「3倍打点」の続編!「打点÷本塁打数」のベスト10&ワースト10

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ネット上で有名な「3倍打点」について、過去2回に渡ってお伝えしました。

「3倍打点」とは「打点が本塁打数の3倍以上ある打者は優秀である」という理論です。

関連記事:ネットでよく見る「3倍打点」とは何か?多く記録した打者の成績は?

関連記事:「3倍打点」4回以上の猛者は?今日からあなたも「3倍打点」信者だ!

あまり需要のない話題かもしれませんが 苦笑、もう1回だけ語らせてください!

今回は「3倍打点」理論の計算の元になる「打点÷本塁打数」のベスト10とワースト10をそれぞれご紹介します。

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「打点÷本塁打数」ベスト10

過去30年間(1988~2017年)の「打点÷本塁打数」ベスト10を発表します。

今回も条件は「シーズン25本塁打以上」とします。

※打点が赤い選手は打点王を獲得。

10位/4.04倍 浅村栄斗(西武)
2013  .317 27本 110打点 OPS*.943
高卒5年目での大ブレイクでした。今季はこの成績を超えられるでしょうか。

*9位/4.10倍 松中信彦(ソフトバンク)
2003  .324 30本 123打点 OPS1.002
100打点以上の打者を4人も擁した「ダイハード打線」の四番打者を務めました。

*8位/4.14倍 ローズ(横浜)
1999  .369 37本 153打点 OPS1.093
なんと前半戦だけで100打点を記録しました。153打点はNPB歴代2位です。

*7位/4.17倍 清原和博(巨人)
2001  .298 29本 121打点 OPS*.942
キャリアハイの121打点もタイトルならず。巨人時代唯一(?)の好成績です。

*6位/4.19倍 ゴメス(阪神)
2014  .283 26本 109打点 OPS*.861
来日1年目はまさに「神外人」でしたね。ロサリオはどこまでゴメスに迫れるか。

*5位/4.21倍 ラミレス(ヤクルト)
2007  .343 29本 122打点 OPS*.940
外国人選手、そして右打者として史上初のシーズン200安打を記録した年でした。

*4位/4.31倍 ラミレス(ヤクルト)
2006  .267 26本 112打点 OPS*.739
引退した年を除くとワーストの打率でしたが、打点だけはしっかりと稼ぎました。

*3位/4.36倍 ロペス(広島)
1996  .312 25本 109打点 OPS*.881
非常に勝負強い打者でした。翌年も112打点で2年連続打点王を獲得しています。

*2位/4.40倍 中田翔(日本ハム)
2016  .250 25本 110打点 OPS*.738
四番打者としては大いに物足りませんが、数字の美しさだけはヤバいですよね 笑

*1位/5.07倍 今岡誠(阪神)
2005  .279 29本 147打点 OPS*.834
いまだに語られることの多い伝説的な成績。唯一の「5倍打点」を記録しました。

今岡の「5倍打点」は「変態的」??

「ベスト10」に入った選手は全員「4倍打点」以上を記録しましたが、10人中8人が30本塁打未満でした。やはりこの理論は本塁打の少ない打者が有利です。

それだけに、この中で最多の37本塁打でランクインしたローズの凄さが際立ちます。

1997年に18本塁打で99打点を記録するなど、元々「勝負強い中距離打者」だったローズに「長打力」が加わるとこうなる(153打点)ということですね。勉強になります 笑

関連記事:打ちすぎは厳禁?西武・浅村が狙う(いい意味で)気持ち悪~い大記録

関連記事:「キヨシ!ノムケン!オマリー!」中距離打者が30本打っちゃった年

そして1位は、衝撃の「5倍打点」を記録した2005年の今岡でした 笑 これは予想できた方も多いのではないでしょうか。

ちなみに147打点はNPB歴代3位ですが、1位の小鶴誠が打率.355、51本塁打で161打点、上記のローズが打率.369、37本塁打で153打点です。

そ、それなのに…。打率.279って!29本塁打って!もう「変態的」としか言えません 苦笑

この年五番打者だった今岡の前を打った金本知憲は、なんと125打点も挙げたというのに打点王を獲れませんでした 笑

「打点÷本塁打数」ワースト10

次に、過去30年間(1988~2017年)の「打点÷本塁打数」ワースト10を発表します。

条件は「シーズン25本塁打以上」に「規定打席到達」を加えることとします。(同じ本塁打数でも出場試合数が少なければ打点も少なくなりやすいため。当たり前ですが…苦笑)

※打点が赤い選手は打点王を獲得。

10位/2.15倍 メヒア(西武)
2014  .290 34本 *73打点 OPS*.950
5月に途中入団して106試合の出場と考えると、むしろ34本塁打打ったのが凄いです。

*9位/2.14倍 仁志敏久(巨人)
2004  .289 28本 *60打点 OPS*.804
巨人「史上最強打線」の年です。3位でしたが…。一番打者なので打点は少ないです。

*8位/2.14倍 松井秀喜(巨人)
2002  .334 50本 107打点 OPS1.153
打点王は獲りましたが、50本塁打でこれは少ないですね。114四球が原因でしょう。

*7位/2.13倍 フィルダー(阪神)
1989  .302 38本 *81打点 OPS1.031
三振に怒って投げたバットで手を骨折してシーズン終盤に離脱。それが響きました。

*6位/2.12倍 デストラーデ(西武)
1992  .266 41本 *87打点 OPS*.979
秋山幸二(31本塁打)と清原和博(36本塁打)の後ろを打っていましたからね~。

*4位/2.09倍 阿部慎之助(巨人)
2010  .281 44本 *92打点 OPS*.976
小笠原道大(34本塁打)とラミレス(49本塁打)の後ろを打っていましたからね~。

*4位/2.12倍 カブレラ(西武)
2002  .336 55本 115打点 OPS1.223
当時の日本タイ記録の55本塁打。100四球(うち敬遠29)と勝負を避けられました。

*3位/2.04倍 バーフィールド(巨人)
1993  .215 26本 *53打点 OPS*.834
1986年にMLBで本塁打王を獲得した大物でしたが、日本では振るいませんでした。

*2位/2.04倍 垣内哲也(西武)
1996  .253 28本 *57打点 OPS*.854
期待された清原和博の後継者にはなれず。メンタルが弱かったんでしょうかね…。

*1位/1.92倍 緒方孝市(広島)
1999  .305 36本 *69打点 OPS*.995
一番打者だったこともあり、唯一の「2倍未満」でした。むしろ36本塁打が凄い!

真の「ワースト」は別にいる??

「ワースト10」に入った選手には、以下の5つのどれかがあてはまります。

①出場試合数が少ない。
②一番打者である。
③打ちすぎて勝負を避けられた。
④前の打者がよく打つ。
⑤単純にチャンスに弱い。

①フィルダーとメヒア、②は緒方と仁志、③はカブレラと松井、④は阿部とデストラーデ、⑤は垣内とバーフィールドといったところです。

1位は現広島監督の緒方でしたが、これは仕方ありませんね。逆に一番打者として36本も本塁打を打ったことを評価するべきです。

ちなみに、この年の緒方の先頭打者本塁打8本は当時の日本タイ記録でした。(2007年に現巨人監督の高橋由伸が9本打って記録更新。)

それよりも酷いのは、2位の垣内と3位のバーフィールドでしょう。どちらも規定打席に到達してこの本塁打数でこの打点…。なかなかお目にかかれる数字ではありません 苦笑

さて、「ベスト10」は1位が今岡の「変態的」な成績だったのでオチがつきましたが 笑、「ワースト10」の方はいまいちインパクトが足りませんね。なぜでしょう?

それは、今回「ある選手の成績」が本塁打数が25本にわずかに足りず、規定打席にも到達しなかったためランクインしなかったせいだと思います。

最後に大変有名な、その「ある選手の成績」を見ながらお別れしましょう!

古木克明(横浜)
2003  .208 22本 37打点(1.68倍)

グロっ。


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