「え、クビ?」好成績なのに1年で解雇された外国人野手ベスト10!

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13年ぶりの現役復帰を目指す53歳の元メジャー選手が、テレビ番組で「まだメジャーからのオファーはない。日本に行くことになるかも…。」と冗談交じりに話したことが話題となっています。

この発言をしたのは、かつてレンジャーズやオリオールズでプレーし、メジャー史上4人目となる通算3000安打&500本塁打を記録した往年の名選手ラファエル・パルメイロ氏です。

ちなみにパルメイロ氏はレンジャーズに所属していた1999年、キャリアハイとなる打率.324、47本塁打、147打点を記録し、シルバースラッガー賞を受賞しています。

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元中日・クラークが残した2013年の成績は?

日本球界を見下しているとも取れるこの発言に対し、2013年に中日でプレーしたマット・クラークがツイッター上で「日本での契約がそんなに簡単だったらいいのにね。」と皮肉交じりに反応。

続けて「僕は日本で結果を残したのに、新しい契約が得られなかった。」とツイートしました。

私はパルメイロ氏の発言よりもむしろクラークのツイートの方が気になり 笑、クラークが「結果を残した」と話す彼の2013年の成績を改めて調べてみました。

クラーク(中日)
2013  .238(407-97)25本 70打点 56四死球 OPS.785

低打率と三振の多さ(130三振)は気になりますが、たしかに近年貧打にあえぐ中日打線において25本塁打、70打点は貴重な働きをしたと言えます。

そういえばクラークの解雇には、当時ファンの間でも賛否両論あったような気がします。

しかし、外国人野手との契約を更新するかどうかはそれぞれチーム事情もありますので、単純に打撃成績の良しあしだけでは決まりません。

したがって、2013年のクラークよりも好成績を残しておきながら、1年限りでチームを解雇されてしまった外国人野手はこれまで数多くいました。

今回は、そういう少々気の毒な外国人野手たちを振り返ってみたいと思います。

好成績なのに1年で解雇された外国人野手6~10位

昨年までの過去30年間(1988~2017年)に日本球界でプレーした外国人野手で、好成績を残しながら1年限りで解雇された選手をベスト10方式でご紹介します。

なお(調べられる限りですが…)自らの意思で退団した選手は除きます。

※ランキングは完全に私の主観によるものですので、その点はご了承ください。

10位 クラーク(ヤクルト)
1994  .293(376-110)20本 53打点 37四死球 OPS.852
前年までメジャーで3年連続2ケタ本塁打を記録。ヤクルトでは主に三番打者としてチーム2位の20本塁打を放ち、打率.293はリーグ12位の好成績でした。解雇の理由は不明です。

*9位 リベラ(近鉄)
1989  .260(473-123)25本 79打点 46四死球 OPS.780
1989年の近鉄のリーグ優勝時に四番打者を務め、リーグ最多の勝利打点16を記録するなど勝負強い打撃を見せました。一塁手で19失策と守備にやや難あり。解雇の理由は不明です。

*8位 ビティエロ(オリックス)
2001  .275(407-112)22本 83打点 40四死球 OPS.840
イチローがメジャーに移籍した直後の2001年、主に五番打者として活躍しました。22本塁打、83打点はともにチーム2位。出塁率も.351と優秀でしたが、チーム編成上の問題で解雇となりました。

*7位 マイヤー(大洋)
1990  .275(378-104)26本 77打点 44四死球 OPS.876
不振のポンセに代わってパチョレックとともにクリーンアップを組み、26本塁打はチームトップでした。しかし走塁と守備に難があり、故障がちだったこともあって解雇となりました。

*6位 ショート(ロッテ)
2003  .303(472-143)12本 58打点 39四死球 OPS.809
シュアな打撃で打率3割を記録しましたが、球団の方針(?)で解雇となりました。ちなみに2006年からは「リック」として楽天でプレーし、2008年に打率.332で首位打者を獲得しています。

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好成績なのに1年で解雇された外国人野手1~5位

*5位 バティスタ(ソフトバンク)
2005  .263(559-147)27本 90打点 27四死球 OPS.757
前年メジャーで32本塁打、110打点を記録し、2年総額1500万ドルでソフトバンクに入団。27本塁打と長打力は発揮しましたが、チームの若返り策のため解雇。残り1年分の年俸も支払われました。

*4位 コールズ(中日)
1996  .302(513-155)29本 79打点 60四死球 OPS.878
主に一番打者として打率.302、29本塁打の好成績を記録。しかし走塁と守備に難があり、翌年からの本拠地・ナゴヤドームでチームが目指す守備力重視の野球に合わないと判断され、解雇されました。

*3位 シーツ(大洋)
1992  .308(487-150)26本 100打点 46四死球 OPS.907
1987年にメジャーで打率.316、31本塁打、94打点を記録。大洋でも打率308、100打点で打点王とベストナインを受賞しましたが、守備が悪く本塁打数が少ない(?)という理由で解雇されました。

*2位 フェルナンデス(ロッテ)
2003  .303(478-145)32本 100打点 57四死球 OPS.947
打率303、32本塁打、100打点の好成績を残しましたが、ボビー・バレンタイン新監督から守備力の低さを指摘され解雇となりました。その後西武に移籍し、翌年も33本塁打、94打点と活躍しました。

*1位 パリッシュ(ヤクルト)
1989  .268(493-132)42本 103打点 40四死球 OPS.892
メジャー通算256本塁打。ヤクルトで本塁打王を獲得も、野村克也新監督から三振の多さを指摘され解雇。その後阪神に移籍し8月までに28本塁打。しかしひざの故障でシーズン途中で引退しました。

タイトル獲得でクビ?パリッシュとシーツ

打低気味なシーズンが続く最近のプロ野球ですが、その感覚で見ると実にもったいないくらいの好成績を残した選手のオンパレードです。

今なら打率3割か20本塁打が打てれば、どこのチームでも即クリーンアップですからね 苦笑

解雇の理由は、主にその選手の走塁・守備力に難があるか、チーム編成上の問題となっています。しかし、いずれも表向きな理由であって真実はわかりません。

パリッシュやシーツのようにタイトルを獲得したのに解雇されるというのは、選手側からしたら本当に納得できないでしょうね。

シーツに関しては、26本塁打で「本塁打が少ない。」は理不尽すぎます。さらにその後、なぜ他球団が獲得しなかったのかも不思議でなりません。

パリッシュ、フェルナンデス、コールズ、ショートの4人がその後(数年たってからというケースもありますが…)他球団でプレーしています。

フェルナンデスとショートは2006年に楽天で再びチームメイトとなり、お互い打率3割を記録するなど活躍。2008年まで同じチームでプレーしました。

ちなみにフェルナンデスはロッテを退団後、西武、楽天、オリックスと3球団を各2回ずつ(笑)渡り歩き、結局NPBで11年間プレー。通算1286安打、206本塁打を記録する息の長い選手となりました。

それにしてもソフトバンクは、この成績を残したバティスタを750万ドル支払って解雇するのですから、やることが豪快極まりありません 笑

働かずして大金を得たバティスタはモチベーションが低下してしまったのか、翌2006年はメジャーに復帰するもわずか5本塁打に終わり、2年後の2008年に引退してしまいました。

さて最後になりますが、パルメイロ氏を獲得する日本の球団はさすがにないと思います。当然か…笑


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