打ちすぎは厳禁?西武・浅村が狙う(いい意味で)気持ち悪~い大記録

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2017年9月21日のプロ野球個人成績の動き。

浅村栄斗(西武)が、ロッテ戦に「3番・二塁手」で出場。今季17号、18号の2本塁打を含む、3安打2打点を記録しました。

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浅村が狙う(いい意味で)気持ち悪~い大記録とは?

今日の浅村の結果に「打って打点を挙げるのはいいけど、ホームランは打ちすぎ!」という複雑な感想を持ったのは、果たして私だけでしょうか? 笑

実はこの浅村、現在ある「マニアックな大記録」を狙える状況にいます。

とりあえず、今季の浅村の成績はこちら。

.297(542-161)18本 95打点 51四死球 OPS.815

この何とももどかしい成績を見て、ピンときた方はいらっしゃいますか?

浅村本人としては、何としても打率を3割に乗せたいでしょう。本塁打も20本の大台に乗せたいし、もちろん100打点も超えたいはずです。

しかし、個人成績フェチの私としては、100打点は超えてほしいですが、20本塁打だけは何としても阻止(?)したいのです。

…おわかりになりますか?

それでは発表しましょう!

浅村に狙ってほしい「マニアックな大記録」とは、「シーズン20本塁打未満で100打点以上」という記録です。

(いい意味で)気持ち悪~い大記録の達成者

みなさん「100打点」というと、どんな成績の打者をイメージするでしょうか。当然ほとんどの方は「30本塁打以上のホームラン打者」をイメージすると思います。

ちなみに本塁打数と「100打点」の関係についての、私の感覚はこうです。

「30本塁打以上の打者が100打点を超えるのは、普通に見栄えがいい。」「25~29本塁打の打者が100打点を超えると、カッコイイ。」「20~24本塁打の打者が100打点を超えると、ちょっと興奮する… 笑」こんな感じです。

それでは、20本塁打未満の打者が100打点を超えるとどう感じるのか。…それはもう単純に「気持ち悪~い!」笑 もちろんいい意味で、ですが。

この(いい意味で)気持ち悪~い大記録の達成者は、過去延べ8人でした。

そのうち、1948年の藤村富美男(当時阪神)の記録(13本塁打、108打点)は、このブログで扱うには古すぎる(?)ので割愛させていただくとして、残りの延べ7人の成績を古い順にご紹介します。 

2010年 新井貴浩(阪神)
.311(570-177)19本 112打点 *64四死球 OPS.858

2010年 鳥谷敬(阪神)
.301(575-173)19本 104打点 *70四死球 OPS.848

2010年 小谷野栄一(日本ハム)
.311(569-177)19本 109打点 *34四死球 OPS.811

2010年 井口資仁(ロッテ)
.294(531-156)17本 103打点 113四死球 OPS.858

2011年 中島宏之(西武)
.297(569-177)16本 100打点 *56四死球 OPS.787

2016年 新井貴浩(広島)
.300(454-136)19本 101打点 *56四死球 OPS.857

2016年 内川聖一(ソフトバンク)
.304(556-169)18本 106打点 *42四死球 OPS.781

なんと全て2010年以降に記録されています。ここまで達成時期が偏っている記録も珍しいです。

特に2010年に達成者が4人も集中しています。この年は200安打達成者もマートン(阪神)、青木宣親(ヤクルト)、西岡剛(ロッテ)と3人。かなり打高のシーズンでした。

それにしても、実に(いい意味で)気持ち悪~い成績が並んでいます。

井口と中島の成績は、打率3割にわずかに届いていないこともあって、特に(いい意味で)気持ち悪~いです 笑

基本的には中距離打者ばかりが並んでいますが、この(いい意味で)気持ち悪~い大記録をただ一人2回達成しているのが、この中で唯一の本塁打王経験者の新井だというのは非常に興味深いです。

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ハードルを少し下げてみると…

しかし、これだけだと比較的最近の成績ばかりで懐かしさが足りないので、「シーズン20本塁打未満で95打点以上」と少しハードルを下げてみます。

昨年までの過去30年間(1987~2016年)で達成者は新たに延べ7人。古い順にご紹介します。

1996年 オマリー(ヤクルト)
.315(461-145)18本 97打点 *75四死球 OPS.888

1997年 ローズ(横浜)
.328(463-152)18本 99打点 113四死球 OPS.984

1998年 ローズ(横浜)
.325(468-152)19本 96打点 *79四死球 OPS.938

2001年 磯部公一(近鉄)
.320(537-172)17本 95打点 *57四死球 OPS.890

2006年 和田一浩(西武)
.298(484-144)19本 95打点 *87四死球 OPS.886

2007年 森野将彦(中日)
.294(530-156)18本 97打点 *71四死球 OPS.824

2008年 フェルナンデス(楽天)
.301(541-163)18本 99打点 *61四死球 OPS.843

やっと達成者に懐かしさが出てきました 笑

「中距離打者かつクラッチヒッター」の究極形の打者と言っても過言ではないローズだけが、この記録を2回達成していました。

というかローズは、横浜ベイスターズ(当時)に在籍した8年間、全てのシーズンで86打点以上を記録しましたが、20本塁打以上は3回だけ。まさにローズのためにあるような記録です 苦笑

打率の高さや本塁打数のわりに打点が少ないイメージの和田ですが、この年の95打点はキャリアハイ。37本塁打を打ってMVPを獲った2010年(93打点)よりも打点を稼ぎました。

フェルナンデスは打率も3割を超えましたが、この成績では本塁打が少ないと球団に判断されたのか、この年のオフに自由契約となってしまいました。

不思議なもので、打点が100を切ると、先ほどまで感じていた(いい意味で)気持ち悪~い感じがなくなり、途端に数字に安心感が出てきたような気がします。

みなさんはいかかでしょうか。

メジャーリーグで記録達成した日本人打者

そういえば、この「20本塁打未満で100打点以上」という記録。実は2003年に達成した日本人打者がいるのをご存じですか?

なぜ先ほどご紹介しなかったかというと、それが海の向こうでの話だったからです。

記録マニアの方ならすでにピンときていると思いますが、あの松井秀喜(元巨人、ヤンキース他)がメジャーリーグ1年目に達成しています。

2003年 松井秀喜(ヤンキース)

.287(623-179)16本 106打点 71四死球 OPS.788

それにしても、前年日本で50本塁打を記録した「日本最強のホームラン打者」松井が、メジャーリーグに移籍してわずか16本塁打しか打てなかったのはとてもショックでした。

結局松井は、メジャーリーグではホームラン打者ではなく、クラッチヒッターとして活躍しました。

改めてこの1年目の成績を見てみて、…やっぱり(いい意味で)気持ち悪~いです 笑

さて浅村は、この(いい意味で)気持ち悪~い大記録を達成できるでしょうか。


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