広島・エルドレッド、「規定打席未到達で30本塁打」の大記録なるか?

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ソフトバンクのパ・リーグ制覇に後れを取ること2日。

2017年9月18日、広島がセ・リーグ優勝を果たしました。広島にとって、実に37年ぶりとなるリーグ2連覇です。

ところで、今季の広島の残り試合はあと7試合ですが、現在広島には様々な個人記録がかかった選手たちが何人かいます。

首位打者、最多安打、打点王、さらに最高出塁率のタイトルがかかる丸佳浩。最高出塁率は田中広輔も狙えますし、首位打者は安部友裕にもまだチャンスがあります。

投手陣の方は、薮田和樹が菅野智之(巨人)と激しく最多勝を争っています。

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エルドレッドが狙う大記録とは?

そんな中、個人成績フェチの私は、エルドレッドがある大記録を達成できるかどうか密かに注目しています。

今季のエルドレッドの成績はこちら。

.265(344-91)27本 78打点 58四死球 OPS.900

今季もここまで27本塁打と相変わらず見事な長打力ですが、現在セ・リーグ本塁打王争いのトップはゲレーロ(中日)で33本。さすがにここから逆転は難しいでしょう。

打率は3割に大きく届いておらず、もちろん首位打者の可能性もゼロ。というか、今季はここから規定打席に到達することは不可能で、狙えるタイトルはどうやら1つもなさそうです。

そう、私の注目するエルドレッドの大記録とは、タイトルの話ではありません。

ヒントは、上述したように、エルドレッドは今季ここまで27本塁打を記録していますが、規定打席到達は不可能だ、ということです。

ピンときた方はいらっしゃいますか?それでは発表しましょう!

私が今注目している、エルドレッドが達成できるかもしれない大記録とは、ズバリ「規定打席未到達でシーズン30本塁打」という記録です。

実はこの記録、長いプロ野球の歴史の中でたった6人しか達成していない、まさに「隠れた大記録」なのです。私の大好物である「規定打席未到達ネタ」の中でも、大ネタ中の大ネタです。

大記録を達成した「伝説の長距離砲」6人

この「規定打席未到達でシーズン30本塁打」を達成した6人をご紹介します。

田淵幸一(西武)

1983  .293(300-*88)30本 71打点

ホーナー(ヤクルト)
1987  .327(303-*99)31本 73打点

ブライアント(近鉄)
1988  .307(267-*82)34本 73打点

デストラーデ(西武)
1989  .257(292-*75)32本 81打点

ペタジーニ(巨人)
2003  .323(331-107)34本 81打点

バレンティン(ヤクルト)
2012  .272(353-*96)31本 81打点

まさに記録にも記憶にも残る、伝説の長距離砲が勢揃いしました。

この1年だけで日本球界を去ってしまったホーナー以外、全員別の年に本塁打王を獲得しています。

特筆すべきはバレンティン。この中で唯一、上記の2012年に規定打席未到達で本塁打王を獲得するというとんでもない記録を残しています。

外国人打者の名前ばかりが並ぶこの記録を、唯一の日本人打者として達成した田淵も凄いです。

上記の1983年は、7月に死球で骨折してリタイアするまでに30本塁打を打ち、本塁打王争いを独走していました。セ・パ両リーグでの本塁打王獲得が狙えただけに残念でなりません。

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もしもこの6人がフル出場していたら…

さて、これだけ私の大好きな「規定打席未到達な好成績」が揃いました。そうなると、この後やることはひとつだけ 笑

これらの成績を、それぞれの打者がその年仮に1年間フル出場していた場合の成績に換算します。

換算方法は、それぞれの成績を、同じ年のその打者の所属するリーグの規定打席到達者の平均打席数に合わせて単純計算し直す、といういたってシンプルな方法です。

ただし、安打数、本塁打数、打点、四死球数などは小数点第1位を四捨五入しますので、打率やOPSは若干変わってしまうことがあります。その点はご了承ください。

名付けて「リアル規定打席換算」(そのまんま)!いってみましょう!笑

田淵幸一(西武)
.292(436-128)44本 103打点
※本塁打王は門田博光(南海)で40本

ホーナー(ヤクルト)
.327(413-135)42本 100打点
※実際の本塁打王はランス(広島)で39本。

ブライアント(近鉄)
.307(448-138)57本 122打点
※本塁打王は門田博光(南海)で44本。

デストラーデ(西武)
.258(411-106)45本 114打点
※本塁打王はブライアント(近鉄)で49本。

ペタジーニ(巨人)
.323(434-140)45本 106打点
※本塁打王はラミレス(ヤクルト)とウッズ(横浜)で40本。

バレンティン(ヤクルト)
.271(468-127)41本 107打点
※本塁打王はバレンティン自身で31本。

予想通り、なかなか凄い成績が並びました。6人の平均本塁打数が45.7本!

以前当ブログでご紹介しましたが、中でもブライアントはなんと当時の日本記録である55本塁打を更新する57本塁打!恐ろしいペースです。

関連記事:オリックス・マレーロは「ブライアント」か?それとも「ブリトー」か?

そして実際この成績を残せていれば、デストラーデ以外は全員本塁打王を獲得できていたことになります。(そもそもバレンティンはそのままの成績でも本塁打王ですが… 苦笑)

このように「規定打席未到達でシーズン30本塁打」という記録は、滅多に達成されないこともあり、一般的にはあまり話題になりません。

しかし、上記を見ればおわかりいただけるように、とにかく凄い記録なのです。

「秋ドレッド」降臨なるか?

エルドレッドはネット上で「春ドレッド」と揶揄されるくらい 苦笑、春先にめっぽう強い選手です。

その通り、今季も3・4月から月間打率がきれいに右肩下がりになっています 笑(3・4月.324 → 5月.274 → 6月.262 → 7月.259 → 8月.234)

そして9月はここまで打率.041(14-1)で0本塁打。最近では代打での出場も多く、残り7試合で3本塁打はなかなか厳しい状況と言わざるを得ません。

しかし、スランプでもいきなり1試合3本塁打くらいのことをやってのける爆発力があるのも、このエルドレッドの大きな魅力です。

シーズン最後の最後に「秋ドレッド」(?)が降臨するのを信じて応援したいと思います 笑


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