ソフトバンク・内川、恩返しの一発!/FA移籍後の規定打席到達回数ベスト3(1)

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2017年の日本シリーズは、ソフトバンクがDeNAを4勝2敗で下し、2年ぶりの日本一に輝きました。

3連勝の後2連敗していたソフトバンクにとって、負ければ3勝3敗となってしまう大事な第6戦。2対3とDeNAに1点リードされて迎えた9回裏、起死回生の同点本塁打を打ったのは、内川聖一でした。

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今やソフトバンクの顔となった内川

内川は2010年オフに今回の対戦相手だったDeNAの前身、横浜からFAでソフトバンクに移籍してきました。

つまり今回の日本シリーズは、内川にとって古巣との戦いだったということです。いろいろ複雑な思いもあったかもしれませんが、見事な恩返しとなる一発でした。

ソフトバンクに移籍して7年、今や内川はすっかりチームの顔となりました。FA移籍して、ここまで長く主力として活躍し続けた選手はそう多くありません。

内川は、今季こそ怪我による離脱で規定打席には届きませんでしたが、ソフトバンク移籍後昨年まで6年連続で規定打席到達を果たしています。

ちなみに以前の記事で、過去巨人にFA移籍した広沢克己、清原和博、江藤智、小笠原道大、村田修一の5人のことを振り返りました。

しかし、それぞれの選手が巨人時代に規定打席に到達した回数は、広沢が2回、清原が3回、江藤が3回、小笠原が4回、村田が4回でした。内川の6回がどれだけ多いかがわかります。

それでは、過去国内球団にFA移籍した野手で、移籍後のチームで規定打席に到達した回数が最も多いのはどの選手なのでしょうか。

FA移籍後の規定打席到達回数ベスト3(1)

過去国内球団にFA移籍した野手の「移籍後の規定打席到達回数ベスト3」を発表します。なお、同率3位が5人いたため 苦笑、全部で7人となりました。

今回はそのうちの4人の移籍前のチームでのキャリアハイ(CHと表記)と最終年の成績、移籍後規定打席に到達した年の成績、FA移籍前後の通算成績をご紹介します。
 

3位タイ 6回
駒田徳広(巨人 → 横浜)
■巨人でのキャリアハイと最終年の成績
1992  .307(505-155)27本 64打点 49四死球 OPS.888(CH)
1993  .249(437-109)*7本 39打点 39四死球 OPS.647(最終年)

■横浜で規定打席に到達した年の成績
1994  .284(525-149)13本 68打点 30四死球 OPS.749
1995  .289(499-144)*6本 66打点 38四死球 OPS.736
1996  .299(485-145)10本 63打点 46四死球 OPS.769
1997  .308(507-156)12本 86打点 45四死球 OPS.808
1998  .281(551-155)*9本 81打点 27四死球 OPS.690
1999  .291(519-151)*9本 71打点 33四死球 OPS.732

FA移籍前後の通算成績
移籍前 .289(3549-1027)132本 484打点 344四死球 OPS.810
移籍後 .289(3392-*979)*63本 469打点 238四死球 OPS.738

巨人では主軸として打率3割4回、20本塁打以上2回を記録。横浜移籍後は打率3割1回、20本塁打以上はゼロ(しかも2ケタ本塁打は3回だけ)とやや期待外れでしたが、それでも6年連続打率.280以上・60打点以上という安定した成績を残し、チームも1998年に日本一に輝きました。2000年に引退。
 
3位タイ 6回
谷繫元信(横浜 → 中日)
■横浜でのキャリアハイと最終年の成績
2001  .262(447-117)20本 70打点 75四死球 OPS.815(CH・最終年)

■中日で規定打席に到達した年の成績
2002  .215(446-*96)24本 78打点 57四死球 OPS.727
2004  .260(408-106)18本 68打点 47四死球 OPS.751
2005  .234(449-105)14本 65打点 74四死球 OPS.715
2006  .234(428-100)*9本 38打点 76四死球 OPS.700
2007  .236(382-*90)*6本 44打点 68四死球 OPS.669
2012  .228(386-*88)*5本 32打点 56四死球 OPS.627

■FA移籍前後の通算成績
前 .248(4044-1002)103本 462打点 449四死球 OPS.717
後 .239(4730-1106)126本 578打点 698四死球 OPS.687

横浜では正捕手として攻守に活躍し、打率3割1回、2ケタ本塁打4回を記録。中日移籍後も前半は4年連続2ケタ本塁打を記録しました。その後も正捕手としてチームの黄金時代を支え、リーグ優勝4回、日本一1回に貢献しました。2014年から兼任監督となり、選手としては2015年に引退。

 
3位タイ 6回
新井貴浩(広島 → 阪神)
■広島でのキャリアハイと最終年の成績
2005  .305(541-165)43本 *94打点 42四死球 OPS.956(CH)
2007  .290(556-161)28本 102打点 56四死球 OPS.831(最終年)

■阪神で規定打席に到達した年の成績
2008  .306(366-112)*8本 *59打点 40四死球 OPS.824
2009  .260(558-145)18本 *82打点 34四死球 OPS.700
2010  .311(570-177)19本 112打点 63四死球 OPS.858
2011  .269(550-148)17本 *93打点 45四死球 OPS.739
2012  .250(460-115)*9本 *52打点 31四死球 OPS.659
2013  .267(476-127)15本 *70打点 65四死球 OPS.753

■FA移籍前後の通算成績
前 .279(3541-*987)194本 574打点 325四死球 OPS.828
後 .275(3156-*867)*86本 499打点 295四死球 OPS.749

広島では四番打者として100打点以上2回、2005年に本塁打王を獲得。阪神移籍後は打率3割2回、80打点以上3回、2011年に打点王を獲得しました。しかしシーズン20本塁打以上は1回もなく、新井在籍中にチームも優勝はなし。主砲としてはやや物足りない働きでした。2014年に退団し、広島に復帰。

 
3位タイ 6回
和田一浩(西武 → 中日)
■西武でのキャリアハイと最終年の成績
2003  .346(468-162)30本 89打点 69四死球 OPS.1060(CH)
2007  .315(501-158)18本 49打点 45四死球 OPS*.843(最終年)

■中日で規定打席に到達した年の成績
2008  .302(520-157)16本 74打点 36四死球 OPS*.820
2009  .302(517-156)29本 87打点 70四死球 OPS*.914
2010  .339(505-171)37本 93打点 92四死球 OPS.1061
2011  .232(444-103)12本 54打点 74四死球 OPS*.724
2012  .285(508-145)*9本 63打点 72四死球 OPS*.780
2013  .275(495-136)18本 76打点 79四死球 OPS*.804

■FA移籍前後の通算成績の比較
前 .317(3257-1032)177本 543打点 403四死球 OPS.937
後 .290(3509-1018)142本 538打点 488四死球 OPS.850

西武では主軸として打率3割5回、30本塁打以上3回、2005年に首位打者を獲得。中日移籍後は1年目から3年連続打率3割を記録しました。2010年にはキャリアハイの好成績でチームの優勝に貢献し、MVPを受賞。安定した成績で中日の黄金時代後期を支えました。2015年に引退。

 
残りの3人は、次回ご紹介します!


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