「3倍打点」4回以上の猛者は?今日からあなたも「3倍打点」信者だ!

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ネットで「3倍打点」という言葉を目にしたことがあると思いますが、「3倍打点」とは「打点が本塁打数の3倍以上ある打者は優秀である」という理論です。

元々は四番打者(もっと詳しく言うと中村剛也(西武))を対象にしてネット上で生まれた理論なので、ある程度本塁打数の多い打者に対して使うのが正しいようです。

ちなみにパ・リーグ4月の月間MVP最有力候補の山川穂高(西武)の成績が、5/1現在ちょうど「3倍打点」となっています。

山川穂高(西武)
2018  .322 11本 33打点(3.00倍)

前回の記事では、この「3倍打点」を通算3回記録した打者8人をご紹介しました。

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「3倍打点」を通算4回以上記録した打者

前回に引き続き、昨年までの過去30年間(1988~2017年)で「3倍打点」を数多く記録した打者をご紹介します。

かなり独断になりますが、条件は「シーズン25本塁打」以上ということにします。

今回は「3倍打点」を通算4回以上記録した打者です。(打点の後ろのカッコ内の数字は倍数です。)

※打点が赤い年は打点王を獲得した年。

4回 松中信彦(元ソフトバンク)
2000  .312 33本 106打点(3.21倍)
2001  .334 36本 122打点(3.39倍)
2003  .324 30本 123打点(4.10倍)
2008  .290 25本 *92打点(3.68倍)
2003年に打点王を獲得。その年から3年連続120打点(NPB記録)を記録しましたが、2004年は44本塁打で120打点、2005年は46本塁打で121打点と本塁打を打ちすぎて「3倍打点」を逃しました 苦笑

4回 村田修一(元横浜他)
2006  .266 34本 114打点(3.35倍)
2010  .257 26本 *88打点(3.38倍)
2013  .316 25本 *87打点(3.48倍)
2016  .302 25本 *81打点(3.24倍)
2013年と2016年は巨人時代の成績ですが、いずれも「契約最終年」。他の年は打率も2割台と平凡な成績でした。NPBの球団が村田を獲得しないのは、このあたりも影響しているとかいないとか… 苦笑

5回 小笠原道大(元日本ハム他)
1999  .285 25本 *83打点(3.32倍)
2000  .329 31本 102打点(3.29倍)
2003  .360 31本 100打点(3.26倍)
2006  .313 32本 100打点(3.13倍)
2009  .309 31本 107打点(3.45倍)
2006年に打点王を獲得。2000年以降の数字の美しいこと…。100打点以上の年(4回)は全て「3倍打点」です。ちなみに「打率3割・30本塁打」通算9回は王貞治(元巨人/13回)に次ぐ歴代2位です。

7回 金本知憲(元広島他)
2000  .315 30本 *90打点(3.00倍)
2001  .314 25本 *93打点(3.72倍)
2004  .317 34本 113打点(3.32倍)
2005  .327 40本 125打点(3.13倍)
2006  .303 26本 *98打点(3.77倍)
2007  .265 31本 *95打点(3.06倍)
2008  .307 27本 108打点(4.00倍)
2004年に打点王を獲得。初めての「3倍打点」(2000年)は32歳の時。しかもこの年は「トリプルスリー」でした。阪神移籍2年目からは5年連続「3倍打点」。2008年はなんと金本40歳ですよ…苦笑

7回 ラミレス(元ヤクルト他)
2001  .280 29本 *88打点(3.03倍)
2003  .333 40本 124打点(3.10倍)
2004  .305 31本 110打点(3.26倍)
2005  .282 32本 104打点(3.25倍)
2006  .267 26本 112打点(4.31倍)
2007  .343 29本 122打点(4.21倍)
2009  .322 31本 103打点(3.32倍)
2003年、2007年に打点王を獲得。ラミレスも2003年から5年連続「3倍打点」でした。2008年は45本塁打で125打点、2010年は49本塁打で129打点。上記の松中同様、本塁打を打ちすぎました 苦笑

今日からあなたも「3倍打点」信者!

昨年までの過去30年間(1988~2017年)で「3倍打点」を一番多く記録した打者は、奇しくも現在セ・リーグで監督を務めているラミレス(DeNA)と金本(阪神)で7回でした。

2人とも勝負強い四番打者であったことはもちろんですが、ラミレスは985試合連続出場(外国人選手歴代1位)、金本は1766試合連続出場(NPB歴代3位)と「鉄人」としてチームを牽引しました。

ところで、ここまでご覧になってお気づきの方もいると思いますが、実はこの「3倍打点」は本塁打が多ければ多いほど不利な理論です。

たしかに「30本塁打で90打点」より「40本塁打で120打点」の方が難易度が高いですよね。50本塁打だと150打点なくてはいけません 苦笑

「3倍打点」理論のそのあたりのガバガバさ(?)は度々ネット上でも指摘されていますが 苦笑、私はこの「3倍打点」という考え方はキライではありません。

なぜなら打点が本塁打数の3倍以上ある成績は、単純に「美しい」からです!ただそれだけです!笑

さあ、この記事を読んだあなたも今日から「3倍打点」信者です。きっと今から打撃成績を見るたびに頭の中で「打点÷本塁打数」を計算してしまうことでしょう 笑

それでは最後にテストです。この成績は「美しい」ですか?それとも「気持ち悪い」ですか?

T-岡田(オリックス)
2017  .266 31本 68打点(2.19倍)

ね?そういうことです 笑


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