、打率3割・30本塁打を達成。ベストナインを受賞しました。

多村仁志(横浜)
2003  .293(242-*71)18本 *46点
2004  .305(449-137)40本 100点
Total  .281(4140-1162)195本 643点

9年目(26歳)の2003年、完全にレギュラー獲得とはなりませんでしたが18本塁打を記録。翌年大きく飛躍し、なんと球団史上初となる打率3割・40本塁打・100打点を達成しました。

5人とも「ブレイク」前年から順調にステップアップし、見事「和製大砲」として大成しました。

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福田と山川の来年の成績を大予想!

福田は来年で30歳。決してもう若いとは言えませんが、上記の和田がまさに30歳で初の規定打席到達を果たし、その後大打者へと成長を遂げています。

福田がこれからどんな成長曲線を見せてくれるのか、非常に楽しみです。

山川は体重100kgを超える体型で「おかわり二世」の異名を持ちますが、その元祖である「おかわり君」こと中村剛也を超える「和製大砲」になれるでしょうか。

まずは来年、本塁打王6回の実績を持つ中村とタイトルを争う活躍を見せてほしいです。今季のペースで本塁打を打てれば、本塁打王獲得の可能性は高いです。
 
それでは、福田と山川の来年の成績を予想したいと思います!

福田永将(中日)
2018  .265(499-132)21本 67点 52四死球 OPS.776

山川穂高(西武)
2018  .257(494-127)34本 87点 58四死球 OPS.856

今季2人の残した成績からの期待値と比べると、やや厳しめな予想となりました。

特に福田はあの広いナゴヤドームを本拠地として、日本人打者が30本塁打を打つというのは相当難しいと思います。当然プレッシャーもあるでしょうし、かなり苦戦するような気がします。

山川も今季からすると、打率、出塁率は落ちるでしょう。ただ本塁打を打つ能力は間違いなく優秀なので、フル出場さえできれば初の30本塁打は堅いと思います。

2人が来年、いい意味で私の予想を裏切って「和製大砲」として大成することを願いたいと思います。


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